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戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲

戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲
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戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲

世界には戦争や環境問題など、さまざまな社会問題が日々あふれています。

問題に対して一生懸命動く人もいれば、納得のいかない政策ばかりでやきもちさせられる、なんてこともありますよね。

この記事では、さまざまな社会問題に対しての思いを歌った曲を紹介します。

戦争反対、原爆の恐ろしさ、戦火にさらされる子供たち、環境問題で失われた自然、動物愛護など、あらゆる社会問題に踏み込んだ曲を集めました。

音楽を通じて、今一度世界が抱える社会問題に目を向けてみませんか。

戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(1〜10)

クスノキ-500年の風に吹かれて-NEW!福山雅治

長崎に今もなお生き続ける被爆クスノキを題材にした作品です。

500年という長い時を生き、過酷な歴史を乗り越えてきた生命の力強さが、福山雅治さんの芯のある歌声でつづられています。

この楽曲は、2014年4月発売のアルバム「HUMAN」に収録されたナンバーを、約11年の時をへてオーケストラと合唱を加えリアレンジしたもの。

その荘厳な響きは平和への祈りをいっそう深く感じさせます。

本作の収益の一部が被爆樹木の保存基金へ寄付されるというのも、音楽の力を感じられてステキですよね。

歴史に思いをはせながら、明日を生きる力をくれる、心に深く刻まれる名曲です。

JAMTHE YELLOW MONKEY

ロックバンド、THE YELLOW MONKEYの9枚目のシングル曲。

ヘヴィな音像と憂いを帯びたメロディーを軸にした、バラードナンバーです。

不安や悩みを抱えている様子を描きながら、世の中を皮肉めいた視線で見つめて歌っています。

家路NEW!from00, 悠稀。, 三栖

悠稀。, 三栖 – 家路 – 【Artistic short film】
家路NEW!from00, 悠稀。, 三栖

令和生まれのクリエイターが集う音楽プロジェクトfrom00が、2024年10月に公開した作品です。

ボーカルを務める悠稀さんの透明感のある歌声が、作詞作曲を手がけた三栖さんの情緒的な旋律にのって心に響きます。

戦争を前にした世代の無力感や社会への問いかけを内包しつつ、「無力だとあきらめてしまっている世代へ伝えたい」という思いで作られた本作。

どうしようもない現実への葛藤を抱えながらも、平和への祈りを手放したくないと感じる人々の心に、深く寄り添ってくれるのではないでしょうか。

青空THE BLUE HEARTS

【公式】ザ・ブルーハーツ「青空」【5thシングル(1989/6/21)】THE BLUE HEARTS / Aozora
青空THE BLUE HEARTS

社会問題への痛烈な批判と希望を込めた一曲です。

差別や偏見に苦しむ人々の声を代弁し、青空の下で平等に生きる大切さを訴えかけます。

1987年のインディーズデビュー時にリリースされ、その後のメジャーデビューへの足がかりとなりました。

アニメ映画『カラフル』のエンディングテーマにも起用され、幅広い世代に愛されています。

世の中の歪みに疑問を感じている方、希望を見失いそうな方に聴いてほしい1曲。

この歌を聴けば、きっと前を向いて歩み出す勇気が湧いてくるはずです。

ずっと嘘だった斉藤和義

ずっと嘘だった / 斉藤和義 YouTube版 (歌詞付き)
ずっと嘘だった斉藤和義

シンガーソングライターの斉藤和義さんが自身の楽曲『ずっと好きだった』を替え歌した反原発ソングです。

東日本大震災の原発事故と政府の対応について風刺した、痛烈なメッセージが描かれています。

この曲を自らの意思で撮影し、配信した斉藤和義さんに驚かされます。

Horse RidingNEW!the HIATUS

the HIATUS – Horse Riding 【日本語字幕入り】(Music Video)
Horse RidingNEW!the HIATUS

荘厳なアコースティックギターの音色で幕を開ける本作は、まるで歴史の大きなうねりのなかをかけ抜けていくかのような壮大な1曲。

「繰り返される争いを断ち切り、穏やかな日々を守りたい」という切実な願いが、音楽からも映像からも伝わってきます。

この楽曲は、the HIATUSが2013年7月に発表し、オリコン10位を記録したEPの表題曲。

新メンバーである伊澤一葉さんの加入が、ピアノの音色でサウンドに一層の深みを与えています。

世界の理不尽さに胸を痛めながらも、明日へ一歩踏み出そうとするあなたの心に、きっと力強い光を灯してくれるはずです。

広島の空NEW!さだまさし

1987年に制作され、記念アルバム『月虹』などにも収録された、平和への祈りが込められた作品です。

長崎出身のさだまさしさんが、広島の悲劇を叔母の被爆体験に基づいて描いた楽曲で、静ひつなアコースティックサウンドと切なく透明感のある歌声が印象的。

毎年8月6日に長崎で行われるコンサートで必ず歌い継がれています。

歴史の事実を後世に伝えるという、さだまさしさんらしい使命感が伝わってきますね。

戦争の記憶が遠のいていく現代だからこそ、じっくりと耳を傾けたい名曲です。

平和の尊さについて、静かに思いを巡らせてみてください。

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