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【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集

この記事を見ているということはあなたはきっとクラシック音楽が好き。

ある程度作曲家や演奏家など知っており、正直、聴き飽きてる部分もあり、自分の知らない曲、作曲家を探しているところもあるのではないでしょうか。

この記事ではすてきなクラシック音楽ライフを過ごすみなさんに、本日オススメの作曲家や演奏家、時代を問わずクラシックの名曲と名演を日替わりでレビューを紹介します。

交響曲はもちろん、ある時はコンチェルト、ある時はピアノやヴァイオリンのソロだけだったり、現代曲や吹奏楽編成の曲などもあるかもしれません!

きっと今日を彩ってくれるクラシック音楽に出会えるはずです!

【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(1〜10)

ノクターン第2番Frederic Chopin

NobuyukiTsujii / Chopin: Nocturne Op.9 No.2 May 16th, 2022
ノクターン第2番Frederic Chopin

穏やかに流れる美しい旋律と繊細な装飾音が、夜の静寂とともに心に染み入るピアノ曲です。

ショパンが1831年に作曲した本作は、夢のような幻想的な情景や内面の感情を見事に表現しています。

右手の優雅なメロディと左手の調和のとれた伴奏が織りなす世界観は、まるでイタリアのオペラように美しい歌声を思わせます。

1956年のアメリカ映画『愛情物語』では、主題曲『To Love Again』としてアレンジされ、アニメ『クラシカロイド』でも使用されるなど、メディアでの活用も豊富です。

静かに集中したい時や心を落ち着かせたい時にピッタリの一曲で、勉強や読書のお供としても最適な癒やしの名曲といえるでしょう。

「四季」より「春」Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 高音質 FULL
「四季」より「春」Antonio Vivaldi

優美な旋律と自然を描写する巧みな表現力で、まるで春の訪れを目の前で感じているかのような臨場感を味わえる傑作です。

バロック音楽の名手であるヴィヴァルディが1725年に発表したこの曲は、小鳥のさえずりや泉のせせらぎ、突然の雷鳴など、春の情景を鮮やかに描き出しています。

映画やテレビCM、結婚式など、華やかな場面で使用される機会も多く、誰もが一度は耳にしたことがある親しみやすい曲調が魅力です。

勉強や読書のお供として、自然のリズムに身を委ねながら集中力を高めたい時にオススメです。

穏やかな旋律が心地よく響き、長時間の学習でも疲れにくい環境を作り出してくれます。

カノンJohann Pachelbel

もともとのタイトルは「3つのヴァイオリンと通奏低音のためのカノンとジーグ ニ長調」。

カノンはその1曲目です。

パッヘルベルの中で最も知られている曲といえます。

山下達郎の「クリスマス・イブ」の間奏に流れるため、クリスマスには必ず耳にする曲です。

【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(11〜20)

ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

高音質【Clair de lune−Debussy】ドビュッシー-月の光/CANACANA
ベルガマスク組曲 第3曲「月の光」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーさんの作品の中でもっとも有名といっても過言ではない、ピアノの名曲。

静かな夜の空にぼんやりと浮かぶ月と、その光が降り注ぐ神秘的な空間が目の前に浮かぶ、幻想的で美しい作品です。

1905年に出版された『ベルガマスク組曲』の中の1曲ですが、単独で演奏されることも多く、この曲に憧れてピアノを習い始める方も多くいらっしゃいます。

テクニック的にはそれほど難しくないものの、曲の世界観を表現するのは至難の業!

月の浮かぶ風景の写真などを見て、具体的なイメージを膨らませて演奏するのもオススメですよ!

2つのラプソディー第2番Johannes Brahms

ブラームスらしい繊細で美しい旋律を奏でながらも、激しく情熱的なピアノ曲。

劇的な展開を見せながらもあくまで連続性があるところがさすがです。

ブラームスのかつてのピアノの弟子ハインリヒの結婚相手に献呈された曲です。

クライスレリアーナRobert Schumann

「クライスレリアーナ」とは、E.T.A.ホフマンの小説に登場する「楽長クライスラー」から取ったタイトル。

ロベルト・シューマンが1838年に作曲した8曲からなるピアノ曲集で、ショパンに献呈されました。

情熱的でありつつも決して感傷的ではなく、文学的な詩情がダイナミックに表現されている迫力のある1曲です!

バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi

ヴィヴァルディ 「四季」より「冬」 高音質 FULL
バイオリン協奏曲「四季」より「冬」Antonio Lucio Vivaldi

『四季』はヴィヴァルディが作曲した『和声と創意への試み』の中の第1曲から第4曲までを春、夏、秋、冬と名付けたものの総称です。

この「冬」の第1楽章では、実も凍るような冷たい雪景色の様子が描かれています。

これに対し第2楽章では、暖炉のある暖かい部屋の中でゆったりと穏やかに流れる時間が描写されています。

第2楽章のメロディーには、『白い道』のタイトルで日本語の歌詞が付けられています。

この歌はNHK「みんなのうた」でも放送され、幅広い年齢層から広く親しまれていますね。