【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲
日本で戦争が終わったのは1945年のこと。
今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。
しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。
そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。
この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。
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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(41〜45)
キーウから遠く離れてさだまさし

テレビから流れてくるウクライナでの惨状に衝撃を受けている方は多いでしょう。
さだまさしさんの『キーウから遠く離れて』は、その痛みを音楽に込めた楽曲。
政治的なテーマは敬遠しがちなアーティストが多いなか、さださんは反戦メッセージを歌に託しました。
戦争の悲惨さと生命の再生を描いた歌詞が、私たちの心に染み入ります。
この曲を聴きながら、あらためて「戦争と平和」について考えてみませんか?
明日なき世界RCサクセション

RCサクセションの『明日なき世界』は、戦争の現実という過酷なテーマに果敢に挑んだ1曲。
この曲はアメリカのシンガーソングライター、バリー・マクガイアさんが1965年にリリースした曲のカバーソング。
聴き手を遠くの争いが身近なものへと引き寄せ、なかなか実感する機会が少ない戦争の危機感を心に刻むことで、戦争が個々の生活をどのように破壊していくのか、その恐ろしさを語りかけています。
忌野清志郎さんらしさのあるリアルな言葉が突き刺さるのではないでしょうか。
AGO!GO!7188

アップテンポで軽快なサウンドの中に暗い空気がただよっているGO!GO!7188の隠れた名曲です。
歌詞で描かれるのはとても暗い内容で、突然やってくる理不尽で報われない死が全体をとおして表現されています。
戦いに巻き込まれてしまった人の嘆きのような内容で、突然やってきた死の瞬間に思ったことを吐き出しているような印象です。
自分ひとりの死では止まらない悲しみの連鎖の表現が、心に重くのしかかってくるようです。
【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(46〜50)
Army DreamersKate Bush

2013年に大英帝国勲章を受賞したイングランド出身のシンガー、ケイト・ブッシュさん。
彼女が1980年にリリースした『魔物語』に収録されている『Army Dreamers』は、兵士として戦争に向かった人々を歌った作品です。
ワルツのようなリズムで刻まれる切ないメロディーラインが響きます。
彼女のもつ透明感のある歌声によって、兵士への真っすぐな思いが感じられるでしょう。
二度と起きてはならない戦争の悲惨さを描いた楽曲です。
時代遅れのRock’n’Roll Band桑田佳祐 feat. 佐野元春, 世良公則, Char, 野口五郎

桑田佳祐さん、佐野元春さん、世良公則さん、Charさん、野口五郎さんという、現代のJ-POPシーンにおいてレジェンドと言われるミュージシャンによる配信限定シングル曲。
自然災害、パンデミック、戦争といった混沌とする世の中の平和を願ったチャリティーソングで、同じ年齢のトップアーティスト同士による夢の共演が話題となりました。
古き良きJ-POPを感じさせるアンサンブルは、どんな時代においても人類の共通の願いである平和という普遍的なテーマとリンクしていますよね。
暗いニュースが多い現代にこそ多くの人々の心に届いてほしい、流行り廃りを越えた名曲です。
Beginners曽我部恵一

自身の名を冠した曽我部恵一BANDやサニーデイ・サービスなど、数々のバンドでも精力的に活動しているシンガーソングライター、曽我部恵一さんの楽曲。
2022年2月にサニーデイ・サービスのYouTubeチャンネル上で公開された楽曲で、日本にとって遠い世界の出来事と思われがちな光景をリアルを感じさせる歌詞が衝撃的です。
浮遊感のあるメロディーと絶妙に韻を踏んだ意味深な歌詞は、夢と現実の間にいるような言葉にできない感覚に陥るのではないでしょうか。
争いによって見える情景を少ない言葉で的確に描いた、聴いていると平和を願わずにいられない楽曲です。
PrayJustin Bieber

平和を願う強い思いが描かれた、ジャスティン・ビーバーさんの『Pray』。
実際に経験をしていなくても、テレビなどで報じられる戦争の映像を見るととても心が痛みますよね。
彼もこの曲で泣いている子供たちや亡くなった人たちの様子をテレビで見るとつらくなる、という心の痛みを歌っています。
実際に争いを目の前で経験している人も、遠く離れた場所から見て胸を痛めている人も、すべての人の生活とそして心にも平和が訪れることを、この曲とともに祈りませんか。