寒い冬は外出するのがおっくうになってしまう季節ですよね。
雪が降る地域では、外出すること自体が難しい高齢者の方もいらっしゃることでしょう。
こちらの「冬に座ったままできるレク」は、そんな高齢者の方にオススメ!
暖かい室内で安全に安心して楽しんでいただける体操やゲームを集めました。
座ったままでも足や手を動かせるものや、脳トレ要素のあるものなど、体を動かすとともに認知症予防にも役立ってくれますよ。
まだまだ寒さの厳しい冬を、楽しく乗り越えてくださいね!
【高齢者向け】寒い冬を楽しく過ごそう!座ってできるレク(1〜10)
おにぎりころりんゲーム

手元のラップの芯でクルクルとひもを巻き取り、その先にある紙皿に乗せたおにぎりのモチーフを引き寄せていくゲームです。
巻き取っていく道中には障害物が設置されているので、おにぎりが転がってしまわないように慎重に巻き取っていきましょう。
横にならんだ人との対戦形式にすると、慎重さだけでなくスピード感にも意識が向けてもらえるので、こちらもオススメですよ。
巻き取る手の動き、遠くにあるおにぎりへの集中など、さまざまな部分が鍛えていけるゲームですね。
枯れ木に花を咲かせましょう

木をモチーフにしたターゲットに向かって、ピンク色の紙で柔らかく包まれたボールを投げていく、枯れ木に花を咲かせていくようなゲームです。
枝に設置された紙皿には点数が書かれていて、高い点数と、木を彩ることを目指してもらいます。
ターゲットが遠いほどに点数も高くなるので、ボールをそこまで届かせる力のコントロールにしっかりと意識を向けてもらいましょう。
枯れ木に花を咲かせることも大きなテーマなので、すべての枝に入ったら得点が倍、などのルールを加えてもおもしろそうですね。
ピンポンキャッチ

バウンドしてこっちに向かってくるピンポン玉を、両手に持った紙コップでうまくキャッチすることを目指すゲームです。
ピンポン玉の動きを見極める集中力、そこにあわせた紙コップの動かし方など、シンプルな中にさまざまなトレーニングの要素が込められています。
ピンポン玉の軌道を予想することが確実なキャッチにもつながるので、一瞬の中で集中力をしっかりと高めてもらえますよ。
手のすばやい動きにも意識を向けてもらうために、さまざまなスピードのピンポン玉に挑んでもらうのがオススメです。
お箸で玉運びゲーム

お箸で小さいものをつかんで運ぶ、指先を使うゲームの紹介です。
細かな指先を使うゲームは脳を活性化することに期待ができます。
さらに、生活をする上で必要な動作のトレーニングにも役立ちますよ。
用意するものは、氷を作るアイストレー。
小さな氷を作れる、アイストレーがオススメです。
手芸用のデコレーションボールと割り箸を用意しましょう。
デコレーションボールは、ポンポンとも呼ばれていますよ。
必要なものは全て100均で購入が出来るので、準備も楽ですね。
アイストレーの端から、割り箸でデコレーションボールをつまんで入れていきましょう。
この動作が、食事動作の訓練になりますよ。
座って楽しめるゲームなので、高齢者の方も取り組みやすいのではないでしょうか。
紙コップ飛ばし

新聞紙の棒を振って先に乗せた紙コップを前に向かって飛ばして、その飛距離を競うというゲームです。
どのような振り方をすれば紙コップに力が伝わってより遠くまで飛んでいくのか、力のコントロールが試されますね。
ただ力まかせに振るだけではうまく飛んでいかないので、振りはじめる位置やとめるタイミング、角度なども意識しつつ進めていきましょう。
ゲームをとおして肩のまわりをはじめとした上半身がしっかりと動かせるところもポイントですね。