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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。

その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。

現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。

この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。

守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(41〜50)

時ノ雨、最終戦争Orangestar

Orangestar – 時ノ雨、最終戦争 (feat. IA) Official Video
時ノ雨、最終戦争Orangestar

戦争の悲惨さと愚かさを鋭く切り取った楽曲です。

Orangestarさんの繊細な感性が、ピアノを中心とした透明感あふれるサウンドに乗せて表現されています。

善と悪の対立、終わらない戦争の愚かさを、個人の視点から描くことで、多くのリスナーの心に響く作品に仕上がっています。

2016年11月にリリースされたミニアルバム『未収録OSC』に収録された本作は、Orangestarさんの音楽的多様性を象徴する1曲として高い評価を得ています。

戦争や社会問題について考えるきっかけを求めている方、また、心に響く深い歌詞とメロディを楽しみたい方にオススメです。

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(51〜60)

DON’T CRY HIROSHIMATEE

TEE【DON’T CRY HIROSHIMA】official MV
DON’T CRY HIROSHIMATEE

広島市出身のシンガーソングライターTEEさんが歌う『DON’T CRY HIROSHIMA』。

自身が出身の広島に原子爆弾が投下された8月6日を忘れないと誓い、永遠の平和を歌ったピースフルなレゲエナンバーです。

あの日の悲しみを二度と繰り返さずに、今の平和をこれからもつないでいこうというメッセージが込められています。

広島弁も盛り込まれていて地元への愛が感じられますね。

普段なにげなく生活していると忘れがちな平和への感謝を胸に刻んでくれますよ。

願い林明日香

戦争の悲惨さを訴える切ない歌声が胸に迫る1曲。

林明日香さんの透き通るような歌声が、平和への願いを込めた歌詞を一層引き立てています。

2004年7月に発売された本作は、反戦や平和のメッセージを伝える彼女の代表曲となりました。

イラク派遣の自衛隊隊員からも支持を受けたという事実が、楽曲の力強さを物語っています。

心に響く歌声と深いメッセージ性を持つこの曲は、聴く人に平和について考えるきっかけを与えてくれることでしょう。

琉球愛歌MONGOL800

MONGOL800の代表作であり、邦楽ロックシーンに輝き続ける名盤であるアルバム『MESSAGE』に収録されている1曲。

平和への願いが込められていると同時に、彼らの地元である沖縄県への愛も感じられる作品です。

さらに自分の大切な人への思いや「人のために自分に何ができるのか」など、平和について考えさせられるキッカケがたくさんある1曲。

一方、楽曲自体は彼ららしい明るくキャッチーなメロディと心に刺さるパワーのあるキヨサクさんの歌声が印象的で、聴いていて心地よいミドルテンポのロックチューンに仕上がっています。

いのちのリレーさんご

生命のつながりと価値、平和への願いを表現した心に響く楽曲です。

2015年5月にリリースされ、NHK沖縄の戦後70年テーマソングとして採用されました。

Kiroroの玉城千春さんと金城綾乃さん、HYの仲宗根泉さんによるユニット「さんご」が歌う本作は、沖縄の小学生40人がコーラスで参加するなど、地域性豊かな仕上がりとなっています。

過去の悲劇を繰り返さないために未来への希望を持って生きていくことの大切さを、感動的なメロディとともに伝えてくれる、平和を願う人々の心に寄り添う1曲です。

死んだ女の子元ちとせ

元ちとせ「死んだ女の子 – Live 2023 -」/ HAJIME CHITOSE「Shinda Onna no Ko – Live 2023 -」
死んだ女の子元ちとせ

広島市へ原子爆弾が落とされたことをうけ、トルコの詩人ナーズム・ヒクメットさんが1956年に発表した詩『死んだ女の子』に作曲家の外山雄三さんが曲をつけ、元ちとせさんが歌っています。

本作は原子爆弾により命を落としてしまった7歳の女の子が題材として描かれていて、無念な気持ちや戦争への怒りが込められています。

曲の最後にはこの女の子から平和な世界にしてほしいというメッセージが込められています。

戦争の悲惨さを伝え続けるために後世に残したい作品です。

広島の空さだまさし

1987年に制作され、記念アルバム『月虹』などにも収録された、平和への祈りが込められた作品です。

長崎出身のさだまさしさんが、広島の悲劇を叔母の被爆体験に基づいて描いた楽曲で、静ひつなアコースティックサウンドと切なく透明感のある歌声が印象的。

毎年8月6日に長崎で行われるコンサートで必ず歌い継がれています。

歴史の事実を後世に伝えるという、さだまさしさんらしい使命感が伝わってきますね。

戦争の記憶が遠のいていく現代だからこそ、じっくりと耳を傾けたい名曲です。

平和の尊さについて、静かに思いを巡らせてみてください。