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戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲

世界には戦争や環境問題など、さまざまな社会問題が日々あふれています。

問題に対して一生懸命動く人もいれば、納得のいかない政策ばかりでやきもちさせられる、なんてこともありますよね。

この記事では、さまざまな社会問題に対しての思いを歌った曲を紹介します。

戦争反対、原爆の恐ろしさ、戦火にさらされる子供たち、環境問題で失われた自然、動物愛護など、あらゆる社会問題に踏み込んだ曲を集めました。

音楽を通じて、今一度世界が抱える社会問題に目を向けてみませんか。

もくじ

戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(1〜20)

Hey HoSEKAI NO OWARI

ミニマムからグローバルまで、幅広いメッセージのリリックでファンを魅了している男女混合4人組バンド、SEKAI NO OWARI。

メジャー10thシングル曲『Hey Ho』は、動物殺処分ゼロプロジェクト『ブレーメン』の支援シングルとしてリリースされました。

誰かのために動くことの難しさや、それでも助けを求めている存在がいるという現実を描いたリリックは、聴いていて考えさせられてしまう方も多いのではないでしょうか。

強いメッセージ性と相反するポップなアンサンブルが胸を締め付ける、命の重さを描いたナンバーです。

死んだ女の子元ちとせ

奄美民謡歌手としての顔も持ち、その心に訴えかけるような歌声でファンを魅了しているシンガー、元ちとせさん。

3rdアルバム『ハナダイロ』に収録されている楽曲『死んだ女の子』は、映画『キャタピラー』の主題歌として起用されたナンバーです。

トルコ出身の詩人であるナジム・ヒクメットさんが作詞した広島原爆を題材としたリリックは、戦争の悲惨さと戻らない命の尊さが胸を締め付けますよね。

プロデュースを務めた坂本龍一さんと広島原爆ドーム前で共演したことも話題となった、世界中で歌われている反戦歌です。

No more warGReeeeN

『愛唄』や『キセキ』など、デビュー以来数多くのヒットチューンを世に送り出してきた4人組ボーカルグループ、GReeeeN。

2ndアルバム『あっ、ども おひさしぶりです』に収録されている楽曲『no more war』は、哀愁を感じさせるギターのアルペジオのイントロが耳に残りますよね。

一部の愚かな大人のために、何も知らない子供たちが命を落とす事への憂いと憤りを紡いだメッセージからは、戦争という行為が奪う未来の重さを考えさせられるのではないでしょうか。

奥行きのあるアンサンブルに乗せたラップや疾走感のあるサビが心を震わせる、叙情的なポップチューンです。

Love the warzSEKAI NO OWARI

唯一無二の音楽性とゴージャスなライブパフォーマンスがトレードマークとなっている男女混合4人組バンド、SEKAI NO OWARI。

メジャー1stアルバム『ENTERTAINMENT』に収録されている楽曲『Love the warz』は、テレビドラマ『おわらないものがたり』の主題歌として起用されました。

「戦争があるからこそ平和がある」という物事の裏表を描いたリリックは、終わらない戦いの連鎖へのジレンマを感じてしまいますよね。

ダークかつ壮大なアンサンブルが世界観に引き込む、大切なものは何かを考えさせられるナンバーです。

島唄THE BOOM

THE BOOM「島唄 (オリジナル・ヴァージョン)」OFFICIAL MUSIC VIDEO
島唄THE BOOM

沖縄の美しい海や空が目に浮かぶ、THE BOOMのこの名曲。

1992年に沖縄弁であるウチナーグチバージョンがリリースされ、1993年に標準語のオリジナルバージョンがリリースされました。

沖縄戦やその犠牲になった人たちへの思いが込められた曲で、もう二度と戦争を起こすことなく平和に生きていきたいという願いが感じられます。

三線の音色が、沖縄の穏やかで爽やかな空気を感じさせますね。

もう会えない大切な人への思い、そしてもう絶対に戦争は起こさずいつまでも平和に生きていきたいという願いが歌詞には描かれています。

沖縄の美しい光景を思い浮かべながら、今一度平和を願う気持ちで聴いてみてくださいね。

カルマの坂ポルノグラフィティ

Porno Graffitti – Karma no Saka (カルマの坂)
カルマの坂ポルノグラフィティ

少年と少女の悲しい物語を描いた1曲。

生きるために盗みを働く少年と、売られた少女の運命が交錯する様子が、切ない歌詞とメロディーで表現されています。

2003年2月にリリースされたアルバム『WORLDILLIA』に収録された楽曲で、社会の闇や人間の裏側を描き出すポルノグラフィティの才能が存分に発揮されています。

因果応報をテーマにした歌詞は、聴く人の心に強く響きます。

社会の矛盾や不条理について考えたいときに聴きたい1曲です。