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【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集

ボカロが流行し始めた頃、動画は一枚絵を使用するのが一般的でした。

しかし現在、アニメーションや実写、3DCGなどが駆使された、映像として見応えのあるものが数多く存在しています。

曲に合わせて歌詞を出す、という手法も当たり前になりましたね。

最初期は、そういう動画は本当に少なかったです。

この記事では観ていてたまらない、MVにこだわりが感じられるボカロ曲をまとめてみました。

目で、耳で、VOCALOIDの世界を楽しんでみてください!

【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集(1〜10)

はないちもんめチームカミウタ

はないちもんめ/チームカミウタ feat.初音ミク
はないちもんめチームカミウタ

数々のボカロ作品を投稿しているクリエイターユニット、チームカミウタが初音ミクを使って制作した『はないちもんめ』です。

格差社会で生きる事に絶望を抱いている若者を描いています。

勝ち組と負け組に分かれてくり広げる、はないちもんめが何とも不気味なフインキを演出しています。

共感する人も多いメッセージ性の高い楽曲です。

マインドイブZekkai

【初音ミク】マインドイブ【オリジナル】
マインドイブZekkai

2013年から投稿を始めたzekkaiの『マインドイブ』です。

絶望的な歌詞の内容に中毒になってしまいそうです。

女の子が悪魔にみちびかれてしまいそうな動画も考えさせられますよ。

初音ミクの声質や伴奏、動画など全てがうまく組み合わさっている世界観が評判です。

マカロンATOLS

ATOLS – MACARON feat. Hatsune Miku / マカロン feat. 初音ミク
マカロンATOLS

白黒を基調とした背景の中に、カラフルなマカロンが宙を舞う。

淡々とした曲調とその演出がぴたりとハマっている、ATOLSによる『マカロン』です。

2012年に公開されました。

リズムをしっかり捉えた映像の作り込みがとにかくクールです。

静けさと熱いエネルギーという両極端な音楽性がぎゅっと詰め込まれているように感じます。

【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集(11〜20)

リターン・ゼロNEW!Aliey:S

リターン・ゼロ / 足立レイ – Aliey:S
リターン・ゼロNEW!Aliey:S

プログラミング用語をちりばめた前衛的なエレクトロニックミュージックです。

Aliey:Sさんによって2025年10月にリリースされた本作は、足立レイの無機質な歌声が印象的。

そして整数の最大値やオーバーフロー、セミコロンといった専門用語で、記憶容量の限界に達するAIの苦悩が表現されています。

爆発力のあるサビも聴きどころで、頭をガツンとやられたように思えちゃうんですよね。

ぜひこの音の波に飲まれていってください。

そこにはまた迷宮きくお

Kikuo – そこにはまた迷宮 (Vocaloid ver.)
そこにはまた迷宮きくお

独特でハマってしまうと抜け出せない音楽性に定評のあるボカロP、きくおによる楽曲『そこにはまた迷宮』です。

手書き風なタッチの3Dアニメーション作品で、曲の世界観がそのまま表現されています。

ディストピアのような場所を進む少女が行き着く先は……。

アスターはるまきごはん

アスター / はるまきごはん feat.初音ミク アニメMV – Aster
アスターはるまきごはん

MVの紫とピンクのネオンカラーがまぶしくてかっこいい、はるまきごはん2018年の作品。

初音ミクのエフェクティブな歌声が革新的で、圧巻のトラックと合わせて最高のグルーヴが生まれています。

初音ミクに抵抗がある人にも一発で聴いてかっこいいと思わせられるような、突破力がある楽曲です。

言葉遊びd.j.ァネイロ

タイトル通りの言葉遊びに圧倒される、極めて技巧的なナンバーです。

ボカロP、d.j.ァネイロさんによる楽曲で、2025年4月にリリースされたコンピレーションアルバム『音と言葉』に収録、8月にMV公開されました。

ラップのように小気味よく展開する歌と、緻密に設計されたEDMサウンドが最高です。

またYi Xiのクールな歌声が、本作の持つロジカルな魅力を際立たせています。

urabenotaさんとmelonadeさんが手がけたMVも圧巻で、音楽と映像が一体となった表現はまさに芸術。

知的なパズルを解く快感を味わいたい方はぜひ!