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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

日本で戦争が終わったのは1945年のこと。

今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。

しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。

そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。

この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(1〜10)

願い林明日香

戦争の悲惨さを訴える切ない歌声が胸に迫る1曲。

林明日香さんの透き通るような歌声が、平和への願いを込めた歌詞を一層引き立てています。

2004年7月に発売された本作は、反戦や平和のメッセージを伝える彼女の代表曲となりました。

イラク派遣の自衛隊隊員からも支持を受けたという事実が、楽曲の力強さを物語っています。

心に響く歌声と深いメッセージ性を持つこの曲は、聴く人に平和について考えるきっかけを与えてくれることでしょう。

四季刻歌綿飴

【IA】 四季刻歌 【オリジナルPV】
四季刻歌綿飴

春から夏への移ろいを背景に、はかない恋と時の流れを描いた1曲。

戦争をテーマにした作品ではありませんが、和風テイストのサウンドと切ない歌詞が、戦争で大切な人を失った人の思いと重なります。

2012年10月に公開され、VOCALOIDアルバム『V love 25 -Exclamation-』に収録。

ボーカロイドの透明感のある歌声が、桜の精霊と人間のかなわぬ恋を美しく表現しています。

「君を絶対に一人にはしない」と約束するシーンは特に印象的で、過ぎ去った日々への後悔と思慕が伝わってきます。

クスノキ福山雅治

福山雅治 – クスノキ(福山☆夏の大創業祭 2015 稲佐山)
クスノキ福山雅治

福山雅治さんが、故郷でもあり被爆地でもある長崎への思いを込めてつくられた楽曲です。

1945年8月9日、原子爆弾が投下され、焼け野原になった長崎の街ですが、奇跡的に2本のクスノキが焼け残り、回復したのだそうです。

また、歌詞に出てくる、片側だけになった鳥居も実際に存在するのだそう。

途方もないダメージを受けながらも、生きて立ち続けるそれらから受けた義務感、使命感を表現したというこの曲をじっくり聴くと、戦争を知らない私たちも感じ入るものがありますよね。

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(11〜20)

いのちのリレーさんご

生命のつながりと価値、平和への願いを表現した心に響く楽曲です。

2015年5月にリリースされ、NHK沖縄の戦後70年テーマソングとして採用されました。

Kiroroの玉城千春さんと金城綾乃さん、HYの仲宗根泉さんによるユニット「さんご」が歌う本作は、沖縄の小学生40人がコーラスで参加するなど、地域性豊かな仕上がりとなっています。

過去の悲劇を繰り返さないために未来への希望を持って生きていくことの大切さを、感動的なメロディとともに伝えてくれる、平和を願う人々の心に寄り添う1曲です。

終わりなき旅路の中で…清木場俊介

戦争の悲惨さを、清木場俊介さんらしい力強い歌声で訴えかけた1曲です。

「誰にも迷いや恐れがある」と共感しながら、それでも前を向いて生きていこうと呼びかけます。

世界各地で響く銃声や、それにおびえる人々の姿を描きつつ、絶えず希望のメッセージを伝えているのが印象的ですね。

本作は2010年11月にリリースされたアルバム『ROCK&SOUL』に収録。

2010年12月から翌年4月にかけて行われたライブツアーでも披露され、多くの人の心に響きました。

戦争や紛争のニュースを目にしたとき、この曲を聴いて平和について考えてみるのはいかがでしょうか?

No more warGReeeeN

『愛唄』や『キセキ』など、デビュー以来数多くのヒット曲を世に送り出してきた4人組ボーカルグループ、GReeeeN。

2ndアルバム『あっ、ども おひさしぶりです』に収録されている楽曲『no more war』は、哀愁を感じさせるギターのアルペジオのイントロが耳に残りますよね。

一部の愚かな大人のために、何も知らない子供たちが命を落とす事への憂いと憤りを紡いだメッセージからは、戦争という行為が奪う未来の重さを考えさせられるのではないでしょうか。

奥行きのあるアンサンブルに乗せたラップや疾走感のあるサビが心を震わせる1曲です。

コバルトブルーThe Back Horn

THE BACK HORN「コバルトブルー / Cobalt blue」MUSIC VIDEO
コバルトブルーThe Back Horn

「聞く人の心をふるわせる音楽を届けていく」をコンセプトに精力的な活動を続けている4人組オルタナティブロックバンド、THE BACK HORN。

知覧特攻平和会館で受けた衝撃により書かれたメジャー9thシングル曲『コバルトブルー』は、印象的なギターリフのイントロで始まる哀愁を感じさせるアンサンブルが印象的ですよね。

日本における戦争末期を象徴する特別攻撃隊としての指名を背負った若者の視点で描かれた歌詞は、現在の平和とは程遠い覚悟と悲哀を感じられるのではないでしょうか。

もう二度と同じ過ちや悲しみを繰り返さないことの大切さを教えてくれる、胸が締め付けられるロックチューンです。