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【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集

この記事を見ているということはあなたはきっとクラシック音楽が好き。

ある程度作曲家や演奏家など知っており、正直、聴き飽きてる部分もあり、自分の知らない曲、作曲家を探しているところもあるのではないでしょうか。

この記事ではすてきなクラシック音楽ライフを過ごすみなさんに、本日オススメの作曲家や演奏家、時代を問わずクラシックの名曲と名演を日替わりでレビューを紹介します。

交響曲はもちろん、ある時はコンチェルト、ある時はピアノやヴァイオリンのソロだけだったり、現代曲や吹奏楽編成の曲などもあるかもしれません!

きっと今日を彩ってくれるクラシック音楽に出会えるはずです!

【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(21〜30)

ピアノ・ソナタ第14番「月光」Ludwig van Beethoven

ベートーベンのピアノソナタの中でも、そのポピュラーな旋律によって広く親しまれている作品。

「月光」という呼び名は詩人レルシュターブのコメントから採られています。

第1楽章では夜をイメージするような厳かさをもちますが、第3楽章は一風変わって嵐や稲妻をイメージさせるような激しさがあります。

ベートーベンのさまざまな顔が楽しめる1曲です。

8つの演奏会用のエチュードより「3.トッカーティナ」Nikolai Kapustin

20世紀に活躍したウクライナの作曲家であるカプースチン。

この曲は『8つの演奏会用のエチュード』は、8曲全体で一続きの作品となるように調性の配置などが考えられており、各曲にはロシア語でタイトルがつけられました。

「トッカティーナ」とは小さなトッカータ、つまり即興曲と言う意味で、歯切れの良いリズミックな曲です。

ジャズの語法であるスウィングやブギウギ、ロックやラテンのリズムの使用など、これまでのクラシック音楽ではなじみのなかった要素がちりばめられていて、聴く人を飽きさせない格好いい1曲です!

幻想小曲集作品12より「飛翔」Robert Schumann

冒頭の力強いメロディが有名です。

何回か飛び立とうとする助走のようなメロディや、冒頭のメロディが断ち切られて終わるラストも印象的です。

この曲単独でよく演奏される、派手で指の動きも多いので演奏会向きの曲です。

Robert Schumann

Schumann: Symphony No. 1; The Spring Symphony – Philharmonie Südwestfalen – Live Classical Music HD
春Robert Schumann

春、花のつぼみや、寒さから解き放たれた生き物が活動を始めるかのように、すがすがしい音楽がとても心地よい曲調となっています。

シューマンの人柄、性格は、やはりそのまま音楽に反映されているのではないでしょうか?

この曲独特のリラックス感が好きな人も多いでしょう。

幻想的絵画より「復活祭」Sergei Rachmaninov

ラフマニノフ/組曲 第1番 「幻想的絵画」 4.復活祭,Op.5
幻想的絵画より「復活祭」Sergei Rachmaninov

「幻想的絵画」はどの曲も2台のピアノで演奏される連弾曲です。

ロシア聖教の復活祭の聖歌や、鐘の音の響きが繰り返されながら分厚く重なっていき、最後に「聖なる勝利」にたどり着く様子が描写されます。

重厚な鐘の音に圧倒されます。

竹取物語貴志康一

貴志康一 作曲 「竹取物語」 松本克巳(Vn), ベッセラ・ペロフスカ(pf)
竹取物語貴志康一

バイオリン奏者でもあった貴志康一による、洋風のメロディと和風のメロディが無理なく自然に混ざって非常に聴きやすいバイオリン曲。

湯川秀樹がノーベル賞を受賞した時に祝賀パーティーで演奏されて世界的に有名になりました。

ワルツ「美しき青きドナウ」Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウスII/ワルツ「美しく青きドナウ」|サッシャ・ゲッツェル – NHK交響楽団
ワルツ「美しき青きドナウ」Johann Strauss II

ヨハン・シュトラウス2世のワルツ『美しき青きドナウ』、『ウィーンの森の物語』と『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス2世の「三大ワルツ」と言われています。

オーストリアにおいては、「第二の国歌」と呼ばれています。

この曲は、オーストラリアの統合をドナウの流れに象徴する曲で知られていて、ウィーンフィルの新春コンサートでは必ず演奏される曲としても有名曲ですね。