人生で最も幸せな瞬間の一つである結婚式。
お式や披露宴で流すBGMにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
本記事では、ブライダルで人気の楽曲のなかから、結婚式や披露宴のさまざまなシーンを華やかに、そして感動的に彩るクラシック音楽をピックアップしました。
クラシック音楽には、上品な雰囲気を演出できること以外にも、著作権フリーの作品の場合、Blu-rayなどに映像として残す際にそのまま結婚式で流した音源を使用できる、といったメリットもあります。
ステキな選曲で、最高の瞬間を迎えましょう!
【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(1〜10)
春の歌Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの『無言歌集』から生まれた名作は、爽やかな旋律と明るい曲調で、イ長調の温かみのある音色が心に響きます。
数々の名曲を作り上げたメンデルスゾーンの作品の中でも、この楽曲は優しさと華やかさを兼ね備えた珠玉の一曲。
1844年に出版された本作は、映画やテレビ番組のBGMとしても広く親しまれており、ピアノ独奏だけでなく、ヴァイオリンやフルートなどさまざまな楽器のための編曲版も存在します。
明るく軽やかな雰囲気と洗練された旋律は、結婚式や披露宴のシーンにぴったり。
優雅な気品と温かみのある音色で、大切な一日を彩るすてきなBGMとしてお勧めです。
花のワルツPyotr Tchaikovsky

優雅で夢幻的な世界観を織りなす珠玉の名曲です。
ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーが1892年12月に贈る『くるみ割り人形』の第2幕で演奏される本作は、3拍子のワルツ形式にのせた弦楽器と管楽器の絶妙な掛け合いが魅力的です。
流れるような旋律と豊かなハーモニーが、まるで花々が舞い踊るような幻想的な情景を描き出します。
ディズニー映画『ファンタジア』でも使用され、花々のダンスシーンを美しく彩りました。
ヨーロピアンクラシックとロシアの民族音楽を見事に融合させた本作は、結婚式の入場や退場など、人生の大切な瞬間を優雅に演出したい方におすすめの一曲です。
愛の挨拶Edward Elgar

エドワード・エルガーが、婚約した際に奥さんに贈った作品です。
エルガーは駆け出しの作曲家、奥様は陸軍少尉の娘。
「格差婚」だと周囲から反対されても決してあきらめず、両親の反対を押し切って結ばれた奥様への愛にあふれています。
結婚後、奥様のアリスは献身的にエルガーを支え、音楽家の道の大成へと導きました。
このエピソードだけを見ても、これほど結婚式に最適な曲はないのでは?と思えますよね。
エルザの大聖堂への行列Richard Wagner

荘厳な響きと神聖な雰囲気が印象的な、結婚式の定番曲として愛されてきた名曲です。
リヒャルト・ワーグナーが手掛けた壮大なオペラ『ローエングリン』の中で演奏される楽曲で、1850年8月にヴァイマルで初演されました。
フルートとクラリネットによる繊細な旋律から始まり、次第にホルンやトロンボーンが加わることで、豊かなハーモニーが織りなされていきます。
本作は吹奏楽や管弦楽の編曲版としても人気があり、映画やドラマの神聖なシーンでBGMとしても使用されています。
厳かな雰囲気を大切にしたい結婚式や、人生の大切な瞬間を華やかに彩りたい方におすすめの1曲です。
オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

優雅で繊細な旋律が心に響く名曲です。
植物への愛情を歌うバロック時代のアリアでありながら、穏やかな雰囲気とシンプルな美しさを持ち合わせた珠玉の一曲となっています。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1738年4月にロンドンで発表した本作は、映画『フェイス/オフ』や『セレブレーション』でも使用され、多くの人々の心を魅了してきました。
アルフレード・クラウスさんやセシリア・バルトリさんといった著名な歌手たちによって歌い継がれ、その魅力を輝かせています。
安らぎと感動を届けてくれる本作は、結婚式のセレモニーなど人生の大切な瞬間を優しく彩る、心温まる一曲としておすすめです。