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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

日本で戦争が終わったのは1945年のこと。

今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。

しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。

そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。

この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(41〜50)

キーウから遠く離れてさだまさし

テレビから流れてくるウクライナでの惨状に衝撃を受けている方は多いでしょう。

さだまさしさんの『キーウから遠く離れて』は、その痛みを音楽に込めた楽曲。

政治的なテーマは敬遠しがちなアーティストが多いなか、さださんは反戦メッセージを歌に託しました。

戦争の悲惨さと生命の再生を描いた歌詞が、私たちの心に染み入ります。

この曲を聴きながら、あらためて「戦争と平和」について考えてみませんか?

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(51〜60)

戦争がおきたアナログフィッシュ

スリーピースバンド、アナログフィッシュの『戦争が起きた』は、よその国で戦争が起きた事実を知っても、普段と全く変わらない日常を送っていることに対するモヤモヤ感ややるせなさを歌った一曲です。

世界には、今この瞬間も戦争や紛争に巻き込まれ苦しんでいる人たちが大勢いますが、平和な現代の日本に暮らす私たちにとって、それを身近なことと捉えるのは容易ではありません。

ですが、少しでも関心を寄せ、何かしら協力できることを見つけて行動していくことは、決して無駄ではないはずです。

War & Peace坂本龍一

2023年3月、惜しまれつつこの世を去ってしまった坂本龍一さん。

生前からいろんな活動にも参加されていた坂本さん、特に環境保全や平和に向けての活動、言葉を耳にされた方も多いはず。

『War & Peace』、タイトルからも対局である「戦争と平和」をぶつけてくるこの曲は2004年にリリースされたアルバム『キャズム』に収録されています。

この曲のリリックは平和や戦争に対する疑問を、心の底からの言葉を投げかけているもの。

ぜひ日本語訳を合わせて耳を傾けてみてください。

情けねえとんねるず

数々の伝説的なバラエティーを生み出し、歌手活動でも知られているお笑いコンビ、とんねるずの17作目のシングル曲。

自身の冠バラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげです』のエンディングテーマとして起用された楽曲で、もともとはコミックソング調であった歌詞を現在AKBグループのプロデューサーとしても知られている秋元康さんによって書きかえられ、大ヒットを記録しました。

1991年に起こった湾岸戦争や、それに対する日本の対応を風刺した内容の歌詞は、いま見ても納得してしまうような皮肉と悲しみに満ちていますよね。

いつの時代にも起こる争いに一石を投じる、お笑い芸人からのメッセージだからこそ響くナンバーです。

DON’T CRY HIROSHIMATEE

TEE【DON’T CRY HIROSHIMA】official MV
DON’T CRY HIROSHIMATEE

広島市出身のシンガーソングライターTEEさんが歌う『DON’T CRY HIROSHIMA』。

自身が出身の広島に原子爆弾が投下された8月6日を忘れないと誓い、永遠の平和を歌ったピースフルなレゲエナンバーです。

あの日の悲しみを二度と繰り返さずに、今の平和をこれからもつないでいこうというメッセージが込められています。

広島弁も盛り込まれていて地元への愛が感じられますね。

普段なにげなく生活していると忘れがちな平和への感謝を胸に刻んでくれますよ。

PrayJustin Bieber

Justin Bieber – Pray (Official Music Video)
PrayJustin Bieber

平和を願う強い思いが描かれた、ジャスティン・ビーバーさんの『Pray』。

実際に経験をしていなくても、テレビなどで報じられる戦争の映像を見るととても心が痛みますよね。

彼もこの曲で泣いている子供たちや亡くなった人たちの様子をテレビで見るとつらくなる、という心の痛みを歌っています。

実際に争いを目の前で経験している人も、遠く離れた場所から見て胸を痛めている人も、すべての人の生活とそして心にも平和が訪れることを、この曲とともに祈りませんか。

一本の鉛筆美空ひばり

一本の鉛筆 美空ひばり YouTube
一本の鉛筆美空ひばり

「広島に原子爆弾が投下された事実をどうか忘れないで」そんな思いが込められた『一本の鉛筆』。

1974年に開催された『第1回広島平和音楽祭』のために制作された作品です。

歴史を揺るがす出来事も、時間の経過とともに忘れ去られてしまうのが世の常。

そして、悪夢は繰り返されます。

「鉛筆と紙さえあれば伝えられることなのに、どうして同じ過ちを繰り返すの?」と美空ひばりさんの声が聞こえてくるような気がしてなりません。