戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲
世界には戦争や環境問題など、さまざまな社会問題が日々あふれています。
問題に対して一生懸命動く人もいれば、納得のいかない政策ばかりでやきもちさせられる、なんてこともありますよね。
この記事では、さまざまな社会問題に対しての思いを歌った曲を紹介します。
戦争反対、原爆の恐ろしさ、戦火にさらされる子供たち、環境問題で失われた自然、動物愛護など、あらゆる社会問題に踏み込んだ曲を集めました。
音楽を通じて、今一度世界が抱える社会問題に目を向けてみませんか。
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戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(31〜40)
世界平和SEKAI NO OWARI

SEKAI NO OWARIがインディーズ時代に世に問うた、痛烈なメッセージソングです。
「平和」という美しい言葉の裏にひそむ人間の身勝手さや偽善を、ファンタジックながらもダークな世界観で鋭く描き出しています。
平和を願いながら争いを繰り返し、自分たちの都合の良い「平和」のために他の生命を犠牲にする。
そんな人間の矛盾した姿に、胸が苦しくなります。
この楽曲は、2010年4月リリースの名盤『EARTH』に収録された、彼らの初期衝動が詰まった作品です。
私たちが信じる「正義」や「平和」は本当に正しいのかと、根源から揺さぶられるような感覚におちいるのではないでしょうか。
広島の空さだまさし

1987年に制作され、記念アルバム『月虹』などにも収録された、平和への祈りが込められた作品です。
長崎出身のさだまさしさんが、広島の悲劇を叔母の被爆体験に基づいて描いた楽曲で、静ひつなアコースティックサウンドと切なく透明感のある歌声が印象的。
毎年8月6日に長崎で行われるコンサートで必ず歌い継がれています。
歴史の事実を後世に伝えるという、さだまさしさんらしい使命感が伝わってきますね。
戦争の記憶が遠のいていく現代だからこそ、じっくりと耳を傾けたい名曲です。
平和の尊さについて、静かに思いを巡らせてみてください。
平和の鐘が鳴るサザンオールスターズ

壮大な世界観で、平和への祈りを静かに、そして力強く歌い上げるサザンオールスターズの1曲です。
温かみと静けさをあわせ持つサウンドが、聴く人の心を優しく包み込みます。
作詞作曲を手掛けた桑田佳祐さんが、NHKのドキュメンタリー番組から着想を得たというこの楽曲。
悲しみを映す空の色から生まれた言葉を手がかりに、命の尊さや未来への夢が描かれています。
戦後70年という節目の年、2015年3月に公開されたアルバム『葡萄』に収録され、NHK放送90年イメージソングとしても親しまれました。
THE WAR SONG山下達郎

ファンクとソウルが織りなす高揚感のあるサウンドにのせて、争いのない世界への祈りが歌われる、山下達郎さんの楽曲です。
1986年4月に発売され、第28回日本レコード大賞の優秀アルバム賞に輝いた名盤『POCKET MUSIC』に収録された1曲。
「戦争」という重いテーマを掲げながらも、本作から伝わるのは国益といった小さな枠組みではなく、地球全体で共存していく未来への強い願いです。
悲しみや絶望ではなく、むしろ希望に満ちた力強いエネルギーが、聴く人の心を揺さぶります。
当たり前の平和な日常がどれほど尊いものか、改めて考えさせられるのではないでしょうか?
家路悠稀。, 三栖

「00年代生まれが作る令和の反戦歌」をコンセプトに、シンガーの悠稀さんとコンポーザーの三栖さんが手がけた壮大な1曲です。
本作で描かれるのは、ありふれた日常の風景を通して見る、戦争のおろかさと平和の尊さ。
誰かの犠牲の上に成り立つ平和への罪悪感や、何もできない無力感という、現代を生きる世代の複雑な心境が歌われているのも印象的ですよね。
この楽曲は2024年10月に音楽プロジェクトの一環として公開されました。
日常の尊さを改めて感じたいときに聴けば、きっと心に深く響くでしょう。
戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲(41〜50)
しあわせについてさだまさし
平和への強い祈りが込められた、さだまさしさんの叙情的なバラード。
静かなピアノと荘厳な弦楽の響きが印象的な作品です。
繰り返し投げかけられる「幸せですか」という問いは、平和な時代を生きる私たちの心に深く突き刺さりますね。
この楽曲は1982年5月に、沖縄戦の悲劇を描いた映画『ひめゆりの塔』の主題歌として世に出ました。
一方でダスキンのCMソングとしても親しまれ、その普遍的なメッセージが広く浸透。
当たり前の日常がどれほど尊いものか、改めて考えさせられる作品です。
死んだ男の残したものは友竹正則

詩人の谷川俊太郎が作詞をし、武満徹が作曲した楽曲で、友竹正則によって披露された日本の反戦歌の代表曲です。
戦争というものの虚しさ、何も有意義なことなど無いという重くつらいメッセージが込められています。
1969年の東宝映画「弾痕」で使用されました。





