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【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介

いつの時代も愛され続けたクラシック。

宗教音楽や平和を望んで作られた曲、作曲家自身の葛藤を描いた曲など、作品にはその時代の影響とともに作曲家の思いが込められており、さまざまな背景があります。

そのなかで、本記事では恋愛がテーマとなっている曲をご紹介します。

軽快な曲から哀愁漂う曲、悲しみでいっぱいの曲まで、恋愛がテーマでも曲調はさまざま。

有名な曲からマイナーな曲まで幅広くピックアップしているので、ぜひチェックしてみてくださいね。

【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介(1〜10)

フィガロの結婚Wolfgang Amadeus Mozart

「フィガロの結婚」序曲 モーツァルト
フィガロの結婚Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトが作曲したオペラ音楽。

フィガロを取り巻くさまざまな出来事がありますが、その中の結婚に焦点をあてた作品です。

麗しく華やかであり、ヴァイオリンの流れるようなメロディが印象的です。

このオペラを見ることで、より深く楽しめるでしょう。

ピアノソナタ第14番「月光ソナタ」Ludwig van Beethoven

Beethoven | Piano Sonata No. 14 “Moonlight” in C sharp minor | Daniel Barenboim
ピアノソナタ第14番「月光ソナタ」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1801年に作曲した、ピアノソナタの名曲。

彼のピアノの弟子であり、恋心を抱いた女性ジュリエッタ・グイチャルディに献呈されました。

身分の違いから恋愛を発展させることはできず、グイチャルディはほかの男性と結婚してベートーヴェンのもとを去っていきました。

叶わないとわかっている恋心と、月光に照らされた湖面を連想させる美しい旋律が、見事に融合していますね。

日本では現在でも映画やテレビでよく使用されています。

月の綺麗な夜に、静かに聴いていただきたい1曲です。

謝肉祭Robert Schumann

シューマンが1834年から1835年にかけて作曲したピアノ組曲。

謝肉祭の仮面舞踏会に登場するさまざまな人物を描いた21曲からなる本作は、シューマンの初期の代表作として知られています。

実らなかった恋の相手の出身地、アッシュのドイツ語表記「ASCH」を音名で表記したA、S、C、Hの4音を基に作られたそう。

各曲は短いながらも、シューマンの創造力と独創性が感じられる魅力的な作品です。

複数の管弦楽編曲も存在しており、1910年にはバレエ作品としても上演されました。

ピアノ好きの方はもちろん、シューマンの音楽世界に触れてみたい方にもオススメの1曲です。

【クラシック】恋愛の名曲、オススメの人気曲を一挙紹介(11〜20)

ピアノ協奏曲 第2番より第2楽章Frédéric Chopin

Daniil Trifonov – Chopin: Concerto For Piano And Orchestra No. 2 In F Minor, Op.21 (Arr. by Pletnev)
ピアノ協奏曲 第2番より第2楽章Frédéric Chopin

ショパンが若き日に書いた『ピアノ協奏曲第2番』。

その第2楽章は、ショパンが恋心を抱いていた女性への思いを表現しています。

しかし繊細でナイーブなショパンは、結局相手に思いを伝えられなかったそう。

そんな繊細さが強く感じられる旋律がゆったりと流れ、聴く人の心を優しく包み込みます。

ピアノの美しい音色と、オーケストラの豊かな響きが見事に調和しています。

静かな夜に一人で聴くのもよいですし、大切な人と一緒に味わうのもオススメです。

舞踏への勧誘Carl Maria von Weber

舞踏への勧誘 (ウェーバー) Weber “Invitation to the dance” Op.65 横内愛弓
舞踏への勧誘Carl Maria von Weber

ウェーバーが自分の妻のために作曲した曲。

ウェーバーから奥さんへの愛情を感じられます。

華やかでついつい体を動かしたくなるような旋律が特徴的。

男性から女性への、高鳴る気持ちも表現されているように思います。

明るい恋愛の曲をお探しの方ににピッタリです。

「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn

よく結婚式で耳にする有名な曲です。

メンデルスゾーンが作曲した劇付随音楽『夏の夜の夢』の中の1曲。

ヴァイオリンの華やかな旋律、トランペットのファンファーレが壮大さを感じさせます。

穏やかながらも晴れの舞台にふさわしいですね。

ちょっぴり切ない中間部を挟み、ふたたび最後に向かって盛り上がっていきます。

愛の悲しみFritz Kreisler

Janine Jansen, Antonio Pappano – Kreisler: Liebesleid
愛の悲しみFritz Kreisler

ウィーンの情緒が詰まった名曲。

甘美で表現力豊かなメロディが、聴く人の心に切ない余韻を残します。

1905年に初めて出版されたこの曲は、クライスラーのレパートリーの重要な一部として愛され続けてきました。

彼の繊細な感性が、ヴァイオリンの音色に乗せて優しく響き渡ります。

恋の切なさや喪失感を抱えた時、この曲を聴くと心が癒されるかもしれません。

ゆったりとした3拍子のリズムに身を委ねれば、ウィーンの街並みを散歩しているような気分になれるでしょう。