戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲
世界には戦争や環境問題など、さまざまな社会問題が日々あふれています。
問題に対して一生懸命動く人もいれば、納得のいかない政策ばかりでやきもちさせられる、なんてこともありますよね。
この記事では、さまざまな社会問題に対しての思いを歌った曲を紹介します。
戦争反対、原爆の恐ろしさ、戦火にさらされる子供たち、環境問題で失われた自然、動物愛護など、あらゆる社会問題に踏み込んだ曲を集めました。
音楽を通じて、今一度世界が抱える社会問題に目を向けてみませんか。
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戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(11〜20)
虹色の戦争NEW!SEKAI NO OWARI

ポップでどこか幻想的なサウンドとは裏腹に、痛烈なメッセージが突き刺さるSEKAI NO OWARIの1曲です。
本作は、花や虫といった小さな生き物の視点から、人間が掲げる「平和」や「自由」のぎまんを暴いていきます。
私たちが気づかずに、あるいは気づかないふりをして参加している「見えない戦争」をテーマにしているのが、なんともSEKAI NO OWARIらしいですよね。
この作品は2010年4月にリリースされたインディーズ時代の名盤『EARTH』の収録曲。
当たり前の日常が誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない、そんな気付きを与えてくれる楽曲です。
腰まで泥まみれNEW!元ちとせ

静かに、しかし鋭く胸に突き刺さる、物語のような1曲です。
本作は、アメリカのフォークソング歌手、ピート・シーガーさんが1966年に書き上げた楽曲。
指導者の誤った判断によって部下たちが犠牲になるという、アメリカで実際に起きた事件を基にした悲しい物語が歌われています。
奄美のシマ唄をルーツに持つ元ちとせさんの、深く静かな怒りすら感じさせる歌声と、戦争の非合理性を淡々と綴る歌詞が見事に融合していますね。
2015年7月に発売された名盤『平和元年』に収録されたこの楽曲。
物語に描かれた理不尽な現実に、平和の尊さを改めてかみしめる方もいらっしゃるかもしれません。
THE WAR SONGNEW!山下達郎

ファンクとソウルが織りなす高揚感のあるサウンドにのせて、争いのない世界への祈りが歌われる、山下達郎さんの楽曲です。
1986年4月に発売され、第28回日本レコード大賞の優秀アルバム賞に輝いた名盤『POCKET MUSIC』に収録された1曲。
「戦争」という重いテーマを掲げながらも、本作から伝わるのは国益といった小さな枠組みではなく、地球全体で共存していく未来への強い願いです。
悲しみや絶望ではなく、むしろ希望に満ちた力強いエネルギーが、聴く人の心を揺さぶります。
当たり前の平和な日常がどれほど尊いものか、改めて考えさせられるのではないでしょうか?
平和の琉歌サザンオールスターズ

戦争の痛みと平和への願いを静かに語りかけるサザンオールスターズのナンバー。
アルバム『海のYeah!!』に収録され、1998年6月にリリースされました。
沖縄を舞台に、戦後の傷跡と癒えない心の痛みを描きつつ、愛と希望の大切さを伝えています。
桑田佳祐さんの温かな歌声が、聴く人の心に寄り添うように響きます。
平和を願う気持ちが強くなったとき、ぜひ耳を傾けてみてください。
美しい旋律と深いメッセージが、きっと心に染み入ることでしょう。
家路NEW!悠稀。, 三栖

「00年代生まれが作る令和の反戦歌」をコンセプトに、シンガーの悠稀さんとコンポーザーの三栖さんが手がけた壮大な1曲です。
本作で描かれるのは、ありふれた日常の風景を通して見る、戦争のおろかさと平和の尊さ。
誰かの犠牲の上に成り立つ平和への罪悪感や、何もできない無力感という、現代を生きる世代の複雑な心境が歌われているのも印象的ですよね。
この楽曲は2024年10月に音楽プロジェクトの一環として公開されました。
日常の尊さを改めて感じたいときに聴けば、きっと心に深く響くでしょう。
NO 〜命の跡に咲いた花〜ストレイテナー

戦争への強い反対メッセージを込めたストレイテナーの楽曲。
2015年7月に発表されたこの曲は、終戦70年を記念して作られました。
過去の喪失を乗り越え、未来への希望と決意を新たにする力強い歌詞が心に響きます。
アルバム『COLD DISC』にも収録され、オリコンチャートで19位を記録。
長崎出身のホリエアツシさんが、母校の生徒たちと合唱する姿が話題に。
戦争や平和について考えたいとき、この曲を聴いてみてはいかがでしょうか。
透明感あふれるボーカルと繊細な旋律が、聴く人の心に深く染み入ります。
戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(21〜30)
マシンガンをぶっ放せMr.Children

ミスチルの略称で知られ、J-POPファンであればその名を知らない人はいないであろうモンスターバンド、Mr.Children。
5thアルバム『深海』からのシングルカットとなった楽曲『マシンガンをぶっ放せ』は、憂いを感じさせるギターフレーズが叙情的ですよね。
世界情勢や人類の愚かさを皮肉るようなリリックは、声をあげたところで何も変わらない事への憤りにも感じられるのではないでしょうか。
爽快でありながらもどこかウェットな空気感が耳に残る、シニカルなナンバーです。