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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

日本で戦争が終わったのは1945年のこと。

今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。

しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。

そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。

この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(11〜20)

矛盾の上に咲く花MONGOL800

沖縄出身のバンド、MONGOL800。

1998年に結成された彼らは、シンプルながら心に響くサウンドで多くのリスナーを魅了しています。

特に、アルバム『MESSAGE』からの曲『矛盾の上に咲く花』は、その名の通り戦争の矛盾を芸術的に表現した作品です。

この曲は、旋律とともに心に響くメッセージがリスナーの年齢を問わず共感を呼びます。

苦しい時代の中で、平和の重要性を訴える力強い言葉たちは、戦争を知らない世代にもその重みを伝えるために聴く価値があります。

繰り返される歴史の教訓として、また平和への願いを込めてこの曲を聴いてみてください。

Heaven’s hellCocco

Heaven’s hell (Tokyo solo recording Version)
Heaven's hellCocco

デビュー当時は強烈なインパクトの歌詞とラウドなロックサウンドの楽曲で注目を集め、音楽活動以外にも絵本作家や俳優としての顔も持つ沖縄県出身のシンガーソングライター、Coccoさん。

『ザ・ベスト盤』に2003年のライブバージョンが収録されている『Heaven’s hell』は、Coccoさんの特徴的で優しい歌声が心に染みるナンバーです。

会えなくなってしまった大切な人を思う歌詞は、今もなお県内に基地がある沖縄出身のCoccoさんにしか表現できないメッセージなのではないでしょうか。

戦争により残されてしまった人の切なさや悲しみを感じさせる、センチメンタルなバラードです。

兵士Aくんの歌七尾旅人

七尾旅人 “兵士Aくんの歌” (映像作品『兵士A』より)
兵士Aくんの歌七尾旅人

七尾旅人さんの『兵士Aくんの歌』は、戦争のおろかさを伝える傑作です。

日本の安全保障に疑問を投げかけるこの曲は、戦争という悲劇に平和のメッセージを絡めています。

アコースティックギターの音色と彼の歌声を主体としたメロディーにのせたメッセージが心に響くでしょう。

七尾旅人さんの幅広い音楽性が渾然一体となった素晴らしい作品で、特に平和を願うリスナーにオススメです。

ライブでのパフォーマンスも必見で、見に行く機会があれば絶対に逃さないでください!

TriangleSMAP

SMAPのシングル『Triangle』は、戦争の無意味さと悲惨さを切り取った力作です。

2005年にリリースされ、時を経ても色あせることのないメッセージを世界に問いかけます。

本作は、リアルタイムで戦争のニュースを目の当たりにした市川喜康さんが、自らの祖父の戦争体験を歌詞に込めました。

そのメッセージは、リスナーの心を震わせ続けています。

世界中で起こる戦争に目を向けたとき、改めて平和の尊さをうったええかける名曲として注目される曲です。

静かなるアフガン長渕剛

静かなるアフガン (「長渕 剛 ALL NIGHT LIVE IN 桜島 04.8.21」より)
静かなるアフガン長渕剛

2001年に起こったアメリカ同時多発テロ事件に伴うアフガニスタン紛争について歌ったのが、長渕剛さんの『静かなるアフガン』です。

長渕さんといえば音楽の力を使い国や政治に意見を述べてきた、数少ないミュージシャンの一人ですよね。

『静かなるアフガン』は2002年にリリースされたシングルで、長渕剛さんらしい率直で容赦のない歌詞が印象的です。

残念ながらあまりにストレートすぎる歌詞が問題となりテレビやラジオでの放送はできなくなってしまいましたが、ぜひ一度聴いてみてほしい反戦歌なんですよね。

ハナミズキ一青窈

シンガーソングライターの一青窈さんの代表曲である、スローテンポの美しいバラードナンバーです。

この曲は直接的に戦争のことを歌った曲ではありませんが、アメリカの同時多発テロを受けて制作されたという背景があり、平和を願う気持ちが込められているんですよね。

歌詞の中では、大切な人の幸せを願う様子がつづられており、愛にあふれたメッセージには心が洗われます。

「戦争なんてこの世からなくなり、自分の大切な人たちが幸せに暮らせる世界になればいいな」とあらためて強く感じさせられます。

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(21〜30)

死んだ女の子元ちとせ

元ちとせ「死んだ女の子 – Live 2023 -」/ HAJIME CHITOSE「Shinda Onna no Ko – Live 2023 -」
死んだ女の子元ちとせ

広島市へ原子爆弾が落とされたことをうけ、トルコの詩人ナーズム・ヒクメットさんが1956年に発表した詩『死んだ女の子』に作曲家の外山雄三さんが曲をつけ、元ちとせさんが歌っています。

本作は原子爆弾により命を落としてしまった7歳の女の子が題材として描かれていて、無念な気持ちや戦争への怒りが込められています。

曲の最後にはこの女の子から平和な世界にしてほしいというメッセージが込められています。

戦争の悲惨さを伝え続けるために後世に残したい作品です。