DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)の名曲・人気曲
世界的な知名度をほこる日本のヴィジュアル系ロックバンド、DIR EN GREY。
フィンランドといった本場のメタル大国でもフェスに呼ばれるなど、世界的な活躍を収めてきた彼らですが、コンスタントにアルバムをリリースし続けているので、まだまだ世に知られていない名曲が存在します。
キャリアを重ねるごとに、音楽性の幅が広がるバンドは多いですが、彼らは年々音楽性が洗練されていっています。
最新の楽曲もピックアップしているので、彼らの進化を感じながらお楽しみください。
DIR EN GREY(ディル・アン・グレイ)の名曲・人気曲(11〜20)
CLEVER SLEAZOIDDIR EN GREY

2007年発表。
dirといえば、活動初期と現在では作風が大きく異なることファンの間では常識かと思われますが、この曲はなんとなくそのちょうど中間のような印象を受けます。
歌い方は現在の京さんに近いですが、まだ変化の途中といった印象。
あと、PVに虫が映っていますので苦手な方はお気をつけください。
JealousDIR EN GREY

1998年発売、インディーズで発売された彼らの1stシングル曲。
現在まで一貫したエログロな世界観は既に萌芽していますが、初期の作品ということもありサウンドにヘヴィさはなく、ボーカルもクリーンのみでシャウト等は用いられていません。
結成から2年足らずで武道館ライブを行った記録を持つ彼ら、インディーズ当時から相当な人気を誇っていたようです。
RanunculusDIR EN GREY

深い内省と強烈な感情表現が交錯する作品。
本作は2018年9月にアルバム『The Insulated World』に収録され、DIR EN GREYの音楽的成熟を如実に示しています。
重厚なギターリフと繊細なメロディーラインが織りなす独特のサウンドスケープは、リスナーの心に深く刻まれることでしょう。
自己欺瞞や喪失への恐れ、再生への渇望といったテーマが描かれ、聴き手に自己反省を促す力強いメッセージが込められています。
ダークで複雑な音楽性に惹かれる方や、内面の葛藤と向き合いたい方にオススメの一曲です。
Revelation of mankindDIR EN GREY

人間性の闇を探求するヘビーな楽曲。
低音から高音まで、京さんの圧巻の歌唱力が光ります。
2014年12月にリリースされたアルバム『ARCHE』の締めくくりを飾る一曲で、ゲーム『バイオハザード リベレーションズ2』とのコラボレーションも話題を呼びました。
価値観の変遷や自己の成長について深く考えさせられる歌詞は、人生の岐路に立つ方々の心に響くことでしょう。
激しくも内省的な本作は、自分と向き合いたい時や、心を奮い立たせたい時にピッタリです。
The World of MercyDIR EN GREY

10分を超える圧倒的な存在感を放つ大作。
壮大な音楽構成と京さんの変幻自在なボーカルが織りなす音の世界は、リスナーを異次元へと誘います。
静と動が織り交ぜられた展開や、ストリングスの美しさ、重厚なギターサウンドが印象的です。
2019年9月にリリースされた本作は、前作アルバム『The Insulated World』の「最後のピース」として位置づけられています。
人間や社会の「痛み」に焦点を当てた歌詞は、深い感情を呼び覚まします。
激しい部分と静謐な部分の対比が鮮やかで、10分を超える曲の長さを感じさせません。
音楽に深く没頭したい方にオススメの一曲です。