花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ
演歌は哀愁が感じられるメロディと人々のさまざまな感情を込めた歌詞が魅力的ですよね。
そして風情を感じる描写が多いことも演歌の特徴で、演歌と花の組み合わせは鉄板です。
この記事では、花をテーマに歌った演歌の名曲を一挙に紹介していきますね。
四季折々の咲き誇る花はもちろん、散りゆく桜のようなはかない歌詞の曲までさまざまです。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いていただき、それぞれの曲に込められた情景に思いを巡らせてみてください。
花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(81〜90)
意気地なし森雄二とサザンクロス

「意気地なし」曲名からすると女性が歌っていると予想されますが、実は男性が歌っています。
男性ならではの独特な雰囲気を出しているので、くせになる曲です。
ムード歌謡の大ヒットソング。
演歌というよりも、フォークに近い曲の構成で、がっちりとした演歌が苦手な方でも、安心して聴けるでしょう。
男性が放つ「いくじなし」は、女性とは違った哀愁を感じられます。
おんなの花道永井裕子

華やかでありながら力強いメロディーが印象的な楽曲です。
マイナー調で作曲され、繊細な感情表現が施されていますね。
女性の一歩一歩の歩みと内面の葛藤を描いた情緒深い歌詞に、永井裕子さんの歌声が重なり、聴く人の胸を揺さぶります。
2024年4月にリリースされたこの曲は、作詞に万城たかしさん、作曲に四方章人さん、編曲に南郷達也さんと、演歌界の精鋭が手がけています。
人生の岐路に立った時、背中を押してくれる1曲になるはずです。
コンサートなど出向いて、ぜひ生歌も体感してみてくださいね。
道行き浅田あつこ

切ない思いと強い絆が織り成す、心揺さぶる演歌の傑作です。
浅田あつこさんの情感豊かな歌声が、二人の愛の深さを見事に表現しています。
2024年6月にリリースされた本作は、デビュー30周年を記念する特別な一曲。
大阪の風景を背景に、命をかけて共に生きていく決意が歌い上げられます。
伝統的な和楽器と現代的なアレンジが見事に調和し、聴く人の心に染み入るような仕上がりです。
人生の岐路に立つ時、この曲があなたの背中を優しく押してくれるはずです。
雨の港駅花咲ゆき美

港町の切ない情景を描いた楽曲は、花咲ゆき美さんの約1年半ぶりの新曲として2024年6月に発表されました。
雨の中の駅で別れを惜しむ女性の心情が、艶やかな歌声で見事に表現されています。
伝統的な演歌の良さを残しつつ、現代的な感性も取り入れた本作は、幅広い年代の方に楽しんでいただけるのではないでしょうか。
梅雨の季節にぴったりの1曲です。
しっとりとした演歌の魅力が存分に味わえる作品なので、ぜひじっくりと聴いてみてください。
恋泣きすずめ角川博

恋に落ちた人の切ない想いを、優しく包み込むような楽曲です。
小さな店を営む女性が、そぼ降る雨の中で待ち人を想う姿が描かれており、心に沁みる歌詞に思わず涙ぐんでしまうかもしれません。
角川博さんの歌声は、軽やかでありながら感情豊かで、聴く人の心を揺さぶります。
2024年8月にリリースされたこの曲は、演歌の枠を超えた新境地として多くのファンを魅了しました。
孤独を感じたときや、誰かを待っているときに聴くと、そっと寄り添ってくれる1曲になりそうです。
ゆったりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。
アンコ椿は恋の花都はるみ

都はるみの初めてのヒット曲。
この曲でレコード大賞も受賞されています。
実はこの曲、伊豆大島が舞台となっています。
「アンコ」は「目上の女性」をさす言葉だそうです。
こぶしと特徴のあるビブラートが堪能できます。
花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(91〜100)
浪花恋しぐれ都はるみ・岡千秋

演歌の名手、都はるみさんと作曲家の岡千秋さんが贈る『浪花恋しぐれ』は、日本の春にふさわしい情感豊かな楽曲です。
1983年にリリースされたこのデュエット曲は、心を打つメロディと深い歌詞で心にしみ入ります。
大阪の風情を背景に展開される、芸の道を極める落語家と、その支えとなる妻の姿が描かれており、夫婦愛の深さが伝わります。
都はるみさんの力強くも哀愁を帯びた歌声が、曲の情緒を一層引き立てていますね。
お二方の表現力が光る、心地よさとせつなさ……春の訪れを感じながら、じっくりと聴きたい楽曲ですね。
日々の忙しさから少し離れ、穏やかな気持ちで聴いていただきたいです。