【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集
この記事を見ているということはあなたはきっとクラシック音楽が好き。
ある程度作曲家や演奏家など知っており、正直、聴き飽きてる部分もあり、自分の知らない曲、作曲家を探しているところもあるのではないでしょうか。
この記事ではすてきなクラシック音楽ライフを過ごすみなさんに、本日オススメの作曲家や演奏家、時代を問わずクラシックの名曲と名演を日替わりでレビューを紹介します。
交響曲はもちろん、ある時はコンチェルト、ある時はピアノやヴァイオリンのソロだけだったり、現代曲や吹奏楽編成の曲などもあるかもしれません!
きっと今日を彩ってくれるクラシック音楽に出会えるはずです!
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【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(11〜20)
シンフォニア・タプカーラ 第3楽章 Vivace伊福部昭

日本の音楽界に重要な足跡を残した伊福部昭さんの力強い管弦楽作品です。
アイヌ文化からインスピレーションを得た本作は、1954年に作曲され、1955年1月にインディアナポリス交響楽団によって初演されました。
躍動感があふれるリズムと大胆な打楽器の使用が特徴的で、アイヌの踊りや祭りの情景を想起させます。
オーケストラ全体が生き生きと奏でる音楽は、まるで映画の戦闘シーンのような迫力があります。
クラシック音楽に新しい息吹を求める方や、日本の伝統と西洋音楽の融合に興味がある方におすすめです。
アトム・ハーツ・クラブ組曲 第1番吉松隆

1997年に作曲された弦楽四重奏のための作品が、ここに登場します。
吉松隆さんが手掛けた本作は、プログレッシブ・ロックにインスパイアされた4楽章構成の斬新な試みがある曲です。
ビートルズやエマーソン・レイク&パーマーを意識した曲調は、エネルギッシュでかつ多彩であり、2000年には弦楽オーケストラ用に編曲され、より壮大な響きを獲得しました。
クラシックの伝統とロックのダイナミズムが融合した本作は、ジャンルの垣根を超えた音楽を求める方におすすめです。
新しい音楽体験をお探しの方、ぜひ耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
サクソフォン協奏曲「サイバーバード」 op.59 (1994) I- 彩の鳥吉松隆

日本を代表する現代作曲家の一人、吉松隆さんが1994年に生み出したこの協奏曲は、サイバー空間を飛ぶ鳥をイメージした斬新な作品です。
アルト・サクソフォンとオーケストラの共演が魅力的で、3つの楽章それぞれに鮮やかな色彩、深い悲しみ、風に乗る軽やかさが表現されています。
本作は連日徹夜で看病をしながら病室で作曲を進めていた吉松さんに「生まれ変わったら鳥になりたい」と言い亡くなった妹に関する個人的な経験も反映されており、生命の儚さや感情の機微が織り込まれています。
クラシック音楽に新しい息吹を求める方や、ジャズやプログレッシブ・ロックのファンにもおすすめの一曲です。
ユーモレスクAntonín Dvořák

「ユーモレスク」は、ヴィソカーの別荘で過ごしている時に描かれた作品です。
ピアノの作品として演奏されるよりバイオリンの作品として演奏されます。
この曲の、バイオリンはとても艶やかです。
聴き手によって、印象が違う曲です。
夜空のようなはかない感じもすれば、お昼時のあたたかな感じや懐かしいような感じもします。
この曲は1度聴いただけで、耳によく残ります。
ロマンチックなおすすめの1曲です。
バレエ音楽「春の祭典」Igor Stravinsky

冒頭のファゴットソロが印象的なこの曲は、不協和音やあまりにも原始的なリズムが当時はセンセーショナルだったようで、初演当時は客席から演奏中にヤジまでとぶような大混乱だったそうです。
吹奏楽編曲もあり、吹奏楽でも良く演奏される曲です。
ハンガリー舞曲5番Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスがドイツの演奏旅行で各地を回っているときにジプシー音楽に魅力を感じ、基づいて編曲した舞曲集です。
ジプシーの民族音楽を大切にしたいと思ったブラームスが採譜してまとめたもので、彼自身の作曲ではないため、彼の曲とちょっと色合いが違うと思う方も多いかもしれません。
その中でもこの第5番は特に有名です。
CMなどにも何度も登場しているのでクラシックファンでなくても聴いたことがある方が多いのではないでしょうか。
【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(21〜30)
トランペット吹きの休日Leroy Anderson

陽気で活気に満ちたこの曲は、1954年にルロイ・アンダーソンさんが作曲した管弦楽作品です。
「休日」というタイトルとは裏腹に、主役である3本のトランペットが細かなパッセージを休みなく吹くという作品です。
軍隊のラッパ吹きの仕事が、決まった時間に合図としてラッパを吹くことで、自由に吹けなかったため、「休みの日くらいは思う存分、ラッパを吹きたい」という気持ちを曲にしたものであるとされています。