沖縄の夏の風物詩である伝統的なエイサーにおすすめな、踊りたくなる曲や定番曲を紹介していきます。
お盆に祖先の霊を送迎するために踊られたのが始まりとされ、今では沖縄以外でもイベントが開催されています。
どの曲も沖縄の風土や人柄が表れたような、明るく楽しい気持ちにさせてくれるんですね。
エイサーでの選曲はもちろん、そういった場面によくなじむ、力強く晴れやかな沖縄の歌をじっくりと楽しみたいときにもぜひ聴いてみてください。
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【沖縄の伝統芸能】エイサーの定番曲、踊りたくなる歌特集(1〜10)
唐船ドーイ

有名な琉球民謡に、速いテンポで手首を左右に振る踊り「カチャーシー」のための曲があります。
そのような、いわばカチャーシーソングの代表作が今回紹介する『唐船ドーイ』なんです。
また、エイサーではトリで歌われる祝い歌としてこの曲が遠い昔から愛されているようですよ。
「唐から船がやってきたというのに、すぐに走り出さないおじさんがいるようで……」というストーリー仕立ての歌詞も、この曲の非常に味わい深い部分なんです。
ダイナミック琉球イクマあきら

福岡出身のシンガーソングライター、イクマあきらさん。
彼の『ダイナミック琉球』は、2008年に沖縄限定というめずらしい形式でリリースされたシングルなんです。
「イーヤーサーサー」などの沖縄のかけ声や太鼓の音が、民族音楽らしい雰囲気を感じさせてくれる一方で、エレキギターのソロが入る部分もあるのがとってもユニーク。
その前衛的なサウンドは聴いているうちに踊りだしたくなりそうで、まさにエイサーにはピッタリの曲といえそうですね。
久高万寿主

エイサーで歌われる沖縄民謡の中でも特に耳に残りやすいのが『久高万寿主』。
「クーダーカー」と「スリサーサー」というかけ合いが特徴的で、一度聴けばこの部分は覚えられちゃいそうですね!
ちなみに、沖縄音楽を演奏するバンドであるパーシャクラブは、この曲をバンドアレンジでカバーしていてそちらも非常に有名なんですよ。
電子サウンドを使わないアコースティックなアレンジが心地よいので、よければそちらも聴いてみてくださいね!
仲順流り

『仲順流り』は「ちゅんじゅんながり」と読み、エイサーでよく使われる伝統的な沖縄民謡なんです。
この曲は、聴いているうちにだんだんポジティブな気持ちになるような、エネルギッシュな雰囲気が魅力。
沖縄民謡がもつ独特の音づかいを用いたメロディーも、他の地域では感じられないようなオリエンタルな空気感を味わわせてくれます。
晴れた日に遠くの空を見ながら聴くと、周りの風景とこの曲のイメージがよくマッチしそうですよ!
豊年音頭

アップテンポな音頭のリズムが気持ちいい『豊年音頭』。
この曲は手首を左右に振りながら速いスピードで踊るための琉球民謡、「カチャーシー」というジャンルの曲なんです。
カチャーシーソングの代表作である『唐船ドーイ』とともに、この歌は沖縄では非常にポピュラーなんですよ!
ところどころ裏拍を強調した太鼓のフレーズが印象的な本曲は、まるで沖縄民謡版のロックンロールといった感じ。
これはエイサーで踊らずにはいられませんね!
スーリ東節

『スーリ東節』は、明るい曲調でエイサーにはピッタリの1曲。
「スーリ」はいわゆる沖縄の合いの手のような言葉で、さまざまな沖縄民謡に登場します。
また、この曲はほがらかな雰囲気の一方で、歌詞はさまざまな解釈ができるミステリアスな内容となっていて、なかなか奥が深いんですよ。
ちなみに「東」という字は「あがり」と読み、この曲のタイトルはそのまま冒頭の歌詞となっています。
このような形式は沖縄民謡ではよく見られるそうなので、機会があったらぜひ他の例もないか探してみてくださいね。
いちゅび小節

愛している男性のことを想う女性が、いちごを取りに行くという内容の『いちゅび小節』。
「いちゅび」はいちごのことを表していて、かわいらしい言葉の響きがしますね。
実はこの曲、不思議な歌詞がクセになる沖縄民謡なんです。
この歌詞の正確な解釈は、琉球方言が理解できる現地の人でもなかなか難しいそう。
そんな謎に包まれたこの歌ですが、曲調は跳ねるようなリズムが気持ちいい明るい雰囲気で、エイサーの雰囲気とはよく合いそうですね!





