【5月の健康ネタ】高齢者向けのレクリエーションをご紹介!
5月はこどもの日や母の日など、季節のイベントが盛りだくさんの月です。
気候も穏やかで過ごしやすくなるため、高齢者の方も活発に動きやすくなるでしょう。
そこで今回は高齢者の方向けの、気軽に楽しめるレクリエーションをご紹介します。
5月ならではの工作や歌を取り入れることで、季節を感じながら楽しく参加できる雰囲気が作れますよ。
すべて簡単にチャレンジできるものばかりなので、ぜひ周りの高齢者の方と一緒に楽しく参加してみてくださいね。
【5月の健康ネタ】高齢者向けのレクリエーションをご紹介!(51〜60)
介護体操「茶摘み」

八十八夜とは、立春から数えて88日目にあたる日の事で、古くから茶摘みや田植えなどの農作業を始める目安とされてきました。
今回はその「茶摘み」の音楽に合わせた体操をご紹介します。
まずは準備運動を兼ねて、体の動きを確認しましょう。
歌詞に沿った動きとなっているため、覚えやすいですよ。
音楽に合わせておこなう場合は節目の手拍子も忘れないようにしましょう。
最初は動きに気を取られることが多いかもと思いますが、慣れてきたら速度を変えたり、歌いながらおこなうなど、さまざまなバリエーションでも楽しめますよ。
考えながら体を動かし、歌う、といった複数の活動を同時におこなう事は脳トレとしての効果も期待できるため、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメです。
母の日体操

母の日にちなんで体や口を使った、母の日体操を紹介します。
体を使った体操では手足を使って母の日という文字を表現します。
座りながらできる体操ですので、取り組みやすい体操になっていますよ。
口を使った口くう体操で母の日という言葉を口で言いながら口を大きく開けて口周りの筋肉を動かしていきましょう。
おなかに手を当てながら言葉を発することで呼吸にも集中でき健康に良い刺激になりますね。
ぜひ挑戦してみてくださいね。
泡足浴

ベッドサイドでできる、泡足浴を紹介します。
洗浄効果が高く、リラックス効果も期待できますよ。
ビニール袋にボディーソープなどを入れて泡立てていきましょう。
泡立てた袋の中に足を片方入れてマッサージするように洗っていきます。
最後にぬれタオルで泡を拭き取り、乾燥したタオルで水気がないように拭き上げたら完了です。
お風呂に入ることが難しい日などにも役に立つ泡足浴ぜひ取り入れてみてくださいね。
最後に保湿剤などをぬると乾燥をふせぐこともできますよ。
百人一首

5月27日は百人一首の日です。
良い機会ですので、ご紹介したいと思います。
平安時代から鎌倉時代初期にかけて活躍した公家、歌人である藤原定家が「古今和歌集」、「新古今和歌集」などから100人の代表的な和歌を選んだことから、初めて百人一首が出来た日とされています。
かるたのような遊び方が一般的かとは思いますが、実は奥が深いんです。
句の内容を覚えること、読まれている札を見つけること、札をとること、と頭の中では理解、思考、判断、行動が目まぐるしくおこなわれます。
脳トレとしても、複数人で楽しみながらおこなえるため、高齢者施設のレクリエーションとしてもオススメですよ。
茶摘みゲーム

「夏も近づく八十八夜」のフレーズでおなじみの茶摘み。
今回はその八十八夜にちなんだゲームをご紹介します。
緑と黄緑色の折り紙を用意し、円すい型に丸めます。
大きさも大小用意すると良いでしょう。
緑の葉と、黄緑の若葉と、それぞれ収穫できるよう、使い捨ての容器を2つ用意します。
ダンボールの箱には新聞紙を緑色に染めたものを置いておきましょう。
折り紙をその中に入れたら準備万端。
合図とともに、葉と若葉を選びながら収穫します。
速さを競ったり、時間内の収穫数を競ったり、ピンセットでおこなうなど、やり方もさまざまです。
指先の訓練や、理解・判断力の向上にも効果が期待できます。
ぜひおこなってみてくださいね。