RAG Music
素敵な音楽
search

戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲

世界には戦争や環境問題など、さまざまな社会問題が日々あふれています。

問題に対して一生懸命動く人もいれば、納得のいかない政策ばかりでやきもちさせられる、なんてこともありますよね。

この記事では、さまざまな社会問題に対しての思いを歌った曲を紹介します。

戦争反対、原爆の恐ろしさ、戦火にさらされる子供たち、環境問題で失われた自然、動物愛護など、あらゆる社会問題に踏み込んだ曲を集めました。

音楽を通じて、今一度世界が抱える社会問題に目を向けてみませんか。

戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(11〜20)

時をこえHY

HY 時をこえ てーげーず&まき
時をこえHY

戦争をテーマにした曲です。

HYがこういった曲を歌ったのはレア。

何度聴いても涙がこぼれます。

戦争はいけないことだ、二度と同じことを繰り返してはいけない、そこにあるのは失うものだけだから。

こうした歌詞が、心に強く刺さります。

家路from00, 悠稀。, 三栖

悠稀。, 三栖 – 家路 – 【Artistic short film】
家路from00, 悠稀。, 三栖

令和生まれのクリエイターが集う音楽プロジェクトfrom00が、2024年10月に公開した作品です。

ボーカルを務める悠稀さんの透明感のある歌声が、作詞作曲を手がけた三栖さんの情緒的な旋律にのって心に響きます。

戦争を前にした世代の無力感や社会への問いかけを内包しつつ、「無力だとあきらめてしまっている世代へ伝えたい」という思いで作られた本作。

どうしようもない現実への葛藤を抱えながらも、平和への祈りを手放したくないと感じる人々の心に、深く寄り添ってくれるのではないでしょうか。

虹色の戦争SEKAI NO OWARI

ポップでどこか幻想的なサウンドとは裏腹に、痛烈なメッセージが突き刺さるSEKAI NO OWARIの1曲です。

本作は、花や虫といった小さな生き物の視点から、人間が掲げる「平和」や「自由」のぎまんを暴いていきます。

私たちが気づかずに、あるいは気づかないふりをして参加している「見えない戦争」をテーマにしているのが、なんともSEKAI NO OWARIらしいですよね。

この作品は2010年4月にリリースされたインディーズ時代の名盤『EARTH』の収録曲。

当たり前の日常が誰かの犠牲の上に成り立っているのかもしれない、そんな気付きを与えてくれる楽曲です。

家路悠稀。, 三栖

「00年代生まれが作る令和の反戦歌」をコンセプトに、シンガーの悠稀さんとコンポーザーの三栖さんが手がけた壮大な1曲です。

本作で描かれるのは、ありふれた日常の風景を通して見る、戦争のおろかさと平和の尊さ。

誰かの犠牲の上に成り立つ平和への罪悪感や、何もできない無力感という、現代を生きる世代の複雑な心境が歌われているのも印象的ですよね。

この楽曲は2024年10月に音楽プロジェクトの一環として公開されました。

日常の尊さを改めて感じたいときに聴けば、きっと心に深く響くでしょう。

No more warGReeeeN

『愛唄』や『キセキ』など、デビュー以来数多くのヒットチューンを世に送り出してきた4人組ボーカルグループ、GReeeeN。

2ndアルバム『あっ、ども おひさしぶりです』に収録されている楽曲『no more war』は、哀愁を感じさせるギターのアルペジオのイントロが耳に残りますよね。

一部の愚かな大人のために、何も知らない子供たちが命を落とす事への憂いと憤りを紡いだメッセージからは、戦争という行為が奪う未来の重さを考えさせられるのではないでしょうか。

奥行きのあるアンサンブルに乗せたラップや疾走感のあるサビが心を震わせる、叙情的なポップチューンです。

Love the warzSEKAI NO OWARI

唯一無二の音楽性とゴージャスなライブパフォーマンスがトレードマークとなっている男女混合4人組バンド、SEKAI NO OWARI。

メジャー1stアルバム『ENTERTAINMENT』に収録されている楽曲『Love the warz』は、テレビドラマ『おわらないものがたり』の主題歌として起用されました。

「戦争があるからこそ平和がある」という物事の裏表を描いたリリックは、終わらない戦いの連鎖へのジレンマを感じてしまいますよね。

ダークかつ壮大なアンサンブルが世界観に引き込む、大切なものは何かを考えさせられるナンバーです。

戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(21〜30)

島唄THE BOOM

THE BOOM「島唄 (オリジナル・ヴァージョン)」OFFICIAL MUSIC VIDEO
島唄THE BOOM

沖縄の美しい海や空が目に浮かぶ、THE BOOMのこの名曲。

1992年に沖縄弁であるウチナーグチバージョンがリリースされ、1993年に標準語のオリジナルバージョンがリリースされました。

沖縄戦やその犠牲になった人たちへの思いが込められた曲で、もう二度と戦争を起こすことなく平和に生きていきたいという願いが感じられます。

三線の音色が、沖縄の穏やかで爽やかな空気を感じさせますね。

もう会えない大切な人への思い、そしてもう絶対に戦争は起こさずいつまでも平和に生きていきたいという願いが歌詞には描かれています。

沖縄の美しい光景を思い浮かべながら、今一度平和を願う気持ちで聴いてみてくださいね。