RAG MusicVocaloid
素敵なボカロ
search

【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集

ボカロが流行し始めた頃、動画は一枚絵を使用するのが一般的でした。

しかし現在、アニメーションや実写、3DCGなどが駆使された、映像として見応えのあるものが数多く存在しています。

曲に合わせて歌詞を出す、という手法も当たり前になりましたね。

最初期は、そういう動画は本当に少なかったです。

この記事では観ていてたまらない、MVにこだわりが感じられるボカロ曲をまとめてみました。

目で、耳で、VOCALOIDの世界を楽しんでみてください!

【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集(21〜30)

ODDS & ENDSryo

【初音ミク】 ODDS & ENDS – PV Full Ver.
ODDS & ENDSryo

supercellのryoによる楽曲『ODDS & ENDS』。

実写の世界で作られた、ボカロ曲としては珍しいMVが見どころで、スクラップの山や小さなロボットの登場が世界観を作り上げています。

楽曲も生演奏に合わせ初音ミクが歌うアレンジで、なんともドラマチックです。

Cookiewotaku

Cookie / wotaku feat. ルウル/LeuR
Cookiewotaku

デジタル時代の人間関係をスタイリッシュに表現した意欲作です。

数々のヒット曲を手がけてきたボカロP、wotakuさんが2025年3月に公開した本作は、「VoiSona ルウル」の公式デモソングとして制作されました。

洗練されたエレクトロニックサウンドに、オンラインコミュニケーションをテーマにした歌詞がマッチ。

新しくて共感性の高くて、しかもかわいいこの曲。

現代に生きる若い世代にこそ響くものがあると思います。

【映像と音楽】ハイセンスなボカロMV特集(31〜40)

こちらエッキスエスバーバパパ

未来的な音像と洗練された3DCGが魅力のエレクトロナンバーです。

バーバパパさんの卓越したセンスが光る本作は、2024年8月にリリースされました。

小さな存在が大きな存在へ言葉を投げかける不思議な歌詞世界に引き込まれます。

シュールでカオスな表現が特徴的で、インターネットカルチャーとの融合を図っています。

ロシアンハードベースの影響を受けた独自のサウンドは、既存の音楽シーンへの挑戦とも言えるでしょう。

映像と音楽が一体となった作品で、視聴するたびに新たな発見があります。

音楽ファンはもちろん、映像クリエイターやアートファンにもおすすめです。

食卓上の密告解smile dog

人間心理の機微を丁寧に描き出す繊細な表現力で注目を集めているボカロP、smile dogさんの楽曲です。

2024年にリリースされたコンピアルバム『ARKHE』へも収録されていた本作は、テーブルを囲む人々の心情の変化を独特な世界観で表現。

濃密なサウンドスケープ、叙情的な歌詞、アーティスティックなMV、それぞれに深みがあり、引き込まれます。

現代社会における人間関係について考えを巡らせたい方にオススメの1曲です。

過置換ァネイロ

曲にもMVにも圧倒される、ハイセンスすぎるエレクトリックナンバーです。

独自路線を行く音楽性が支持されているボカロP、ァネイロさんによる楽曲で2024年7月にリリースされました。

まずは『過置換』というタイトルを体現するような、最初から最後まで韻を踏み続ける歌詞構成が圧巻。

さらにそれを完璧に可視化した、melonadeさんの手がけたMVもとんでもないです。

多角的な魅力を持つこの曲は、現代芸術の一つと評しても過言でないのかもしれません。

違うよ~ ^ ^A4。

違うよ~ ^ ^ feat.初音ミク・可不 / A4。 (Official Video)
違うよ~ ^ ^A4。

聴く人の心をざわつかせる、そんなパワーを秘めた1曲です。

2025年4月にリリースされたフルアルバムに収録、5月にMV公開されました。

オシャレなサウンドアレンジ、予想できない曲展開が印象的。

そして内に秘めたやるせない思いをブラックユーモアと顔文字でシニカルに描き出した歌詞世界にやられてしまいます。

型にはまらない音楽体験をしたい方や、モヤモヤを斜めから代弁してほしい気分の時に、ピッタリかもしれません。

ぜんぶけしちゃえ!えくしい

ぜんぶけしちゃえ!feat.重音テトSV / Erase everything! ft.Teto Kasane SV
ぜんぶけしちゃえ!えくしい

中毒性がすさまじいボカロチューンです。

えくしいさんによる本作は2024年11月に発表された作品。

「消えていくもの」をテーマを、ドラムンベース、シンセウェーブなどを融合させた実験的なサウンドで表現しています。

重音テトSVのかすれた歌声が、デジタル色の強い音像とぴったり。

例えば「昔好きで聴いていたボカロ曲があり、それを久しぶりに聴こうと思ってネット検索したら、削除されていて一切聴けなくなっていた」そういう経験のある方に、とくに刺さるかもしれません。