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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。

その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。

現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。

この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。

守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(81〜90)

戦争と僕サンボマスター

「戦争と僕」サンボマスター /カバー by 前田泰孝(Yasutaka Maeda)
戦争と僕サンボマスター

ストレートなパンクロックをベースに、さまざまな音楽性を融合させた唯一無二のサウンドで人気を博している3ピースロックバンド、サンボマスター。

メジャー3rdアルバム『僕と君の全てをロックンロールと呼べ』に収録されている『戦争と僕』は、戦争に向かうリアルな心情を描いたメッセージが情景をイメージさせますよね。

戦争には自分と相手が存在することを理解していながら、それでも自分の正義や守りたいもののために理不尽にも目を瞑ってしまう心情は、今も昔も戦士たちの変わらない葛藤なのではないでしょうか。

戦争によって人生も未来も狂わされてしまう悲惨さが心に浮かぶ、憂いを帯びたナンバーです。

Blowin’ in the WindBob Dylan

Bob Dylan – Blowin’ in the Wind (Official Audio)
Blowin' in the WindBob Dylan

1960年代から活躍する世界的に有名なアメリカ出身のミュージシャン、ボブ・ディランさん。

彼が1963年にリリースした『Blowin’ in the Wind』は、アメリカ公民権運動をテーマに描かれた楽曲です。

シンプルなアコースティックギターの音色やハーモニカの演奏が印象的です。

争いへの問いかけを描く歌詞になっており、温かいメロディーとともに心に響くでしょう。

楽曲の最後に繰りかえされるリフレインにも注目して聴いてみてください。

悲しみの十字架HAWAIIAN 6

Hawaiian6 【A CROSS OF SADNESS】 悲しみの十字架
悲しみの十字架HAWAIIAN 6

遠くでも近くでも、いつの時代も戦争は尽きることはありません……。

「戦争が完全になくなる世界になぜならないのか……」そんなやりきれない思いを激しいパンクサウンドに乗せ、力いっぱい表現しています。

フェスやライブでも人気の曲です。

英語ですが強いメッセージが込められているので、オーディエンスは熱くなり大合唱になることも。

このように伝染していくことが平和な国に生まれているわたくしたちの使命なのかもしれませんね。

The War SongCulture Club

戦争なんておかしい、間違っている!という思いが高らかに歌われているのは、イギリスのバンド・カルチャークラブの『The War Song』です。

戦争がダメなのはもちろんだけれど、それをやる人間がそもそもダメなんだと歌われ、争いをする人間の非情な姿を感じさせます。

歌詞の内容とは裏腹なポップなメロディーも印象的ですね。

とにかく戦争はやってはいけないことなんだ、そうみんなでちゃんと声をあげてくれ!と最後には平和を願う人へ訴えかけられています。

果てなき大地の上に加藤登紀子

加藤登紀子コンサート2022果てなき大地の上にTokiko Kato Concert 2022 Long Journey, Hard Earth
果てなき大地の上に加藤登紀子

加藤登紀子さんの『果てなき大地の上に』は、ただひたすらに平和への願いを斉唱する反戦歌です。

戦火の絶えない地にさらされる人々に対する深い共感と期待が詩に織り込まれており、その言葉たちには震えるほどの説得力が宿っています。

彼女の声に添えられたメッセージが、真っすぐ人々の心に届くことを願わずにはいられません。

一人ひとりが歌の世界に心を寄せ、その真実に目を向けることで、二度と繰り返してはならない過ちを思い出すことの重要性を、改めて認識できるのではないでしょうか。

CHILDREN IN THE WARGLAY

CHILDREN IN THE WAR Live From HIGHCOMMUNICATIONS 2003
CHILDREN IN THE WARGLAY

戦争の悲惨さと人々の思いを切なく表現した楽曲。

GLAYのリーダーTAKUROさんが2003年のイラク戦争をきっかけに創作しました。

砂漠に咲いた花の目線から平和の意味を問いかけ、戦場で銃を握る兵士の葛藤を描いています。

GLAYは2003年のツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003」で初めてこの曲を披露。

アコースティックな要素を取り入れたサウンドが心に響きます。

戦争を知らない世代が増える中、平和の尊さを伝える大切なメッセージソングとして、多くの人に聴いてほしい1曲です。

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(91〜100)

大空の弟福来スズ子

笠置シヅ子さんの弟をしのんで作られた楽曲が、ドラマ『ブギウギ』の劇中歌として新たな命を吹き込まれました。

戦時下の家族の絆を描いた歌詞と、心に染みる歌声が見事に調和しています。

アルバム『福来スズ子傑作集』に収録され、2023年12月に初めてCDと配信でリリースされました。

戦争の悲惨さを伝えながらも、家族愛や平和への願いを優しく歌い上げる本作。

戦争を知らない世代にも、その記憶を語り継ぐ大切さを感じさせてくれる1曲です。