【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集
この記事を見ているということはあなたはきっとクラシック音楽が好き。
ある程度作曲家や演奏家など知っており、正直、聴き飽きてる部分もあり、自分の知らない曲、作曲家を探しているところもあるのではないでしょうか。
この記事ではすてきなクラシック音楽ライフを過ごすみなさんに、本日オススメの作曲家や演奏家、時代を問わずクラシックの名曲と名演を日替わりでレビューを紹介します。
交響曲はもちろん、ある時はコンチェルト、ある時はピアノやヴァイオリンのソロだけだったり、現代曲や吹奏楽編成の曲などもあるかもしれません!
きっと今日を彩ってくれるクラシック音楽に出会えるはずです!
- クラシックの名曲|一度は聴きたいオススメの作品たち
- 美しすぎるクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- 【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
- かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- J.S.バッハ|名曲、代表曲をご紹介
- クラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- ドヴォルザークの名曲。人気のクラシック音楽
- 【チャイコフスキー】名曲、代表曲をピックアップ!
- バレエ音楽の名曲|定番のクラシックを紹介
- チェロの名曲|奥深い音色を味わえる珠玉のクラシック作品を一挙紹介
- 切ないクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
- 【名作クラシック】涙が出るほど美しい珠玉の名曲を一挙紹介
- 朝のクラシック|気持ちよく目覚めたい方にオススメのクラシック音楽名曲選
【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(21〜30)
無伴奏パルティータ「シャコンヌ」J.S.Bach

『無伴奏バイオリンのためのソナタとパルティータ』第2番の5曲目にあたる「シャコンヌ」。
「シャコンヌ」というのは舞曲の形式を表す名前で、冒頭に短い定型の旋律・和音が登場し、それがその後ひたすら繰り返されていきながら、さまざまに発展していくという形式の曲です。
この曲も冒頭の8小節にテーマが提示され、その構造がその後30回繰り返される間に、無伴奏バイオリンの演奏とは思えないほど壮大な音楽が展開していきます。
ハンガリー舞曲第5番Johannes Brahms

「ハンガリー舞曲集」として、もともと4手のピアノ連弾用のとして作られた曲です。
全部で21曲ありますが、中でもオーケストラ用に編曲された第5番が特に有名で、人気があります。
オーケストラ版以外にもバイオリン版、ギター独奏版があります。
無伴奏チェロ・ソナタKodály Zoltán

チェロの弦の音程を変えて演奏する超絶技巧曲です。
ヨーヨー・マ版が有名ですが、シュタルケル版を推します。
チェロが弦楽器であるとともに打楽器風にも扱われて、中央アジアの音楽を感じさせる野性味あふれた演奏に言葉が出ません。
ピアノ・ソナタ第14番「月光」Ludwig van Beethoven

ベートーベンのピアノソナタの中でも、そのポピュラーな旋律によって広く親しまれている作品。
「月光」という呼び名は詩人レルシュターブのコメントから採られています。
第1楽章では夜をイメージするような厳かさをもちますが、第3楽章は一風変わって嵐や稲妻をイメージさせるような激しさがあります。
ベートーベンのさまざまな顔が楽しめる1曲です。
8つの演奏会用のエチュードより「3.トッカーティナ」Nikolai Kapustin

20世紀に活躍したウクライナの作曲家であるカプースチン。
この曲は『8つの演奏会用のエチュード』は、8曲全体で一続きの作品となるように調性の配置などが考えられており、各曲にはロシア語でタイトルがつけられました。
「トッカティーナ」とは小さなトッカータ、つまり即興曲と言う意味で、歯切れの良いリズミックな曲です。
ジャズの語法であるスウィングやブギウギ、ロックやラテンのリズムの使用など、これまでのクラシック音楽ではなじみのなかった要素がちりばめられていて、聴く人を飽きさせない格好いい1曲です!
竹取物語貴志康一

バイオリン奏者でもあった貴志康一による、洋風のメロディと和風のメロディが無理なく自然に混ざって非常に聴きやすいバイオリン曲。
湯川秀樹がノーベル賞を受賞した時に祝賀パーティーで演奏されて世界的に有名になりました。
ベルガマスク組曲『月の光』Claude Debussy

「月の光」というタイトルから、幻想的な月夜をイメージするこの曲。
しかし、ドビュッシーが描こうとしたのは、ただの月の光の情景ではありませんでした。
この曲は、フランスの詩人ヴェルレーヌの詩集『雅なうたげ』に収められた「月の光」からインスピレーションを受けています。
この詩には、楽しいことや悲しいことという相反するものがこん然一体となった、曖昧な世界が描かれています。
この詩にひかれたドビュッシーは言葉を使わずに、曖昧な「月の光」の世界を描きました。





