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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

日本で戦争が終わったのは1945年のこと。

今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。

しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。

そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。

この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

もくじ

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(61〜80)

花はどこへ行った加藤登紀子

花はどこへ行ったWhere have all the flowers gone?
花はどこへ行った加藤登紀子

2022年、反戦や平和への思いを込めて加藤登紀子さんがリリースしたアルバム『果てなき大地の上に』。

このアルバムに収録されているこの曲『花はどこへ行った』は、世界的に最も有名な反戦歌といっても過言ではない楽曲。

アメリカの歌手ピート・シーガーさんの作品で、日本でもYMOや忌野清志郎さんなど数々のアーティストがカバーを披露しています。

戦争は自分たちとは関係のない遠い国で起こっていること、と思う方もいらっしゃるかもしれません。

この曲を聴いてもまだ同じ気持ちでいられるでしょうか?

自分や家族に置き換えて考えて、聴いてみたい1曲です。

NO ~命の跡に咲いた花~ストレイテナー

「真っすぐにする人」という意味のバンド名を持ち、中学生からの幼なじみを中心に結成された4人組ロックバンド、ストレイテナー。

2015年リリースの「エモーショナル3部作」における2作目となる19thシングル曲『NO 〜命の跡に咲いた花〜』は、終戦70年という節目に改めて戦争との決別を歌った叙情的なロックチューンです。

目に映る美しい景色にもそこに至るストーリーがあり、過去の過ちを繰り返してはいけないことを教えてくれるメッセージは、時間とともに忘れてしまう歴史を思い出させてくれますよね。

平和な世界を未来に残さなければいけないことを教えてくれる、ドラマチックなナンバーです。

果てなき大地の上に加藤登紀子

加藤登紀子コンサート2022果てなき大地の上にTokiko Kato Concert 2022 Long Journey, Hard Earth
果てなき大地の上に加藤登紀子

加藤登紀子さんの『果てなき大地の上に』は、ただひたすらに平和への願いを斉唱する反戦歌です。

戦火の絶えない地にさらされる人々に対する深い共感と期待が詩に織り込まれており、その言葉たちには震えるほどの説得力が宿っています。

彼女の声に添えられたメッセージが、真っすぐ人々の心に届くことを願わずにはいられません。

一人ひとりが歌の世界に心を寄せ、その真実に目を向けることで、二度と繰り返してはならない過ちを思い出すことの重要性を、改めて認識できるのではないでしょうか。

What’s Going OnMarvin Gaye

マーヴィン・ゲイさんが1971年に発表した『What’s Going on』は、ベトナム戦争へ行っていた彼の弟の話をもとに制作されました。

実体験がもとになっていることもあり、戦争に対し心が痛む思いがリアルに描かれています。

争うことはダメなことなのになんでこんなことをしなければならないんだ……。

どんな理由があっても戦争は間違いなんだとあらためて身にしみてわかる1曲です。

The War SongCulture Club

戦争なんておかしい、間違っている!という思いが高らかに歌われているのは、イギリスのバンド・カルチャークラブの『The War Song』です。

戦争がダメなのはもちろんだけれど、それをやる人間がそもそもダメなんだと歌われ、争いをする人間の非情な姿を感じさせます。

歌詞の内容とは裏腹なポップなメロディーも印象的ですね。

とにかく戦争はやってはいけないことなんだ、そうみんなでちゃんと声をあげてくれ!と最後には平和を願う人へ訴えかけられています。