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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。

その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。

現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。

この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。

守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(41〜50)

四季刻歌綿飴

【IA】 四季刻歌 【オリジナルPV】
四季刻歌綿飴

春から夏への移ろいを背景に、はかない恋と時の流れを描いた1曲。

戦争をテーマにした作品ではありませんが、和風テイストのサウンドと切ない歌詞が、戦争で大切な人を失った人の思いと重なります。

2012年10月に公開され、VOCALOIDアルバム『V love 25 -Exclamation-』に収録。

ボーカロイドの透明感のある歌声が、桜の精霊と人間のかなわぬ恋を美しく表現しています。

「君を絶対に一人にはしない」と約束するシーンは特に印象的で、過ぎ去った日々への後悔と思慕が伝わってきます。

Happy Xmas (War Is Over)John Lennon & Yoko Ono

HAPPY XMAS (WAR IS OVER). (Ultimate Mix, 2020) John & Yoko Plastic Ono Band + Harlem Community Choir
Happy Xmas (War Is Over)John Lennon & Yoko Ono

1971年に発表された楽曲で作詞作曲はジョン・レノンさんとオノ・ヨーコさんによって作られました。

現在でもクリスマスシーズンに必ずといっていいほど耳にする名曲で、反戦歌として制作されました。

サビのコーラスでは、戦争は今もなお続いている現実に対して「もう戦争は終わりにしようよ」というメッセージがこめられており、全世界に伝えたいという思いが感じられるナンバーです。

桜ひとひらMISIA

いつの時代も忘れてはいけない「戦争」をテーマにした作品は、現代人にさまざまな気づきを与えてくれますよね。

シンガー、MISIAさんが2015年にリリースした『白い季節/桜ひとひら』に収録されているこの曲は、ドラマスペシャル『永遠の0』主題歌に起用されました。

ピアノやストリングスの美しい音色が響く楽曲です。

少しずつ力強くなっていくバンドサウンドにもメッセージ性を感じますね。

桜が舞う季節に平和を祈って聴きたくなる名バラードです。

コバルトブルーThe Back Horn

THE BACK HORN「コバルトブルー / Cobalt blue」MUSIC VIDEO
コバルトブルーThe Back Horn

「聞く人の心をふるわせる音楽を届けていく」をコンセプトに精力的な活動を続けている4人組オルタナティブロックバンド、THE BACK HORN。

知覧特攻平和会館で受けた衝撃により書かれたメジャー9thシングル曲『コバルトブルー』は、印象的なギターリフのイントロで始まる哀愁を感じさせるアンサンブルが印象的ですよね。

日本における戦争末期を象徴する特別攻撃隊としての指名を背負った若者の視点で描かれた歌詞は、現在の平和とは程遠い覚悟と悲哀を感じられるのではないでしょうか。

もう二度と同じ過ちや悲しみを繰り返さないことの大切さを教えてくれる、胸が締め付けられるロックチューンです。

Fight the nightONE OK ROCK

【HD】ONE OK ROCK – Fight the night “35xxxv”JAPAN TOUR LIVE
Fight the nightONE OK ROCK

戦争の悲惨さと闘い続ける強さを、ONE OK ROCKの『Fight the night』は体現しています。

2015年、アルバム『35XXXV』収録のこの楽曲は、どんな暗闇も乗りこえようとする情熱が込められていて、リスナーの心を揺さぶります。

イントロから感じる緊張感、そしてTakaさんの力強いボーカルが、言葉にできない痛みを代弁してくれるかのよう。

若者をはじめあらゆる世代に戦争の理不尽さと対峙する勇気を与えますね。

戦争を知らない子供たちジローズ

ジローズ 「戦争を知らない子供たち」
戦争を知らない子供たちジローズ

1970年に発表された、北山修さんが作詞し、杉田二郎さんが作曲した曲がこちら。

大阪万博でのコンサートではじめて歌われたそうです。

戦後の世代を代表するようなこちらの曲ですが、ベトナム戦争の反戦歌のようになっており、当時はやっていた若者の長髪なども歌詞に盛り込まれています。

これからもずっと戦争を知っている子供たちが増えないように祈るばかりです。

願い林明日香

戦争の悲惨さを訴える切ない歌声が胸に迫る1曲。

林明日香さんの透き通るような歌声が、平和への願いを込めた歌詞を一層引き立てています。

2004年7月に発売された本作は、反戦や平和のメッセージを伝える彼女の代表曲となりました。

イラク派遣の自衛隊隊員からも支持を受けたという事実が、楽曲の力強さを物語っています。

心に響く歌声と深いメッセージ性を持つこの曲は、聴く人に平和について考えるきっかけを与えてくれることでしょう。