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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。

その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。

現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。

この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。

守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(51〜60)

DAYBREAK’S BELLL’Arc〜en〜Ciel

L’Arc~en~Ciel – DAYBREAK’S BELL | Subtitle Indonesia
DAYBREAK'S BELLL'Arc〜en〜Ciel

メンバー全員がコンポーザーとしてヒット曲を持ち、国内外で人気を博している4人組ロックバンド、L’Arc〜en〜Cielの32作目のシングル曲。

テレビアニメ『機動戦士ガンダム00』のオープニングテーマに起用された楽曲で、シングル、アルバム、DVDを含む5カ月連続リリースの一環として発表されました。

憂いのあるピアノサウンドを取り入れたロックサウンドと、争いの愚かさや無力感を歌った歌詞の融合は、アニメ作品ともリンクする戦争の無情さを表現していますよね。

世界中で起こっている戦争への終結を願う、日本人アーティストにしか表現できないメッセージが詰まった反戦歌です。

Heaven Help Us AllStevie Wonder

スティーヴィー・ワンダーさんといえば、国連平和大使に任命されたりと平和活動にも積極的な人物として有名です。

そんなスティーヴィー・ワンダーさんさんの世界平和への大きな願いが表現されている楽曲です。

世界中で苦しんでいる人々が救われるように祈るようすが全体をとおして表現されていますが、その苦しむ人の描かれ方が具体的なので、世界に目を向けるきっかけにもなりそうな楽曲です。

世界にあふれる悲しみを知れるとともに、世界が平和であるように願いたくなるあたたかさも感じられます。

8.6HUSKING BEE

8月6日午前8時15分、広島に人類史上初となる原子爆弾が投下されました。

その悲惨さ繰り返してはいけないと訴える『8.6』。

歌っているのは広島県出身のボーカル磯部正文さん率いるバンドHUSKING BEEです。

原子爆弾が投下されてから、70年は草木も生えないといわれていましたが、はい上がった街広島への誇りと愛を感じとれるパンクソングです。

過ちを二度と繰り返さないように『8.6』という数字とともに本作を心に深く刻んでほしいです。

ヒロシマの有る国で山本さとし

『ヒロシマのあるくにで』、この曲を学校などで習った方も多いのではないでしょうか。

音楽にしてあの日の惨劇を、悲しみを歌い継いでいける尊い1曲です。

世界位で唯一の被爆国、日本。

そんな国に住む私たちだからこそ忘れてはいけない歴史があると再確認させてくれます。

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(61〜70)

Down by the RiversideMahalia Jackson

人種差別の解消などを求める運動にも参加していたゴスペルシンガー、マヘリア・ジャクソンさんの『Down by the Riverside』。

「ゴスペルの女王」とも呼ばれた彼女がこの曲で歌うのは、とにかく戦争なんてしたくない!という強い思い。

軽快なゴスペルのメロディー、そして彼女の熱い歌声で訴えかけられるそのメッセージは、聴く人の心に大きな影響を与えるのではないでしょうか。

武器を置いて、服を着替えて、みんなで一緒に平和を願おうと歌われたこの曲は、争いの絶えない世界への強いメッセージです。

Heaven’s hellCocco

Heaven’s hell (Tokyo solo recording Version)
Heaven's hellCocco

デビュー当時は強烈なインパクトの歌詞とラウドなロックサウンドの楽曲で注目を集め、音楽活動以外にも絵本作家や俳優としての顔も持つ沖縄県出身のシンガーソングライター、Coccoさん。

『ザ・ベスト盤』に2003年のライブバージョンが収録されている『Heaven’s hell』は、Coccoさんの特徴的で優しい歌声が心に染みるナンバーです。

会えなくなってしまった大切な人を思う歌詞は、今もなお県内に基地がある沖縄出身のCoccoさんにしか表現できないメッセージなのではないでしょうか。

戦争により残されてしまった人の切なさや悲しみを感じさせる、センチメンタルなバラードです。

死んだ女の子元ちとせ

元ちとせ「死んだ女の子 – Live 2023 -」/ HAJIME CHITOSE「Shinda Onna no Ko – Live 2023 -」
死んだ女の子元ちとせ

広島市へ原子爆弾が落とされたことをうけ、トルコの詩人ナーズム・ヒクメットさんが1956年に発表した詩『死んだ女の子』に作曲家の外山雄三さんが曲をつけ、元ちとせさんが歌っています。

本作は原子爆弾により命を落としてしまった7歳の女の子が題材として描かれていて、無念な気持ちや戦争への怒りが込められています。

曲の最後にはこの女の子から平和な世界にしてほしいというメッセージが込められています。

戦争の悲惨さを伝え続けるために後世に残したい作品です。