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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。

その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。

現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。

この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。

守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(41〜50)

死んだ女の子元ちとせ

元ちとせ「死んだ女の子 – Live 2023 -」/ HAJIME CHITOSE「Shinda Onna no Ko – Live 2023 -」
死んだ女の子元ちとせ

広島市へ原子爆弾が落とされたことをうけ、トルコの詩人ナーズム・ヒクメットさんが1956年に発表した詩『死んだ女の子』に作曲家の外山雄三さんが曲をつけ、元ちとせさんが歌っています。

本作は原子爆弾により命を落としてしまった7歳の女の子が題材として描かれていて、無念な気持ちや戦争への怒りが込められています。

曲の最後にはこの女の子から平和な世界にしてほしいというメッセージが込められています。

戦争の悲惨さを伝え続けるために後世に残したい作品です。

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(51〜60)

願い林明日香

戦争の悲惨さを訴える切ない歌声が胸に迫る1曲。

林明日香さんの透き通るような歌声が、平和への願いを込めた歌詞を一層引き立てています。

2004年7月に発売された本作は、反戦や平和のメッセージを伝える彼女の代表曲となりました。

イラク派遣の自衛隊隊員からも支持を受けたという事実が、楽曲の力強さを物語っています。

心に響く歌声と深いメッセージ性を持つこの曲は、聴く人に平和について考えるきっかけを与えてくれることでしょう。

コバルトブルーThe Back Horn

THE BACK HORN「コバルトブルー / Cobalt blue」MUSIC VIDEO
コバルトブルーThe Back Horn

「聞く人の心をふるわせる音楽を届けていく」をコンセプトに精力的な活動を続けている4人組オルタナティブロックバンド、THE BACK HORN。

知覧特攻平和会館で受けた衝撃により書かれたメジャー9thシングル曲『コバルトブルー』は、印象的なギターリフのイントロで始まる哀愁を感じさせるアンサンブルが印象的ですよね。

日本における戦争末期を象徴する特別攻撃隊としての指名を背負った若者の視点で描かれた歌詞は、現在の平和とは程遠い覚悟と悲哀を感じられるのではないでしょうか。

もう二度と同じ過ちや悲しみを繰り返さないことの大切さを教えてくれる、胸が締め付けられるロックチューンです。

戦争を知らない子供たちジローズ

ジローズ 「戦争を知らない子供たち」
戦争を知らない子供たちジローズ

1970年に発表された、北山修さんが作詞し、杉田二郎さんが作曲した曲がこちら。

大阪万博でのコンサートではじめて歌われたそうです。

戦後の世代を代表するようなこちらの曲ですが、ベトナム戦争の反戦歌のようになっており、当時はやっていた若者の長髪なども歌詞に盛り込まれています。

これからもずっと戦争を知っている子供たちが増えないように祈るばかりです。

悲しいときはいつも松田博幸

歌手の松田博幸さんが歌う、戦争に対する思いが込められた曲が『悲しいときはいつも』。

戦争によってたくさんの犠牲が払われ、平和な日常が壊れたことを時がたっても忘れないために、この曲を聴き続けていきたいですね。

やはり平和が一番だと感じさせてくれるような楽曲です。

いのちのリレーさんご

生命のつながりと価値、平和への願いを表現した心に響く楽曲です。

2015年5月にリリースされ、NHK沖縄の戦後70年テーマソングとして採用されました。

Kiroroの玉城千春さんと金城綾乃さん、HYの仲宗根泉さんによるユニット「さんご」が歌う本作は、沖縄の小学生40人がコーラスで参加するなど、地域性豊かな仕上がりとなっています。

過去の悲劇を繰り返さないために未来への希望を持って生きていくことの大切さを、感動的なメロディとともに伝えてくれる、平和を願う人々の心に寄り添う1曲です。

DAYBREAK’S BELLL’Arc〜en〜Ciel

L’Arc~en~Ciel – DAYBREAK’S BELL | Subtitle Indonesia
DAYBREAK'S BELLL'Arc〜en〜Ciel

メンバー全員がコンポーザーとしてヒット曲を持ち、国内外で人気を博している4人組ロックバンド、L’Arc〜en〜Cielの32作目のシングル曲。

テレビアニメ『機動戦士ガンダム00』のオープニングテーマに起用された楽曲で、シングル、アルバム、DVDを含む5カ月連続リリースの一環として発表されました。

憂いのあるピアノサウンドを取り入れたロックサウンドと、争いの愚かさや無力感を歌った歌詞の融合は、アニメ作品ともリンクする戦争の無情さを表現していますよね。

世界中で起こっている戦争への終結を願う、日本人アーティストにしか表現できないメッセージが詰まった反戦歌です。