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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲

日本で戦争が終わったのは1945年のこと。

今となっては戦争を体験したことがない世代も多くなりました。

しかしその後も世界の各地では戦争が続いており、2022年にロシアとウクライナの間で争いが起きたことは世界中に衝撃を与えました。

そんな悲惨で愚かな戦争を食い止めるためにも、戦争の記憶を語り継ぐことは大切です。

この記事では、そんな戦争の悲惨さを歌った曲を紹介していきます。

【子どもたちの命と権利を守るための緊急募金にご協力ください】

日本ユニセフ「ガザ人道危機緊急募金」

日本ユニセフ「ウクライナ緊急募金」

もくじ

【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(61〜80)

CHILDREN IN THE WARGLAY

CHILDREN IN THE WAR Live From HIGHCOMMUNICATIONS 2003
CHILDREN IN THE WARGLAY

戦争の悲惨さと人々の思いを切なく表現した楽曲。

GLAYのリーダーTAKUROさんが2003年のイラク戦争をきっかけに創作しました。

砂漠に咲いた花の目線から平和の意味を問いかけ、戦場で銃を握る兵士の葛藤を描いています。

GLAYは2003年のツアー「HIGHCOMMUNICATIONS TOUR 2003」で初めてこの曲を披露。

アコースティックな要素を取り入れたサウンドが心に響きます。

戦争を知らない世代が増える中、平和の尊さを伝える大切なメッセージソングとして、多くの人に聴いてほしい1曲です。

大空の弟福来スズ子

笠置シヅ子さんの弟をしのんで作られた楽曲が、ドラマ『ブギウギ』の劇中歌として新たな命を吹き込まれました。

戦時下の家族の絆を描いた歌詞と、心に染みる歌声が見事に調和しています。

アルバム『福来スズ子傑作集』に収録され、2023年12月に初めてCDと配信でリリースされました。

戦争の悲惨さを伝えながらも、家族愛や平和への願いを優しく歌い上げる本作。

戦争を知らない世代にも、その記憶を語り継ぐ大切さを感じさせてくれる1曲です。

Blowin’ in the WindBob Dylan

Bob Dylan – Blowin’ in the Wind (Official Audio)
Blowin' in the WindBob Dylan

1960年代から活躍する世界的に有名なアメリカ出身のミュージシャン、ボブ・ディランさん。

彼が1963年にリリースした『Blowin’ in the Wind』は、アメリカ公民権運動をテーマに描かれた楽曲です。

シンプルなアコースティックギターの音色やハーモニカの演奏が印象的です。

争いへの問いかけを描く歌詞になっており、温かいメロディーとともに心に響くでしょう。

楽曲の最後に繰りかえされるリフレインにも注目して聴いてみてください。

悲しみの十字架HAWAIIAN 6

Hawaiian6 【A CROSS OF SADNESS】 悲しみの十字架
悲しみの十字架HAWAIIAN 6

遠くでも近くでも、いつの時代も戦争は尽きることはありません……。

「戦争が完全になくなる世界になぜならないのか……」そんなやりきれない思いを激しいパンクサウンドに乗せ、力いっぱい表現しています。

フェスやライブでも人気の曲です。

英語ですが強いメッセージが込められているので、オーディエンスは熱くなり大合唱になることも。

このように伝染していくことが平和な国に生まれているわたくしたちの使命なのかもしれませんね。

戦争と僕サンボマスター

「戦争と僕」サンボマスター /カバー by 前田泰孝(Yasutaka Maeda)
戦争と僕サンボマスター

ストレートなパンクロックをベースに、さまざまな音楽性を融合させた唯一無二のサウンドで人気を博している3ピースロックバンド、サンボマスター。

メジャー3rdアルバム『僕と君の全てをロックンロールと呼べ』に収録されている『戦争と僕』は、戦争に向かうリアルな心情を描いたメッセージが情景をイメージさせますよね。

戦争には自分と相手が存在することを理解していながら、それでも自分の正義や守りたいもののために理不尽にも目を瞑ってしまう心情は、今も昔も戦士たちの変わらない葛藤なのではないでしょうか。

戦争によって人生も未来も狂わされてしまう悲惨さが心に浮かぶ、憂いを帯びたナンバーです。