【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲
人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。
その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。
現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。
この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。
守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?
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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(21〜30)
君ガ空コソカナシケレHoneyWorks feat.兎眠りおん&初音ミク

戦争に行く男の子と彼を思う女の子の切なすぎる物語が描かれたこの曲は、青春を思わせる数々のラブソングを手掛けてきたHoneyworksの作品です。
彼らの楽曲といえば甘い酸っぱいラブソングのイメージが強いですが、こうした平和への思いを巡らせるキッカケになるようなメッセージソングもあるんですよね。
とくにこの曲はMVを観ながら聴いてほしい1曲で、MVに描かれたストーリーを観ていると、本当に戦争なんてない世の中になってほしいと感じるはず。
大切な人と離ればなれになることなくずっと一緒に暮らす、そんな当たり前のことが当たり前ではなくなってしまう戦争をこの世からなくさねばと強く感じる1曲です。
腰まで泥まみれ元ちとせ

静かに、しかし鋭く胸に突き刺さる、物語のような1曲です。
本作は、アメリカのフォークソング歌手、ピート・シーガーさんが1966年に書き上げた楽曲。
指導者の誤った判断によって部下たちが犠牲になるという、アメリカで実際に起きた事件を基にした悲しい物語が歌われています。
奄美のシマ唄をルーツに持つ元ちとせさんの、深く静かな怒りすら感じさせる歌声と、戦争の非合理性を淡々と綴る歌詞が見事に融合していますね。
2015年7月に発売された名盤『平和元年』に収録されたこの楽曲。
物語に描かれた理不尽な現実に、平和の尊さを改めてかみしめる方もいらっしゃるかもしれません。
【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(31〜40)
あと1マイルさだまさし

歌い出しの一発目から反戦に対するさだまさしさんの思いが込められていることがわかるこちらの1曲。
シンガーソングライターのさだまさしさんと吉田まさみさんのフォークデュオ、レーズンが歌う『あと1マイル』。
彼の歌声で歌われる戦争の情景や、その周りの人にまつわる物語やエピソードが生々しく表現されています。
日本を代表するフォークシンガーだからこそ説得力のある歌詞が胸にくる、そんな楽曲です。
クスノキ福山雅治

福山雅治さんが、故郷でもあり被爆地でもある長崎への思いを込めてつくられた楽曲です。
1945年8月9日、原子爆弾が投下され、焼け野原になった長崎の街ですが、奇跡的に2本のクスノキが焼け残り、回復したのだそうです。
また、歌詞に出てくる、片側だけになった鳥居も実際に存在するのだそう。
途方もないダメージを受けながらも、生きて立ち続けるそれらから受けた義務感、使命感を表現したというこの曲をじっくり聴くと、戦争を知らない私たちも感じ入るものがありますよね。
四季刻歌綿飴

春から夏への移ろいを背景に、はかない恋と時の流れを描いた1曲。
戦争をテーマにした作品ではありませんが、和風テイストのサウンドと切ない歌詞が、戦争で大切な人を失った人の思いと重なります。
2012年10月に公開され、VOCALOIDアルバム『V love 25 -Exclamation-』に収録。
ボーカロイドの透明感のある歌声が、桜の精霊と人間のかなわぬ恋を美しく表現しています。
「君を絶対に一人にはしない」と約束するシーンは特に印象的で、過ぎ去った日々への後悔と思慕が伝わってきます。
夏の終わり森山直太郎

少しずつ日が暮れるのが早くなり、朝晩の涼しさに気づく、そんな夏の終わりになると聴きたくなるこの楽曲。
森山直太朗さん本人が「反戦歌」だというこの歌は、2003年8月20日に発売されました。
大切な人に「会いたい」、祈りに似たその気持ちがただただ切なく、美しく響きます。
叙情的な歌詞はもちろん、弦楽器の音色のようなファルセットから始まるイントロ、優雅に広がるサビも圧巻。
会いたくても会えない寂しさにそっと寄り添ってくれる、心のふるさとのような世界観に浸ってみてください。
桜ひとひらMISIA

いつの時代も忘れてはいけない「戦争」をテーマにした作品は、現代人にさまざまな気づきを与えてくれますよね。
シンガー、MISIAさんが2015年にリリースした『白い季節/桜ひとひら』に収録されているこの曲は、ドラマスペシャル『永遠の0』主題歌に起用されました。
ピアノやストリングスの美しい音色が響く楽曲です。
少しずつ力強くなっていくバンドサウンドにもメッセージ性を感じますね。
桜が舞う季節に平和を祈って聴きたくなる名バラードです。





