【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲
日本で戦争が終わったのは1945年のこと。
今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。
しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。
そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。
この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。
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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(1〜20)
蛍サザンオールスターズ

戦争の悲惨さと命の尊さを歌い上げた名作です。
サザンオールスターズが2013年8月に発表した本作は、映画『永遠の0』の主題歌として書き下ろされました。
美しいピアノとストリングスの旋律が心に染み入り、桑田佳祐さんの温かな歌声が平和への祈りを届けてくれます。
失われた命への哀悼と、生きることの尊さが静かに語られており、聴く人の心に深い印象を残します。
大切な人を思う気持ちや平和への願いを込めて聴きたい、心に響くバラードです。
いのちのリレーさんご

生命のつながりと価値、平和への願いを表現した心に響く楽曲です。
2015年5月にリリースされ、NHK沖縄の戦後70年テーマソングとして採用されました。
Kiroroの玉城千春さんと金城綾乃さん、HYの仲宗根泉さんによるユニット「さんご」が歌う本作は、沖縄の小学生40人がコーラスで参加するなど、地域性豊かな仕上がりとなっています。
過去の悲劇を繰り返さないために未来への希望を持って生きていくことの大切さを、感動的なメロディとともに伝えてくれる、平和を願う人々の心に寄り添う1曲です。
四季刻歌綿飴

春から夏への移ろいを背景に、はかない恋と時の流れを描いた1曲。
戦争をテーマにした作品ではありませんが、和風テイストのサウンドと切ない歌詞が、戦争で大切な人を失った人の思いと重なります。
2012年10月に公開され、VOCALOIDアルバム『V love 25 -Exclamation-』に収録。
ボーカロイドの透明感のある歌声が、桜の精霊と人間のかなわぬ恋を美しく表現しています。
「君を絶対に一人にはしない」と約束するシーンは特に印象的で、過ぎ去った日々への後悔と思慕が伝わってきます。
終わりなき旅路の中で…清木場俊介

戦争の悲惨さを、清木場俊介さんらしい力強い歌声で訴えかけた1曲です。
「誰にも迷いや恐れがある」と共感しながら、それでも前を向いて生きていこうと呼びかけます。
世界各地で響く銃声や、それにおびえる人々の姿を描きつつ、絶えず希望のメッセージを伝えているのが印象的ですね。
本作は2010年11月にリリースされたアルバム『ROCK&SOUL』に収録。
2010年12月から翌年4月にかけて行われたライブツアーでも披露され、多くの人の心に響きました。
戦争や紛争のニュースを目にしたとき、この曲を聴いて平和について考えてみるのはいかがでしょうか?
Fight the nightONE OK ROCK

戦争の悲惨さと闘い続ける強さを、ONE OK ROCKの『Fight the night』は体現しています。
2015年、アルバム『35XXXV』収録のこの楽曲は、どんな暗闇も乗りこえようとする情熱が込められていて、リスナーの心を揺さぶります。
イントロから感じる緊張感、そしてTakaさんの力強いボーカルが、言葉にできない痛みを代弁してくれるかのよう。
若者をはじめあらゆる世代に戦争の理不尽さと対峙する勇気を与えますね。
クスノキ福山雅治

福山雅治さんが、故郷でもあり被爆地でもある長崎への思いを込めてつくられた楽曲です。
1945年8月9日、原子爆弾が投下され、焼け野原になった長崎の街ですが、奇跡的に2本のクスノキが焼け残り、回復したのだそうです。
また、歌詞に出てくる、片側だけになった鳥居も実際に存在するのだそう。
途方もないダメージを受けながらも、生きて立ち続けるそれらから受けた義務感、使命感を表現したというこの曲をじっくり聴くと、戦争を知らない私たちも感じ入るものがありますよね。