花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ
演歌は哀愁が感じられるメロディと人々のさまざまな感情を込めた歌詞が魅力的ですよね。
そして風情を感じる描写が多いことも演歌の特徴で、演歌と花の組み合わせは鉄板です。
この記事では、花をテーマに歌った演歌の名曲を一挙に紹介していきますね。
四季折々の咲き誇る花はもちろん、散りゆく桜のようなはかない歌詞の曲までさまざまです。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いていただき、それぞれの曲に込められた情景に思いを巡らせてみてください。
花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(71〜80)
さそり座の女美川憲一

心に深く刻まれる情熱的な女性の心情を描いた名曲です。
さそり座の特性である一途さと復讐心を見事に表現し、1972年12月に発売されるや否や大ヒットを記録しました。
紅白歌合戦でも7回も歌われるなど、日本の音楽シーンに大きな影響を与えています。
美川憲一さんの透き通るような歌声と、ドラマチックな歌詞が相まって、聴く人の心を鷲掴みにする魅力があります。
失恋の痛手を癒したい時や、強い女性になりたいと感じた時に聴くと、きっと勇気をもらえることでしょう。
愛燦燦美空ひばり

日本の心を今に伝えるジャパニーズ・ソウル・ミュージック、演歌の名曲の中でも特に輝きを放つ1曲。
美空ひばりさんが1986年にリリースした本作は、彼女の49歳の誕生日とデビュー40周年を記念して発売されました。
当初は売上が振るわなかったものの、時が経つにつれてロングヒットとなり、ひばりさんのシングル売上で歴代12位にランクインするほどの人気を誇ります。
人生の喜びや悲しみ、そして愛の大切さを表現した歌詞は、多くの人々の心に響き、ひばりさんの死後も広く愛され続けています。
人生の不思議さや愛の力を感じさせる本作を聴けば、きっと心が温かくなることでしょう。
北の宿から都はるみ

1975年に発売されたこの曲は阿久悠による作詞、小林亜星による作曲で、都にとっては、「アンコ椿は恋の花」、「涙の連絡船」に続く3曲目のミリオンセラーシングルとなりました。
翌年第18回日本レコード大賞および、第9回日本有線大賞の、それぞれ大賞を受賞。
あなたにあてた手紙仕立ての歌詞が印象的です。
玄海哀歌中山琉美

一途な愛を歌い上げる演歌の名曲が2024年6月に登場しました。
女性の切ない思いを見事に表現した本作は、海辺の町を舞台に失われた愛への嘆きと消えない感情を描いています。
中山琉美さんの力強い歌声が、玄海灘の荒波のように心に響きますよね。
ドラマチックな曲調と感情豊かな歌唱が特徴で、演歌ファンならずとも楽しめる1曲です。
恋に悩む人や心に秘めた思いがある人にぜひおすすめ。
聴くたびに胸が締め付けられるような、そんな楽曲になっているんです。
長崎慕情五代ショウ

情感たっぷりな歌声で魅了する五代ショウさんの楽曲です。
2024年5月に3枚目のシングルとしてリリースされました。
長崎を舞台に描かれる切ない恋物語が胸に迫ります。
オランダ坂やマリアの鐘といった情景を思い浮かべながら、主人公の複雑な心情に寄り添っていると、思わず涙腺が緩んでしまいそう。
過去への未練と前に進む葛藤が、五代さんの深く艶のある歌声にのせて紡がれていきます。
丁寧に練り込まれた歌詞とメロディーに、昭和の名曲を思わせる凛とした歌謡曲の風格を感じます。
人生の機微に触れたいときにぴったりの1曲ですよ。
愛の終着駅八代亜紀

八代亜紀さんが1977年にリリースした『愛の終着駅』は、切ない恋愛の情景を描き、多くのファンの心を捉えて離しません。
この曲は、失われた愛への哀愁と深い感情が伝わってきます。
八代さんの温かくもありながら、力強い歌声が楽曲の情感をより一層高めているんですよね。
別れた恋人を忘れられずにいる人や、過去の愛を懐かしむ方に特にオススメします。
八代亜紀さんの表現力豊かな歌と、心に響くメロディーがきっとあなたの心に寄り添ってくれるはずです。
夜明けのチェロ千花有黄

失恋と未練をテーマにしたこの曲は、千花有黄さんの歌声と相まって心に染みる1曲です。
歌詞には、愛を捧げてきたのに裏切られた主人公の心情が綴られており、その痛みをチェロの音色に重ねて表現しています。
朝の始発バスに乗るまでの情景とともに、枯れ葉が舞う寂寥感が漂う中で別れを迎える様子が描かれ、聴く者の胸を締め付けます。
本作は2024年4月にリリースされ、ヨーロッパの雰囲気を感じさせる異国情緒あふれる作品として評価されています。
失恋の痛みを抱えながらも前を向こうとする人の心に寄り添う、心揺さぶられる1曲となっていますよ。