【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集
ボカロが流行し始めた頃、動画は一枚絵を使用するのが一般的でした。
しかし現在、アニメーションや実写、3DCGなどが駆使された、映像として見応えのあるものが数多く存在しています。
曲に合わせて歌詞を出す、という手法も当たり前になりましたね。
最初期は、そういう動画は本当に少なかったです。
この記事では観ていてたまらない、MVにこだわりが感じられるボカロ曲をまとめてみました。
目で、耳で、VOCALOIDの世界を楽しんでみてください!
【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集(21〜30)
せかいのはじまりのさいごのうたばぶちゃん

ばぶちゃんの2012年リリースの楽曲『せかいのはじまりのさいごのうた』。
不気味な印象を受けるイントロからストーリーは始まっており、裏で鳴っている音たちがこの曲のアイデンティティになっています。
そして歪みきったドラムなどアイディア満載で、映像も含め、世界観抜群です。
消えないファイル読谷あかね

ノイジーなシンセが鳴り響く、エレクトロニックチューンです。
イラストや映像まで自身で手がけるマルチクリエイター、読谷あかねさんによる楽曲で、2025年8月に公開されました。
消せないデータに自身の後悔を重ねた世界観が秀逸。
過去の過ちが「ログデータ」として積み重なり、自分を蝕んでいく苦しみが描かれています。
重音テトの鋭い歌声が、焦りの気持ちをかき立てるんですよね。
自分を責めてしまう夜に聴くと、きっと心に刺さるはずです。
人間そっくりしじま

ボカロにしか出せない声の連続にどうなっていくのか聴き入ってしまう『人間そっくり』です。
優しくされたいすねている女の子の心の闇を歌った訴えるような歌詞の内容と、壊れていきそうな声が合っています。
シンプルな線で描かれたアニメーションPVは必見です。
偶像崇拝saiB

ディストピア感満載のMV、そしてハードな楽曲。
saiBの『偶像崇拝』というタイトルの曲で、この激しいビートがとても心地の良く聴こえてしまいます。
そんなトラックのパニック感も凄まじいですが、その中で歌う初音ミク、巡音ルカの歌声が神々しく感じられます。
残骸、蒼駆動快

音のかたまりがぶつかってくるようなエレクトロナンバーです。
ボカロP、駆動快さんによる楽曲で、2025年1月にリリースされました。
アヴァンギャルドな空気感の持った独特なサウンドスケープに引き込まれます。
足立レイのノイジーな歌声や、圧の強いスネアに意識が持っていかれるんですよね。
そんなサウンドスケープと、哲学的な歌詞世界とはよく合っている印象。
新しい音楽を聴きたいならぜひチェック!
バベルサーカスコウ

退廃的な世界観のPVとアグレッシブな音像が印象的なこの曲。
ボカロP、コウによる楽曲で2016年に公開されました。
アルバム『Mirror Play』に収録されています。
かなりダークな歌詞と怪しげな曲調にハマってしまう人が続出。
映像制作はEveの『シャルル』のPVも手がけたアボガド6が担当しています。
BURNING梅とら

はば広いジャンルの楽曲を制作している梅とらの『BURNING』です。
曲のリズムにうまくはまっているボカロの声が聴いていて心地よいですよね。
バンド経験もあるという梅とらの作る曲はとにかくかっこいいと評判なんですよ。
メタリックな質感のPVもたまりません。





