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【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集

この記事を見ているということはあなたはきっとクラシック音楽が好き。

ある程度作曲家や演奏家など知っており、正直、聴き飽きてる部分もあり、自分の知らない曲、作曲家を探しているところもあるのではないでしょうか。

この記事ではすてきなクラシック音楽ライフを過ごすみなさんに、本日オススメの作曲家や演奏家、時代を問わずクラシックの名曲と名演を日替わりでレビューを紹介します。

交響曲はもちろん、ある時はコンチェルト、ある時はピアノやヴァイオリンのソロだけだったり、現代曲や吹奏楽編成の曲などもあるかもしれません!

きっと今日を彩ってくれるクラシック音楽に出会えるはずです!

【本日のクラシック】今日聴きたいオススメのクラシック音楽と名演集(21〜30)

「饗宴」黛敏郎

Toshiro Mayuzumi: Bacchanale (1953)
「饗宴」黛敏郎

戦後における日本の映画音楽界を支えた作曲家の黛敏郎さん。

現代音楽やクラシック音楽など幅広い音楽性を持つ音楽家です。

黛さんの作品のなかでもドラマチックな展開をみせるのは『饗宴』。

オーケストラサウンドに加わるサックスのスリリングな演奏が印象的な楽曲です。

ラテンやジャズの要素を取りいれたユーモラスなサウンドを深く体験できるでしょう。

ダイナミックかつせんさいな魅力が詰まった日本のクラシックの名曲です。

力強さを感じられるクラシックをお探しの方はぜひ聴いてみてください。

交響曲第9番「新世界より」第2楽章Antonín Dvořák

ドヴォルザーク 交響曲第9番「新世界より」第2楽章 ヘルベルト フォン カラヤン指揮ベルリン・フィル
交響曲第9番「新世界より」第2楽章Antonín Dvořák

「家路」もしくは「遠き山に日は落ちて」という名前で知られており、日本語歌詞がついています。

自治体によっては夕方をお知らせする音楽として、お店によっては閉店を教えらせする曲として流されることが多い曲です。

行進曲「威風堂々」第1番Edward William Elgar

【音楽】 行進曲「威風堂々」第1番 ~海上自衛隊東京音楽隊~
行進曲「威風堂々」第1番Edward William Elgar

エルガーの行進曲『威風堂々』第1番、日本では『威風堂々』で通っていますが、いろいろ議論があるようです。

それはともかく、さまざまな式典やイヴェントなど演奏される機会が多く、イギリスの作曲家エドワード・エルガーの名を広く知らしめている代表作ですね。

イギリスではこの旋律はもっぱら『希望と栄光の国』と呼ばれています。

この曲は「イギリス第2の国歌」、「イギリス愛国歌」と称されるほど愛されている名曲です。

ジムノペディ第1番Erik Satie

サティ:ジムノペディ No 1 【ピアノ版】
ジムノペディ第1番Erik Satie

「ジムノペディ」は古代ギリシャの神々をたたえる祭典「ジムノペディア」からとられています。

この祭典は、人々が酒によって大騒ぎをし、興奮して死人も随分出るほど激しいものだったそうです。

しかしサティはジムノペディアの様子を描いた静かなたたずまいの古代のつぼを見て曲想を得たため、曲は終始ゆっくりと静かに流れていきます。

この曲には「ゆっくりと痛ましげに」という主題が付けられており、ユーモアとも皮肉とも感じられるサティらしい発想が魅力的な1曲です。

超絶技巧練習曲 第4番 ニ短調 「マゼッパ」Franz Liszt

カシオのデジタルピアノ、プリヴィア(Privia)のCMで使われていました。

動画は楽譜付ですので、ぜひご覧いただきたいです。

ぎっしりつまった音符と怒涛のように流れる音に、目から耳から圧倒されっぱなしです。

竹取物語貴志康一

貴志康一 作曲 「竹取物語」 松本克巳(Vn), ベッセラ・ペロフスカ(pf)
竹取物語貴志康一

バイオリン奏者でもあった貴志康一による、洋風のメロディと和風のメロディが無理なく自然に混ざって非常に聴きやすいバイオリン曲。

湯川秀樹がノーベル賞を受賞した時に祝賀パーティーで演奏されて世界的に有名になりました。

涅槃交響曲黛敏郎

黛敏郎「涅槃交響曲」 Toshiro Mayuzumi “Nirvana Symphony”
涅槃交響曲黛敏郎

「題名のない音楽会」の初代にして最長の司会者・作曲家黛敏郎による、鐘の音に近い音をオーケストラで出そうとしたり、曲の途中で仏教の声明が流れてきたりという斬新過ぎる1曲。

聴いているとトランスしてしまいそうになります。