【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽
人生で最も幸せな瞬間の一つである結婚式。
お式や披露宴で流すBGMにお悩みの方はいらっしゃいませんか?
本記事では、ブライダルで人気の楽曲のなかから、結婚式や披露宴のさまざまなシーンを華やかに、そして感動的に彩るクラシック音楽をピックアップしました。
クラシック音楽には、上品な雰囲気を演出できること以外にも、著作権フリーの作品の場合、Blu-rayなどに映像として残す際にそのまま結婚式で流した音源を使用できる、といったメリットもあります。
ステキな選曲で、最高の瞬間を迎えましょう!
【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(1〜10)
春の歌Felix Mendelssohn

メンデルスゾーンの『無言歌集』から生まれた名作は、爽やかな旋律と明るい曲調で、イ長調の温かみのある音色が心に響きます。
数々の名曲を作り上げたメンデルスゾーンの作品の中でも、この楽曲は優しさと華やかさを兼ね備えた珠玉の一曲。
1844年に出版された本作は、映画やテレビ番組のBGMとしても広く親しまれており、ピアノ独奏だけでなく、ヴァイオリンやフルートなどさまざまな楽器のための編曲版も存在します。
明るく軽やかな雰囲気と洗練された旋律は、結婚式や披露宴のシーンにぴったり。
優雅な気品と温かみのある音色で、大切な一日を彩るすてきなBGMとしてお勧めです。
花のワルツPyotr Tchaikovsky

優雅で夢幻的な世界観を織りなす珠玉の名曲です。
ロシアの作曲家ピョートル・チャイコフスキーが1892年12月に贈る『くるみ割り人形』の第2幕で演奏される本作は、3拍子のワルツ形式にのせた弦楽器と管楽器の絶妙な掛け合いが魅力的です。
流れるような旋律と豊かなハーモニーが、まるで花々が舞い踊るような幻想的な情景を描き出します。
ディズニー映画『ファンタジア』でも使用され、花々のダンスシーンを美しく彩りました。
ヨーロピアンクラシックとロシアの民族音楽を見事に融合させた本作は、結婚式の入場や退場など、人生の大切な瞬間を優雅に演出したい方におすすめの一曲です。
愛の挨拶Edward Elgar

エドワード・エルガーが、婚約した際に奥さんに贈った作品です。
エルガーは駆け出しの作曲家、奥様は陸軍少尉の娘。
「格差婚」だと周囲から反対されても決してあきらめず、両親の反対を押し切って結ばれた奥様への愛にあふれています。
結婚後、奥様のアリスは献身的にエルガーを支え、音楽家の道の大成へと導きました。
このエピソードだけを見ても、これほど結婚式に最適な曲はないのでは?と思えますよね。
結婚行進曲Felix Mendelssohn

結婚式の入場シーンを華やかに彩る、フェリックス・メンデルスゾーンの名曲。
1842年に作曲された本作は、シェイクスピアの戯曲『夏の夜の夢』の劇音楽として誕生しました。
明るく希望に満ちた旋律は、新郎新婦の門出を祝福するかのよう。
オーケストラの迫力がある音で奏でられる壮大さが魅力ですが、ピアノやオルゴールアレンジでもステキな雰囲気を演出できますよ。
結婚式はもちろん、記念日や特別な日のBGMとしてもおすすめ。
大切な人との幸せな瞬間を、この曲とともに過ごしてみてはいかがでしょうか。
アンダンテ・カンタービレPyotr Tchaikovsky

民謡の旋律を優雅に織り込んだ弦楽四重奏の名作です。
ピョートル・チャイコフスキーが1871年、モスクワ音楽院の教師時代に作曲した本作は、聴衆の心に染み入るような抒情的な旋律が魅力の一曲。
流麗な弦楽器の響きが、ロマンティックな雰囲気を優しく包み込みます。
映画「戦場のピアニスト」「アナスタシア」でも使用され、その普遍的な魅力は世界中で愛され続けています。
さまざまな編成でアレンジされ、チェロとオーケストラ、ピアノ独奏など多彩な演奏で楽しむことができます。
結婚式や披露宴のBGMとして、穏やかな旋律と温かな感情表現が、大切な一日を優美に彩ってくれることでしょう。
愛の喜びJean Paul Martini

フランスの作曲家ジャン・ポール・マルティーニが1784年に作曲した歌曲であり、声楽やピアノ、バイオリンなどさまざまな形態で演奏される名曲。
エルヴィス・プレスリーさんの『Can’t Help Falling in Love』の原曲としても知られています。
愛の喜びと悲しみを繊細に表現した歌詞と、優美なメロディが特徴的な本作は、マリー・アントワネットのための宮廷音楽家として活躍したマルティーニの代表作として、世界中で愛され続けています。
結婚式や披露宴のBGMとしてもピッタリな1曲。
大切な人への愛を静かにかみしめたいときにオススメです。
オンブラ・マイ・フGeorg Friedrich Händel

優雅で繊細な旋律が心に響く名曲です。
植物への愛情を歌うバロック時代のアリアでありながら、穏やかな雰囲気とシンプルな美しさを持ち合わせた珠玉の一曲となっています。
ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが1738年4月にロンドンで発表した本作は、映画『フェイス/オフ』や『セレブレーション』でも使用され、多くの人々の心を魅了してきました。
アルフレード・クラウスさんやセシリア・バルトリさんといった著名な歌手たちによって歌い継がれ、その魅力を輝かせています。
安らぎと感動を届けてくれる本作は、結婚式のセレモニーなど人生の大切な瞬間を優しく彩る、心温まる一曲としておすすめです。
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

バロック音楽の巨匠、バッハによって生み出された穏やかで温かみのある珠玉の作品です。
1723年に教会カンタータとして作曲された本作は、豊かな調べと美しいハーモニーによって、至福のひとときを演出する結婚式の定番曲として永きにわたって愛され続けています。
透明感のある旋律は、人生の門出を迎えるカップルの未来への希望と喜びを優しく包み込んでくれることでしょう。
イギリスのピアニスト、マイラ・ヘスさんによるピアノ編曲版が1926年に発表され、その後もさまざまな楽器編成での演奏が可能となり、幅広い層に親しまれています。
厳かな挙式シーンはもちろん、フォトスライドショーのBGMとしても最適です。
アメイジング・グレイスアメリカ民謡

神の恩寵による救いと感謝の思いを込めた賛美歌は、1779年にイギリスの牧師によって作られました。
奴隷船の船長から牧師へと人生を変えた作者の深い悔悟の念が込められた本作は、シンプルでありながら心に響く旋律で、賛美歌の枠を超えて多くの人々に愛されています。
バグパイプやアカペラなどさまざまな演奏形態があり、2006年には作者の人生を描いた映画の主題歌としても使用されました。
結婚式や披露宴では、厳かな入場シーンや感動的な演出に相応しい楽曲として人気があります。
シンプルな旋律と深い精神性を持つ本作は、人生の節目となる大切な瞬間を、より一層意味深いものにしてくれることでしょう。
カノンJohann Pachelbel

永遠に色あせることのない美しい旋律が心に響く、誰もが一度は耳にしたことのある優雅な名曲です。
17世紀後半にヨハン・パッヘルベルによって生み出されたこの楽曲は、3本のヴァイオリンと通奏低音による見事な調和を奏でています。
1970年代にジャン=フランソワ・パイヤール指揮の管弦楽団による演奏をきっかけに世界中で愛される曲となり、映画やドラマのBGMとしても数多く採用されてきました。
輪唱のように次々と重なり合う美しい旋律は、結婚式や披露宴での入場シーンを華やかに彩る定番曲として親しまれています。
人生の大切な瞬間に寄り添い、幸せな気持ちを一層高めてくれる本作は、心温まる思い出とともに記憶に刻まれることでしょう。
【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(11〜20)
エルザの大聖堂への行列Richard Wagner

荘厳な響きと神聖な雰囲気が印象的な、結婚式の定番曲として愛されてきた名曲です。
リヒャルト・ワーグナーが手掛けた壮大なオペラ『ローエングリン』の中で演奏される楽曲で、1850年8月にヴァイマルで初演されました。
フルートとクラリネットによる繊細な旋律から始まり、次第にホルンやトロンボーンが加わることで、豊かなハーモニーが織りなされていきます。
本作は吹奏楽や管弦楽の編曲版としても人気があり、映画やドラマの神聖なシーンでBGMとしても使用されています。
厳かな雰囲気を大切にしたい結婚式や、人生の大切な瞬間を華やかに彩りたい方におすすめの1曲です。
弦楽四重奏曲第2番 3楽章「夜想曲」Alexander Borodin

甘美な叙情性と豊かな感情表現を湛えた室内楽の傑作です。
冒頭で奏でられるチェロの高音域による甘く切ない旋律が第1主題となり、やがて第1ヴァイオリンへと受け継がれていきます。
アレクサンドル・ボロディンが1881年に作曲した本作は、20年来連れ添った妻エカテリーナへの深い愛情が込められた記念の楽曲として知られています。
ミュージカル『キスメット』では「And This Is My Beloved」として引用され、ディズニーの短編映画『マッチ売りの少女』でも全編を通して使用されるなど、世界中で愛され続けています。
結婚式や披露宴のシーンを彩る上質なBGMとして、幸せな時間をより一層輝かせてくれることでしょう。
ロマンティックな情景 『エピローグ』Enric Granados

ロマン派音楽とスペインの民族音楽が織りなす優美な調べは、結婚式の厳かな瞬間を彩るのにふさわしい気品を備えています。
エンリケ・グラナドスが1904年に作曲したピアノ曲集『ロマンティックな情景』の締めくくりとなる本作は、右手の甘美なメロディーと左手のアルペジオが見事な調和を生み出しています。
変ホ長調の穏やかな旋律は、新郎新婦の未来への想いを優しく包み込むかのよう。
フランスのレジオンドヌール勲章も受賞したグラナドスの繊細な感性が存分に発揮された珠玉の一曲です。
指輪の交換やケーキカットなど、大切な瞬間の伴奏として、まさに理想的な雰囲気を演出してくれることでしょう。
結婚行進曲Richard Wagner

荘厳な旋律と華やかな管弦楽が織りなす祝祭的な雰囲気が魅力のオペラ曲です。
リヒャルト・ワーグナーが手掛けた『ローエングリン』の一場面から生まれた本作は、ト長調ならではの明るい響きと豊かな和声進行が印象的な曲調となっています。
1850年に初演されて以来、多くのオーケストラやオルガニストによって演奏され、世界中の人々に愛され続けています。
格調が高い中にも温かみのある旋律は、結婚式の入場シーンを彩る定番曲として定着し、映画やテレビ番組でも頻繁に使用されています。
人生の大切な瞬間を演出したい方や、荘厳な雰囲気の中で幸せな時間を過ごしたい方におすすめの一曲です。
歌の翼にFelix Mendelssohn

優雅で穏やかな旋律が印象的な管弦楽曲で、1834年に『6つの歌』Op.34の一部として世に出たメンデルスゾーンの代表作です。
本来は声楽とピアノのために作曲されましたが、その美しい旋律は多くの演奏家によってさまざまな楽器で編曲され、愛され続けています。
2023年4月には、チェリストの佐藤晴真さんがアルバム『Auf Flügeln des Gesanges~メンデルスゾーン作品集』で見事な演奏を披露しました。
まるで翼に乗って空を舞うような軽やかさと優美さを持つ本作は、結婚式や披露宴のバックグラウンドミュージックとして理想的です。
大切な人生の節目に寄り添い、幸せな瞬間をより一層輝かせてくれることでしょう。
ニュルンベルクのマイスタジンガーより第一幕への序章Richard Wagner

結婚式や披露宴の晴れ舞台を彩る名曲といえば、リヒャルト・ワーグナーのオペラ『ニュルンベルクのマイスタージンガー』の第一幕への序章が思い浮かぶという方も多いのでは?
1868年6月にミュンヘンで初演されたこの作品は、豊かなオーケストレーションが特徴的。
ピッコロやフルート、オーボエなど、さまざまな楽器の音色が織りなす華やかな旋律は、新郎新婦の門出を祝福するにふさわしい雰囲気を醸し出します。
16世紀のニュルンベルクを舞台にした物語を反映し、マイスタージンガーたちの活動的な音楽が導入されるなど、ドイツ文化への深い愛情も感じられる1曲です。
G線上のアリアJ.S.Bach

ヨハン・ゼバスティアン・バッハが生み出した『G線上のアリア』は、その穏やかで流れるようなメロディが、結婚式の披露宴における余興演奏にぴったりの選曲といえます。
ピアノで奏でられた時の温かみは、新郎新婦と参列者の心に深い印象を残し、幸せな雰囲気を一層高めてくれるはずです。
さらに、バッハの曲は難しいイメージがありますが、この作品は比較的演奏しやすく、演奏の技術レベルを問わず、心を込めて贈ることができます。
まるで誓いの言葉を音で表しているかのようなこの曲が、特別な日の思い出に色を添えてくれるでしょう。
椿姫 – 乾杯の歌Giuseppe Verdi

イタリアを代表するロマン派音楽の作曲家ジュゼッペ・ヴェルディが手掛けたオペラ『椿姫』から、華やかな宴の場面を彩る二重唱です。
高らかに響くテノールとソプラノの掛け合いが印象的で、ワルツのリズムとともに優雅さと喜びに満ちた雰囲気を醸し出します。
本作は1853年3月のヴェネツィアでの初演時には評価が芳しくありませんでしたが、翌年の改訂版で大成功を収め、以来世界中で愛され続けています。
結婚式や披露宴のパーティーシーンを華やかに演出したい方におすすめです。
明るく軽快な旋律は、お祝いの席にふさわしい晴れやかな気分を高めてくれることでしょう。
乙女の祈り Op.4Tekla Bądarzewska

優美で穏やかな旋律が心に染み入る名曲が、1856年にフランスの音楽雑誌に初めて掲載され、1860年に楽譜として出版されました。
本作は、ポーランドを代表する作曲家テクラ・バダジェフスカの代表作で、当時のヨーロッパで爆発的な人気を博し、多くの家庭で演奏される定番のピアノ曲となりました。
その美しい旋律は、まるで天使の声のように清らかで、静かな祈りの時間を演出してくれます。
映画やテレビドラマの挿入曲としても使用され、ピアノソロだけでなく、ヴァイオリンやチェロ、オーケストラ版などさまざまなアレンジが存在します。
結婚式の厳かな入場シーンや、神聖な誓いの瞬間に寄り添う、上品で華やかな雰囲気を醸し出してくれる珠玉の一曲です。
組曲「惑星」Op.32 H125 第4曲「木星」Gustav Holst

グスターヴ・ホルストさんの代表作である『組曲「惑星」』威厳と活力を兼ね備えたメロディが印象的な第4曲は、平原綾香さんによるアレンジなどでも親しまれています。
1918年9月29日、ロンドンのクイーンズ・ホールで初演された本作の中間部は、後にイギリスの愛国歌にも使用されました。
結婚式や披露宴のBGMとして流せば、会場が荘厳な雰囲気に包まれること間違いなし!
映画やCMなどでも頻繁に使われている名曲なので、クラシック音楽になじみのないゲストの方も心地よく耳を傾けてくれるでしょう。
【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(21〜30)
ユーモレスクAntonín Dvořák

明るく軽快な雰囲気と優美なメロディーが織りなす小品は、ロマン派を代表する作曲家アントニン・ドヴォルザークの代表作として知られています。
1894年の夏に作曲され、ドイツの楽譜出版社ジムロック社から出版された本作は、鉄道マニアとしても知られる作曲者の趣向を反映し、汽車の車輪が回転する様子をイメージした印象的な冒頭部分が魅力です。
アニメ『ちびまる子ちゃん』やスタジオジブリの短編作品『ギブリーズ episode2』でも使用され、その親しみやすさから多くの人々の心を捉えています。
結婚式や披露宴のBGMとして選ばれる機会も多く、柔らかな旋律と上品な雰囲気で式場を彩る、格調が高い一曲としておすすめです。
ボレロMaurice Ravel

フランスの作曲家モーリス・ラヴェルさんが1928年に作曲した管弦楽作品は、同じフレーズが音量を増しながら繰り返されていく様子がインパクト大!
約15分の演奏時間のなかで、オーケストラの各楽器が次々とメロディを引き継ぎ、力強さを増していきます。
パリのオペラ座で初演されたこの曲は、ラヴェルさん自らが予想していたよりもはるかに大きな成功を収め、今日でも世界中で演奏されている名曲となっています。
上品な雰囲気を演出したい新郎新婦にピッタリの名曲です。
愛の夢 第3番Franz Liszt

旋律の美しさが際立つフランツ・リストの作品は、演奏会や発表会だけでなく、映画やドラマなどでも使用され、幅広く親しまれています。
もともとは歌曲として作曲されたこの曲。
のちにリスト自身によってピアノ独奏版に編曲され、現在ではピアノ曲として演奏される機会の方が多く見受けられます。
ロマンチックな曲調は、結婚式にピッタリ!
深みのある音楽で、感動的なお式をさらに盛り上げましょう。
余興で演奏を披露する際にもオススメですよ。
風変りな美女Erik Satie

タイトルも曲もおもしろい曲です。
音楽界の異端児と称され、革新的な技法を次々と取り入れた作品は、ドヴィッシーやラヴェルなどの作曲家も敬意を持ち続けたそうです。
この曲はミュジーカルダンサーに依頼して、作成された曲なので、言葉があるような生きた曲に感じます。
エンドロールなどのBGMにも表現が伝わっていいかもしれませんね。
弦楽四重奏曲 第67番 ひばりFranz Joseph Haydn

ハイドンの弦楽四重奏曲は83番まであるとされているのですが、偽作も見つかり、実際は68番までとされています。
67番のひばりはあまり聴きなれない曲かもしれませんが、タイトル通り鳥がさえずり何か幸せを運んできそうな気持になれるようないい曲です。
新郎・新婦入場・退場曲などにどうぞ。
ピアノ協奏曲 第1番 ホ短調 Op.11 第2楽章「ロマンス・ラルゲット」Frederic Chopin

「フレデリック・ショパンの作品のなかで最も美しい!」と絶賛するピアニストも多い、ピアノの詩人による協奏曲。
ピアノが主体となって奏でる旋律を、弦楽器が優しくサポートする構成が魅力的です。
ショパンの故郷への思いが込められているともいわれる本作は、結婚式や披露宴のBGMとしても人気が高く、感動の演出に欠かせない楽曲の一つとして親しまれています。
ロマンティックな雰囲気に包まれながら、心に残る思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
かなえられた乙女の祈りTekla Bądarzewsk

ピアノ曲で「乙女の祈り」がありますが、曲調はよく似ています。
「乙女の祈り」の方は、少しずつ願いが大きくなってどうぞ願いが叶いますようにと、少しキーが高めの旋律で爽やかな曲ですが、この曲はその続編と考えると、恋が成就したと思える縁起がいい曲です。
キャンドルサービスでも、退場曲でもいいですね。
弦楽セレナード 第1楽章Pyotr Tchaikovsky
第4楽章ある中でもこの第1楽章が重厚的でありながら、ファンタジー的な要素も秘めていて、何か上品で目立つクラシック曲を探しているカップルにはこの曲がお薦めです。
CMなどにも起用されているので、やはりインパクトはあります。
舞踏への勧誘Carl Maria von Weber

結婚式や披露宴に流すBGMは、いくら名曲とはいえ、やはり別れをイメージする曲は避けた方が無難ですね。
この「舞踏への勧誘」はウェーバーが妻へプレゼントした曲で、ヨーロッパらしく、淑女へ踊りを申し込む場面が描かれています。
ピアノ曲ですが編曲されたオーケストラ演奏はキャンドルサービスなどにも上品でいいですね。
四季より秋Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディの「四季」の中で春は有名ですが、秋ってあまり起用されませんが、序盤からインパクトがあり、力強い曲と感じます。
新郎・新婦の登場にもおしゃれなこの「秋」などは、結婚シーズンも春と秋に集中しますので、どちらも上手く起用してもおしゃれですね。
【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(31〜40)
メヌエット第2番ト長調Ludwig van Beethoven

「6つのメヌエット」の中の1曲です。
元々はオーケストラのために作られたメヌエット集だったのですが、ヴェートヴェン自身でピアノの独奏用に編曲され、ヴァイオリンの編曲もされていますが、オーケストラ版は紛失してしまったらしいのです。
迫力ある音楽ではなく、可憐で妖精のささやきのように夢があるような感じは、お食事時間や、お色直しの入場時などにいいかもしれないですね。
アラベスク 第1番Claude Debussy

印象派音楽の巨匠クロード・ドビュッシーの初期作品。
優雅で美しいメロディが特徴的な本作は、ピアノ発表会曲としても人気の1曲。
左手の上下するアルペジオと、リズムの異なる右手のメロディが絶妙に絡み合い、まるで曲線模様が音楽になったかのような美しい音楽を紡ぎ出します。
癒やしの音色に心奪われること間違いなしの、結婚式のBGMにピッタリの作品です。
ピアノの生演奏が付いているプランなら、リクエストするのもよいかもしれませんね。
花の歌Gustav Lange

美しく静かに流れるメロディは、やっぱりお二人の幸せを一つ一つテーブルを回りながら、キャンドルに火をつける曲として邪魔しないBGMとしても、ゆったりして落ち着いて歩けテンポも、タイトルも「花の歌」で美しさをより一層引き立てる感じで向いている曲ではと思います。
女学生Émile Waldteufel

いかにも舞踏会のワルツという曲ですが、貴族の着飾ったきらびやかな世界が浮かんできますので、新郎・新婦の登場曲にも、お色直しでの入場曲でも華やかさを引き立てる曲です。
「女学生」とのタイトルは、学生の楽隊の意をなぜか学生を女性形と誤って略されたものなので、あまり意味がありませんね。
アヴェ・マリアFranz Schubert

美しいメロディに心洗われるフランツ・シューベルトの名曲。
1825年に作曲された本作は、ウォルター・スコットの詩に基づいており、後にラテン語の祈祷文が当てはめられました。
神聖な雰囲気に満ちた曲調であることから、結婚式や葬儀などでBGMとして使用されています。
歌があるとセリフの邪魔になってしまうような場合や、静かなシーンには、ピアノソロやオーケストラバージョンがオススメ。
純粋な気持ちで新郎新婦を祝福する結婚式にふさわしい作品といえるのではないでしょうか。
華麗なる円舞曲Frederic Chopin

名曲は数多くあり、難しいタイトルなど知らなくても、曲を聴けば「どこかで聴いたことがある」と日常の中にもクラシックが身近に存在しています。
この「華麗なる円舞曲」も当然、耳にしたことがある筈です。
ピアノ曲で有名な曲ですがテンポが少し速めですがオーケスラバージョンで、お色直しの新婦登場曲などに華麗という言葉もあり合っているかな。
アンダンテ・フェスティーヴォ JS34Jean Sibelius

フィンランドを代表する作曲家ジャン・シベリウスさんが1922年に作曲した弦楽四重奏のための作品。
後に弦楽オーケストラとティンパニのために編曲されました。
静かで荘厳な音楽は、シベリウスさんのフィンランドへの愛情と自然への敬意を感じさせます。
1939年1月1日にヘルシンキで行われたラジオ放送では、シベリウスさん自身の指揮によって演奏されました。
結婚式や祝典の場面で使われることも多く、厳かな雰囲気を演出したい方にオススメです。
弦楽五重奏曲 ホ長調 第3楽章「メヌエット」Luigi Rodolfo Boccherini

優雅で軽やかな旋律が印象的なルイジ・ボッケリーニの代表作。
特にメヌエットの部分は、バイオリンの美しいメロディとピチカートの伴奏が絶妙なバランスを保っています。
1771年に作曲されたこの曲は、彼がスペイン王室のために書いた作品の一つ。
華やかな宮廷の雰囲気を感じさせる音楽は、結婚式の入場や退場シーンにピッタリですよね。
クラシックを選曲したいけれど、かしこまった雰囲気にはしたくない……そんなお二人にもピッタリの、明るく親しみやすい作品です。
愛のセレナーデRiccardo Drigo

バレエ曲の「百万長者の道化師」の中の1曲です。
ピアノ、フルート、バイオリンがそれぞれの特徴を活かしたエレガントな曲調は、結婚式や披露宴の場でオールマイティに流せるBGMです。
バレエとしては、殆ど上演されない曲ですが、このセレナーデだけはラジオなどで起用されます。
パガニーニの主題による狂詩曲 第18変奏「アンダンテ・カンタービレ」Sergei Rachmaninov

セルゲイ・ラフマニノフさんが作曲した作品でも、癒やされる旋律で特に人気の高い1曲です。
ピアノとオーケストラの織りなす美しい音楽は、多くの人々の心を魅了してきました。
本作は1934年11月に初演されたのち、後映画やCMなどでも使用され、幅広い層に親しまれています。
結婚式や披露宴のBGMとしても人気があり、優雅で感動的な雰囲気を演出するのにピッタリの曲といえるでしょう。
ゆったりとした優美なメロディは、幸せな二人の門出を祝福するかのよう。
大切な人との思い出に寄り添う、心温まる1曲をぜひお楽しみください。
【ウェディングソング】結婚式&披露宴を彩る感動のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(41〜50)
テ・デウムMarc-Antoine Charpentier

耳なじみのよいメロディと心地よいトリルが印象的な楽曲。
明るく美しい讃美歌のような雰囲気でお祝いの場をやさしく包み込んでくれる、結婚式にピッタリの1曲です。
実際に多くの結婚式で用いられており、さまざまなシーンを華やかかつ上品に彩っています。
特に、ゆったりとした落ち着いた雰囲気のお式に合うのではないでしょうか。
ジュ・トゥ・ヴーErik Satie

エリック・サティさんの作品『ジュ・トゥ・ヴー』は、愛情豊かなメロディで知られ、聴く者の心に深い印象を残します。
この曲は結婚式のピアノ演奏にもピッタリで、新郎新婦の幸せな瞬間を一層華やかに彩ります。
穏やかでありながらも情熱的な響きは、2人の未来への期待と喜びを象徴するかのようです。
親族や友人が集い、お二人を心から祝福する特別な場にふさわしい名曲です。
ノクターン 第2番 Op.9-2Frederic Chopin

フレデリック・ショパンが作曲した『ノクターン 第2番 Op.9-2』流麗でゆったりとしたメロディは、結婚式を彩るBGMに最適です。
また、余興で新郎新婦にピアノ演奏を贈る際の楽曲にもオススメですよ。
美しいハーモニーが空間を包み込むなか、愛を誓う二人の幸せな気持ちを音で表現して、感動的なひとときを演出してみてはいかがでしょうか。
口笛吹きと犬Arthur Pryor

アメリカの伝説のトロンボーン奏者アーサー・プライヤーの作品で、曲の頭から口笛らしき音が聴こえてきます。
結婚式に口笛?
と曲のタイトルからすると不謹慎と思われかねませんが、乾杯の後のちょっと一息いれる場で流すにはこういうコミカル的な曲も大事ですね。
思い出František Drdla

ピアノとヴァイオリンのための小作品ですが、特にヴァイオリンが主題となり美しい旋律を奏でます。
タイトルも「思い出」となっており、お二人の思い出のビデオ上映時や、花束贈呈などタイトルの「思い出」に合わせた演出効果が期待できます。
調子の良い鍛冶屋Georg Friedrich Händel

ピアノ曲として有名な曲ですが、チェンバロで演奏された曲調は重厚さを感じさせますが、派手なイメージが隠されており、お色直しの為の退場などには向いているかと思います。
タイトルが「調子の良い鍛冶屋」となっていますが、決してお調子者という意味ではなく、誤解がないように「愉快な鍛冶屋」とも通称ですが呼ばれています。
メヌエットJohann Krieger

小学校の音楽ではリコーダー二重奏曲としてもお馴染みの曲で、ピアノなどでも初心者向けの練習曲としても起用され、決して難しい曲ではありませんが、どこか淋しさを感じさせるメロディは、やはり感謝の気持ちをしっとりと読み上げるシーンなどにぴったりだと思います。
曲が短いのでリピートは必要かもしれませんが・・
ワルツ「ウィーン気質」Johann Strauss II

おとぎの世界での舞踏会で踊っているようなファンタジーで美しい曲です。
定番のケーキ入刀などには、こんな曲もステキですね。
ワルツなのですが、結構盛り上がりの部分などが目立つ曲で、司会者が上手く曲に合わせてお二人を導いて頂ければ、メインの場が盛り上がることはまちがいなしです。
タイスの瞑想曲Jules Massenet

甘美な旋律が心に染み入る、ジュール・マスネの名曲。
1894年にパリ・オペラ座で初演されたこの楽曲は、バイオリンの優美な音色が印象的です。
オペラの物語上で重要な役割を果たす本曲は、主人公タイスの改心と精神的な目覚めを音楽で表現しています。
結婚式や披露宴のBGMとしても人気があり、上品で感動的な雰囲気を演出できます。
オーケストラだけでなく、ピアノソロやバイオリンソロなどさまざまな編曲が存在するため、シーンに合ったものを選んでみてくださいね。
結婚行進曲Toivo Kuula

行進曲というタイトルですが、かなり優雅な感じがしますので、歓談の会食時に静かに場の雰囲気を邪魔しない程よく流れるBGMだと思います。
最後の参列者のお見送りの時に流してもお祝いに来て頂いた方へのお二人の感謝の気持ちを表すにもとてもいい曲だと思います。