【高齢者向け】指先を鍛えるリハビリグッズ。手作りアイデア集
高齢者の方がおこなう日々のリハビリは、心身の健康につながります。
とくに指先のリハビリは、脳に良い刺激を与えてくれるのでオススメです。
今回は高齢者の方の指先リハビリにオススメな、手作りアイテムをご紹介します。
指先の機能向上を目標に、日常に取り入れやすい手作りのアイデアを集めてみました。
材料は100円均一などで手軽にそろえられるので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
リハビリアイテムを手作りで考えている方はぜひ参考にしてくださいね。
【高齢者向け】指先を鍛えるリハビリグッズ。手作りアイデア集(41〜50)
ペットボトル

ペットボトルに水や砂などを入れたものの重さを利用して、腕を鍛えるダンベルを作ってみましょう。
ペットボトルの入り口から慎重に砂などを入れていく作業、細かく重さを量っていく手順は集中力や繊細な動きも鍛えられますね。
使用者の手に合わせたペットボトルをチョイスすることも重要で、握りやすさも意識すれば握力のトレーニングにつながりますよ。
水や単色の砂ではシンプルな見た目になってしまうので、砂や水の中に装飾を取り入れて楽しいトレーニングを意識するのもよさそうですね。
ミトン

力を抜くと手が軽く曲がってしまうという人は、無理のない範囲で手をしっかりと広げて、それを維持することが手をもとの状態へ戻すことにつながります。
そんな手のリハビリをサポートする、100円均一でも手に入る道具を使った運動です。
まずはゴムを使って広げた手を板に固定、そのままミトンの中に手を入れます。
ミトンで包むことで机の上を滑らすなどの運動がしやすいので、手からつながる腕や肩なども動かしていく意識が大切ですね。
また包んだ状態で動かすことがあたたかさにもつながり、血行を促進する効果も期待されます。
紙コップでもぐらたたき

紙コップに割りばしを取り付けたハンマーで、同じく紙コップで作ったモグラを捕獲していくゲームです。
勢いよく重ねるとモグラがハンマーにくっつくので、これを利用してフィールドのモグラを順番に取っていきます。
取ったモグラをひとつずつ取り外してもらうルールも大切で、この移動させる流れも手の運動につながります。
制限時間でどれだけモグラを獲得できるかを競ってもらうことで、集中力やすばやい動きなどが鍛えられるゲームですね。
ひも通しで手指を訓練するグッズ

手指、そして手首も訓練できるひも通しグッズを紹介します!
ひもが通るサイズの穴を開けた、長細い木の板をいくつか用意します。
それらを1枚の木の板に立ててくっつければ完成!
訓練される方は、針に糸を通すのと同じような形で、穴の開いた部分にひもを順番に通していってもらいます。
最初は両手を使ってやってみて、その後は利き手だけを使い、手指をうまく動かしながらひもを通してみましょう。
人によって通しやすい方向があるかと思いますが、通しにくい方向からも挑戦することでより手指の運動につながりますよ。
脳トレにも!衣服の着脱トレーニング

日常生活には欠かせない服のボタンをとめたり外したりする動作と、ボタンを動かす際の指先の小さな動きに注目したリハビリグッズです。
真ん中に切込みを入れた四角形のフェルトを数枚と、両端にボタンを取り付けたひもを準備するだけで完成ですね。
フェルトにボタンをとおす、とおしたボタンをはずすという動きを繰り返していきます。
ボタンのサイズやフェルトの穴を調整すると、とめはずしの動作も難しくなるので徐々に難易度を上げていくのもオススメですよ。
しっかりと指先を鍛えつつ、日常での衣服の着脱のトレーニングにもつなげていきましょう。