【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲
日本で戦争が終わったのは1945年のこと。
今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。
しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。
そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。
この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。
【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】
- 【反戦歌】戦争が生んだ悲劇を現代に伝える名曲
- 【涙腺崩壊】心が震えるほど泣ける歌&歌詞が心に染みる感動する曲
- 平和を願う歌。いつまでも世界が平和でありますように
- 戦争や環境問題などさまざまな社会問題に踏み込んだ邦楽の名曲
- 【死別ソング】もう会えないあなたへ………。死を歌った泣ける歌
- 【死別の歌】大切な人を亡くした歌。大切な人を想って聴きたい曲
- 【別れの曲】さよならの歌。涙のお別れソング
- 【平和を願って】ウクライナを支援する曲
- 背筋の凍る怖い歌。恐怖を感じる名曲・不気味なおすすめ曲
- 【泣ける】胸が締めつけられるほど切なくて哀しい曲
- 涙腺崩壊まちがいなし!Z世代におすすめしたい泣ける名曲たち
- メッセージ性の強い曲。邦楽の名曲、おすすめの人気曲
- 【ありがとう】おじいちゃん、おばあちゃんの歌。感謝の気持を伝えたくなる名曲
- 日本の哀歌に込められた魂の叫び。心に響く至極の名曲を紐解く
【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(1〜20)
No more warGReeeeN

『愛唄』や『キセキ』など、デビュー以来数多くのヒット曲を世に送り出してきた4人組ボーカルグループ、GReeeeN。
2ndアルバム『あっ、ども おひさしぶりです』に収録されている楽曲『no more war』は、哀愁を感じさせるギターのアルペジオのイントロが耳に残りますよね。
一部の愚かな大人のために、何も知らない子供たちが命を落とす事への憂いと憤りを紡いだメッセージからは、戦争という行為が奪う未来の重さを考えさせられるのではないでしょうか。
奥行きのあるアンサンブルに乗せたラップや疾走感のあるサビが心を震わせる1曲です。
矛盾の上に咲く花MONGOL800

沖縄出身のバンド、MONGOL800。
1998年に結成された彼らは、シンプルながら心に響くサウンドで多くのリスナーを魅了しています。
特に、アルバム『MESSAGE』からの曲『矛盾の上に咲く花』は、その名の通り戦争の矛盾を芸術的に表現した作品です。
この曲は、旋律とともに心に響くメッセージがリスナーの年齢を問わず共感を呼びます。
苦しい時代の中で、平和の重要性を訴える力強い言葉たちは、戦争を知らない世代にもその重みを伝えるために聴く価値があります。
繰り返される歴史の教訓として、また平和への願いを込めてこの曲を聴いてみてください。
コバルトブルーThe Back Horn

「聞く人の心をふるわせる音楽を届けていく」をコンセプトに精力的な活動を続けている4人組オルタナティブロックバンド、THE BACK HORN。
知覧特攻平和会館で受けた衝撃により書かれたメジャー9thシングル曲『コバルトブルー』は、印象的なギターリフのイントロで始まる哀愁を感じさせるアンサンブルが印象的ですよね。
日本における戦争末期を象徴する特別攻撃隊としての指名を背負った若者の視点で描かれた歌詞は、現在の平和とは程遠い覚悟と悲哀を感じられるのではないでしょうか。
もう二度と同じ過ちや悲しみを繰り返さないことの大切さを教えてくれる、胸が締め付けられるロックチューンです。
Heaven’s hellCocco

デビュー当時は強烈なインパクトの歌詞とラウドなロックサウンドの楽曲で注目を集め、音楽活動以外にも絵本作家や俳優としての顔も持つ沖縄県出身のシンガーソングライター、Coccoさん。
『ザ・ベスト盤』に2003年のライブバージョンが収録されている『Heaven’s hell』は、Coccoさんの特徴的で優しい歌声が心に染みるナンバーです。
会えなくなってしまった大切な人を思う歌詞は、今もなお県内に基地がある沖縄出身のCoccoさんにしか表現できないメッセージなのではないでしょうか。
戦争により残されてしまった人の切なさや悲しみを感じさせる、センチメンタルなバラードです。
想望福山雅治

戦時下の切ない恋愛と別れを繊細な心情描写で表現した福山雅治さんの作品です。
愛する人への思いや平穏な日常への願い、抗えない運命の流れを丁寧に紡いでいく歌詞からは、戦争という時代に翻弄された人々の思いが伝わってきます。
日常のささやかな幸せや大切な人との温かな時間を愛おしむ心情が、優しい歌声で描かれています。
2023年12月に公開された映画『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』の主題歌として制作された本作は、原作小説の世界観を見事に音楽で表現しています。
戦争や別れという重いテーマながらも、人間らしい温かさと希望を感じられる楽曲で、大切な人との絆や平和の尊さを考えたい方にオススメの1曲です。
兵士Aくんの歌七尾旅人

七尾旅人さんの『兵士Aくんの歌』は、戦争のおろかさを伝える傑作です。
日本の安全保障に疑問を投げかけるこの曲は、戦争という悲劇に平和のメッセージを絡めています。
アコースティックギターの音色と彼の歌声を主体としたメロディーにのせたメッセージが心に響くでしょう。
七尾旅人さんの幅広い音楽性が渾然一体となった素晴らしい作品で、特に平和を願うリスナーにオススメです。
ライブでのパフォーマンスも必見で、見に行く機会があれば絶対に逃さないでください!