【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲
人間の心に深く刻まれる「戦争の歌」。
その歌声のなかには、平和を願う祈り、家族への思い、そして時代をこえて語り継がれるべき記憶が込められています。
現代を生きる私たちは、これらの曲を通じて、戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて考えることができます。
この記事では、日本の音楽史に残る心揺さぶる「戦争」をテーマにした楽曲をご紹介します。
守るべき争いのない平和な日常の大切さを、音楽とともに見つめ直してみませんか?
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【戦争の歌】戦争の悲惨さ、愚かさを歌った名曲(21〜30)
遙かなるクリスマスさだまさし

本来幸せに包まれるはずのクリスマスでも、戦争のことを考えてしまう……そんな矛盾と葛藤が描かれた楽曲です。
正義への疑問を投げかけつつも、くり返される「メリークリスマス」のフレーズが世界のいびつさを感じさせます。
ウージの唄かりゆし58

『アンマー』の代表曲で知られる沖縄出身、沖縄在住のバンドかりゆし58が2006年にリリースした『ウージの唄』。
タイトルにある「ウージ」は沖縄弁で「さとうきび」の意味。
沖縄の戦争の悲惨な体験を乗り越えてきた沖縄の現実を歌っています。
深い悲しみから生きることへの希望を表現していて、前向きな気持ちにさせてくれます。
沖縄の歴史と平和に向かう強い思いを感じる名曲です。
ハナヒカリリーガルリリー

浮遊感のあるオルタナティヴ・ロックサウンドが描くのは、戦争へと向かう大切な人を引き止めようとする悲痛な願いです。
戦闘機や兵隊といった言葉が、平和な日常と隣り合わせにある残酷な現実を突きつけ、聴く人の胸を強く揺さぶります。
この楽曲は、2019年9月に発売されたリーガルリリーの記念すべきファーストシングルで、映画『惡の華』の主題歌として書き下ろされました。
争いのない世界を希求するとき、本作の静かな祈りのような歌声が、きっとあなたの心に深く響き渡ることでしょう。
時をこえHY

沖縄県出身のバンドHYが贈る、平和を願い、命の大切さを訴える1曲です。
歌詞の中ではおばあさんとおじいさんから聞いた若いころの話、戦時中の様子などがつづられているんです。
当時大変な思いをして生き抜き、2人が出会ってくれたからこそ命がつながれて自分が生まれてきたんだという、当たり前だけれども忘れてしまいがちな大切なことが書かれています。
自分が生まれたことの奇跡や命の大切さについてあらためて考えるキッカケになり、本当に戦争がなくなってほしいと願う気持ちが強くなります。
すてごまTHE BLUE HEARTS

権力によって個人が使い捨てにされる戦争の不条理を、疾走感あふれるパンクサウンドに乗せて痛烈に描き出した名曲です。
THE BLUE HEARTSが1993年2月に発売し、オリコン1位を獲得したアルバム『STICK OUT』の冒頭を飾る本作。
作詞作曲を手がけた甲本ヒロトさんは、大きな目的のために声なき個人が「捨て駒」にされる社会への違和感を表現したそうです。
勇ましい言葉とは裏腹に、ただ泣くことしかできない犠牲者の視点で描かれている点が、聴く者の胸を強く打ちますよね。
社会の仕組みや掲げられる「正義」に疑問を感じたとき、この曲が心の叫びを代弁してくれるかもしれません。
タガタメMr.Children

Mr.Children11枚目のアルバムとして2004年にリリースされた『シフクノオト』の収録曲で平和を願った曲です。
この曲が作られた時期に未成年者が加害者と被害者になった事件が続けて起こったもあり、ボーカルの桜井和寿さんが戦争に対する思いや平和を願う思いを歌詞にした名曲です。
日々の生活の中で他人の悲しいことや苦しいことに対して自分は何ができるのかを考えさせられる曲です。
ハナミズキ一青窈

シンガーソングライターの一青窈さんの代表曲である、スローテンポの美しいバラードナンバーです。
この曲は直接的に戦争のことを歌った曲ではありませんが、アメリカの同時多発テロを受けて制作されたという背景があり、平和を願う気持ちが込められているんですよね。
歌詞の中では、大切な人の幸せを願う様子がつづられており、愛にあふれたメッセージには心が洗われます。
「戦争なんてこの世からなくなり、自分の大切な人たちが幸せに暮らせる世界になればいいな」とあらためて強く感じさせられます。