【懐かしい】ボカロシーン初期の名曲まとめ
2007年に登場した初音ミクをきっかけに、ネットを中心に広がり続けてきたボカロシーン。
みなさんにも思い出のあの曲、あの作品があるんじゃないでしょうか。
さて今回これからご紹介していくのは、シーンの最初期を彩った名曲の数々。
「ここからボカロ文化は始まった」と言っても過言ではない楽曲がたくさん登場します!
懐かしむも良し、ボカロの歴史を勉強するつもりで聴くも良しな内容です!
ぜひ最後まで見ていってくださいね。
【懐かしい】ボカロシーン初期の名曲まとめ(21〜30)
サンドリヨンシグナルP

さまざまなボカロを使いこなしており、幅広いテーマの楽曲を手がけるシグナルPさんが2008年に制作した『サンドリヨン』。
愛しあう2人の恋愛感情が高まる様子を描いており、大人の関係性をイメージさせる艶やかな世界観に仕上がっています。
華やかなシンセの音色を取り入れたダイナミックなエレクトロサウンドからも、加速する恋の情熱が伝わるでしょう。
初期のボカロシーンを彩る初音ミクとKAITOのデュエットにより、壮大な世界観を作り上げるボカロ曲です。
ピエロkei

サーカスのピエロの内面を描いた、切なくも温かい楽曲です。
KEIさんによる楽曲で、2010年6月に公開されました。
軽快なテンポ、ロックテイストのサウンドが印象的。
そして歌詞に描かれた、観客の少女との交流を通じて本当の自分を取り戻していくピエロの様子に胸打たれます。
真っすぐな言葉を通じて伝わってくる優しさがステキなんですよね。
心が疲れているとき、とくに沁みる1曲だと思いますよ。
【懐かしい】ボカロシーン初期の名曲まとめ(31〜40)
カンタレラ黒うさP

『千本桜』などの代表曲を持つボカロPの黒うさPさんが2008年にリリースした『カンタレラ』。
中世ヨーロッパで使用された薬がタイトルに使用されており、男女のスリリングな恋愛模様を歌う楽曲です。
漫画や小説などをはじめ、舞台化されるなどのメディアミックスを展開しています。
弦楽器と金管楽器の豊かな音色を生かした演奏からも、舞台上で踊る2人の姿が思い浮かぶでしょう。
艶やかな大人の関係性を描いた歌詞をつつみこむような、初音ミクとKAITOのコーラスワークが絡み合うボカロ曲です。
悪食娘コンチータmothy

悪ノP名義でも知られているmothyさんによる楽曲で、2009年にニコニコ動画で公開。
mothyさんが展開した「七つの大罪」シリーズの「暴食」がこの作品です。
食べても食べても食欲が収まらない女性を主人公にしたストーリー性のある歌詞が特徴。
「この曲は他のシリーズ曲とどうつながっているんだろう」と発表当時、聴き比べまくっていた方もいるんじゃないでしょうか。
幻想的、かつ狂気的な世界観が今なお、ファンの心をつかんで離しません。
celluloidbaker

ポップスからバラードまで幅広い楽曲を手がけるボカロPのbakerさん。
彼が2007年に制作した『celluloid』は、初期のボカロシーンの中でも存在感のある楽曲として注目を集めました。
愛する人と過ごした幸せな日々を思い出して、つい切ない心情を抱える姿を描いています。
美しいピアノの音色を取り入れたエモーショナルなバンド演奏と初音ミクのピュアな歌声がマッチ。
悲しみや切なさを受け入れることが難しい日々の中で、前向きに生きようとする勇姿を描いた初期のボカロ曲です。
ワンダーラストsasakure.UK

『トンデモワンダーズ』『フューチャー・イヴ』なども手がけた、ボカロシーンの第一線で活躍し続けているボカロPの1人、sasakure.UKさんによる楽曲で、2009年2月に発表されました。
予想できない曲展開とチップチューンを入れ込んだ前衛的なサウンドが特徴的な作品です。
このころからすでに「sasakure.UKさんの音楽」って感じで良いですよね。
発表から時間がたった今でも「新しい」と思えてしまいます。
2019年にリメイク版が投稿されていますので、まだの方はぜひ!
朝焼け、君の唄。ほえほえP

『ハロ/ハワユ』などの代表曲を持つことで知られるボカロPのほえほえPさん。
彼が2009年に制作した『朝焼け、君の唄』は、初期のボカロシーンで人気を集めたロックナンバーです。
思いを寄せる人への気持ちがあふれる場面を描いており、胸が熱くなるような切ない恋心を歌い上げています。
四つ打ちのビートで展開する情熱的なバンド演奏からも、エモーショナルな感情が伝わるでしょう。
さまざまな情景が思い浮かぶ歌詞とともに、初音ミクの歌唱がじんわりと心に響くボカロ曲です。