【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲
日本で戦争が終わったのは1945年のこと。
今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。
しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。
そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。
この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。
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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(1〜20)
島唄THE BOOM

1992年リリースのTHE BOOMの大ヒットソング、そして彼らの代表曲でもある『島唄』。
沖縄出身のシンガーによって歌われることが多かった沖縄音楽を、沖縄出身ではない宮沢和史さんが歌ったことでも話題になりました。
青い海とゆったりした時間を感じる沖縄には、過去に悲惨な戦争の悲劇が起こったことは忘れてはいけません。
この『島唄』は歌詞の意味を考えながら、じっくりと聴いてほしいオススメの曲です。
さとうきび畑森山良子

第二次世界大戦末期の沖縄戦では兵士だけではなく、民間人も多数犠牲になりました。
悲惨な戦争を繰り返してはならないという思いが一層高まる楽曲が森山良子さんが歌う『さとうきび畑』ではないでしょうか。
夏のさとうきび畑を吹き抜ける風の音を表現した、何度も繰り返されるフレーズが印象的ですよね。
戦争で亡くなった方々の魂を鎮めるように、森山さんの淡々と歌い上げる美声に涙があふれます。
若い世代の方にもぜひ聴いていただきたい名曲ですね。
青空THE BLUE HEARTS

1989年リリース、メンバー真島昌利さんが作詞作曲した楽曲です。
タイトル『青空』は「あおいそら」と読みます。
リリース以来人気の楽曲で、高橋優さんや竹原ピストルさんほか、多くのアーティストがカバーしています。
テレビの向こう側、海外では戦争や銃を持つことが日常当たり前の国があることを知ります。
優しいメロディーと素朴な言葉の中に、深いメッセージが込められた名曲です。
ウージの唄かりゆし58

『アンマー』の代表曲で知られる沖縄出身、沖縄在住のバンドかりゆし58が2006年にリリースした『ウージの唄』。
タイトルにある「ウージ」は沖縄弁で「さとうきび」の意味。
沖縄の戦争の悲惨な体験を乗り越えてきた沖縄の現実を歌っています。
深い悲しみから生きることへの希望を表現していて、前向きな気持ちにさせてくれます。
沖縄の歴史と平和に向かう強い思いを感じる名曲です。
時ノ雨、最終戦争Orangestar

戦争の悲惨さと愚かさを鋭く切り取った楽曲です。
Orangestarさんの繊細な感性が、ピアノを中心とした透明感あふれるサウンドに乗せて表現されています。
善と悪の対立、終わらない戦争の愚かさを、個人の視点から描くことで、多くのリスナーの心に響く作品に仕上がっています。
2016年11月にリリースされたミニアルバム『未収録OSC』に収録された本作は、Orangestarさんの音楽的多様性を象徴する1曲として高い評価を得ています。
戦争や社会問題について考えるきっかけを求めている方、また、心に響く深い歌詞とメロディを楽しみたい方にオススメです。