ディキシーランドジャズの名曲。おすすめの人気曲
ニューオリンズで発生したジャズのジャンル、ディキシーランド・ジャズ。
ニューオリンズ・ジャズやホット・ジャズと呼ばれており、クラシック・ジャズの認知度を広めた、非常に重要なジャンルとして知られています。
そんなディキシーランド・ジャズですが、時代が時代ということもあり、有名な曲が少ないんですよね。
というわけで、今回はディキシーランドジャズの名曲を紹介していきたいと思います!
どの曲もクラシックでおしゃれなメロディーなので、雰囲気のあるジャズが好きな人は必見です!
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もくじ
- ディキシーランドジャズの名曲。おすすめの人気曲
- Gotta Give Me SomeTuba Skinny
- JavaAl Hirt
- Milenberg JoysLu Watters
- Sensation RagOriginal Dixieland Jazz Band
- Blues, Take 2Sidney Bechet
- Muskrat RambleFirehouse Five Plus Two
- Dynamite RagJ Russell Robinson
- Nobody Knows You When You’re Down and OutDutch Swing College Band
- Ain’t misbehavin’Louis Armstrong
- Toddlin’ BluesBix Beiderbecke
- West End BluesLouis Armstrong
- What a wonderful worldLouis Armstrong
- Livery Stable BluesOriginal Dixieland Jazz Band
- At the Jazz Band BallBix Beiderbecke
- Mumbo GumboPete Fountain
- Down By The RiversideDukes Of Dixieland
- Who Loves YouNick La Rocca
- 聖者の行進Heartbeat Dixieland Jazz Band
- You’re Gonna Lose Your GalHenry “Red” Allen
- オン・ザ・サニー・サイド・オブ・ザ・ストリートDowntown Dixieland Jazz Band
- ユア・フィーツ・トゥー・ビッグJeff Barnhart and His Hot Rhythm
- Until The Real Thing Comes AlongFats Waller
- Savoy BluesLouis Armstrong & Lonnie Johnson
- ザッツ・ア・プレンティDixieland Crackerjacks
- リバーサイド・ブルースBob Schulz Frisco Jazz Band
- ティン・ルーフ・ブルースRiverboat Dixie Jazz Band
- ベイズン・ストリート・ブルースNorth Oakland Dixieland Band
- ディアー・オールド・サウスランドSmoking Time Jazz Club
- ファイアハウス・ストンプFireHouse
- ストラッティン・ウィズ・サム・バーベキューFriends of Dixieland
- ワーキング・マンズ・ブルースTED SHAFER’S JELLY ROLL JAZZ BAND
- ビッグ・バター・アンド・エッグ・マンGeorge Probert’s All-Stars
- ジャズ・ミー・ブルースBobby Hackett
- マスクラット・ランブルTHE DIXIE KINGS OF HUNGARY
- ウェザー・バードTHE SOUTHERN STOMPERS
- キャナル・ストリート・ブルースThe Fourth Street New Orleans Jazz Band
- チャント・イン・ザ・ナイトMONA’S HOT FOUR
- シェイク・イット・アンド・ブレイク・イットShotgun Jazz Band
- この素晴らしき世界Dannie Balser Band
- キング・オブ・ザ・ズルスThe Hot Jazz 7
- バリン・ザ・ジャックDave Stuckey and the Hot House Gang
- マンディ、メイク・アップ・ユア・マインドTurk Murphy’s Jazz Band
- There ain’t no land like Dixieland to meAndy Schumm’s Bixologists
- シュガー・フット・ストンプEthmer Roten Dixieland Jazz Septet
- オー!・ディドント・ヒー・ランブルMission Gold Jazz Band
- I’ve Lost My Heart in DixielandOriginal Chicago Five
- I’m Gonna Stomp, Mr. Henry LeePhil Ogilvie’s Rhythm Kings
- ザ・マイナー・ドラッグHIIGH SIERRA JAZZ BAND
- チャイムズ・ブルースDevil Mountain Jazz Band
- ヒービー・ジービーズHarbour Jazzband
ディキシーランドジャズの名曲。おすすめの人気曲(1〜20)
Dynamite RagJ Russell Robinson

インディアナ出身のジャズ、ラグタイム作曲家、J・ラッセル・ロビンソンさんが作曲した名曲『Dynamite Rag』。
ブラス楽器だけでなく、コミカルな音色のパーカッションも加わっているため、にぎやかな雰囲気がただよいます。
J・ラッセル・ロビンソンさんは、10代の頃からピアニストとして活躍し、そのまま音楽家としての人生を全うしました。
そんな彼ですが、実は驚くことに、幼い頃にポリオを患い、右手は完全に使える状態ではありませんでした。
それでも演奏をやめようとしなかった彼は、独自のテクニックを築きあげたそうです。
Nobody Knows You When You’re Down and OutDutch Swing College Band

1945年に結成されたジャズ・バンド、ダッチ・スウィング・カレッジ・バンド。
ディキシーランド・ジャズといえば、アメリカのニューオリンズというイメージが強かった時代に、大活躍したオランダ出身のジャズバンドです。
主にヨーロッパで活躍していましたが、その優れた音楽性から徐々に国際的な人気を集めました。
こちらの『Nobody Knows You When You’re Down and Out』は、そんな彼らを代表する作品の一つです。
Ain’t misbehavin’Louis Armstrong

1955年に録音されたディキシーランド・ジャズの名曲『Ain’t misbehavin’』。
邦題では『浮気はやめた』とされており、ヤンチャだった男性が、心を改めるような内容が描かれています。
作曲を担当した、ファッツ・ウォーラーさんは、この曲を書いていた当時、前妻に扶養料を払わなければならない時期だったそうです(笑)。
ある意味、バックボーンが強く反映された作品だといえる、彼のプライベートが垣間見られる楽曲ですね。
ルイ・アームストロングさんのディープな歌声と、自由なトランペットソロが楽しみたい方も必見の作品だといえるでしょう。
Toddlin’ BluesBix Beiderbecke

1920年代のジャズ文化発展にもっとも貢献したと言っても過言ではないジャズ・ミュージシャン、ビックス・バイダーベックさん。
即興演奏を得意とするプレイ・スタイルは、1950年代に流行するクール・ジャズの代表格であるマイルス・デイビスさんやチェット・ベイカーさんなど多くのジャズ・ミュージシャンに多大な影響を与えました。
ジャズのバラード・スタイルを開拓した功績に説得力があり、気持ちのこもった哀愁の雰囲気がただようメロディー・ラインに、感情を揺さぶられます。
West End BluesLouis Armstrong

ジャズボーカリスト兼、トランペッターのルイ・アームストロングさんが演奏した名曲『West End Blues』です。
ルイ・アームストロングさんの師匠でもあった、ジョー・キング・オリバーさんというジャズ作曲家が、1928年に作曲したもので、今でもジャズのスタンダードとして認知されています。
中でも有名になったのがこちらのバージョンです。
この楽曲のイントロに当たる部分ですが、ルイ・アームストロングさんが加えたアレンジで、彼が学んでいたテキストに出てきた練習フレーズからもじっていると言われています。
What a wonderful worldLouis Armstrong

サッチモの愛称でも知られているルイ・アームストロングさんの代表曲の一つ、『What a wonderful world』。
1967年に発表されたこの曲は、国内外を問わず、さまざまなCMなどで起用されています。
ジャズのスタンダード・ナンバーとして、さまざまなアーティストがカバーしているので、聴いたことのある方も多いのではないでしょうか。
平和な世界を夢見て描かれたこちらの曲は、元気が出ず、落ち込んだときに聴くと前向きになれます。