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花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ

演歌は哀愁が感じられるメロディと人々のさまざまな感情を込めた歌詞が魅力的ですよね。

そして風情を感じる描写が多いことも演歌の特徴で、演歌と花の組み合わせは鉄板です。

この記事では、花をテーマに歌った演歌の名曲を一挙に紹介していきますね。

四季折々の咲き誇る花はもちろん、散りゆく桜のようなはかない歌詞の曲までさまざまです。

ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いていただき、それぞれの曲に込められた情景に思いを巡らせてみてください。

花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(11〜20)

三日月慕情島倉千代子

人生の哀愁や孤独を、夜空に浮かぶ三日月にそっと重ね合わせた、島倉千代子さんの正統派演歌です。

『人生いろいろ』でも知られる島倉さんですが、本作では耐え忍ぶ女性の切ない心情をしっとりと歌い上げています。

作詞を星野哲郎さん、作曲を弦哲也さんが手掛けた王道のメロディと、悲しいだけでは終わらない品のある歌声が、聴く人の心に深く染み渡りますよね。

2000年2月に発売され、同年9月にはNHKの歌謡番組でも披露された名曲です。

人生のさまざまな出来事を乗り越えてきた大人の方が聴くと、また違った味わいを感じられるかもしれませんね。

三日月情話石原詢子

詩吟で培われたビロードのような歌声で、切ない恋物語を情感豊かに歌い上げる石原詢子さんの楽曲です。

三日月の下で交わされた約束と、やがて訪れる別れ。

夜汽車や引き潮といった情景が目に浮かぶようで、主人公のどうしようもない未練が痛いほど伝わってきます。

作詞は岡田冨美子さん、作曲は川口真さんという演歌界の巨匠による作品で、1994年9月に発売された本作は、翌年の第27回「日本作詩大賞」で優秀作品賞を受賞。

忘れられない恋の思い出がある方なら誰もが共感できる1曲。

静かな夜、そっと耳を傾ければ、当時の記憶が鮮やかによみがえるかもしれませんね。

風花大空亜由美

演歌の叙情的な世界観に、思わず体が揺れるロックサウンドを融合させた大空亜由美さんの楽曲です。

本作は、師匠である結城忍さんが作詞を手がけ、失った恋の痛みを抱えながらも、やがて来る春に花が凛と咲くように前を向く、その強い決意が歌われています。

大空さんの情感あふれる歌声が、主人公の切なさと再生への希望をドラマチックに表現。

悲しみを乗り越え、新たな一歩を踏み出したいあなたの背中を力強く押してくれるはずです!

伊豆しぐれ北川裕二

ベテラン演歌歌手、北川裕二さんが情感豊かに歌い上げる、哀愁漂う一曲です。

2018年に発売された本曲は、雨に煙る伊豆の景色と、やるせない恋心が交差する叙情演歌。

しっとりとしたイントロが始まると、まるで冷たい秋の雨「しぐれ」が心に降りそそぐかのようです。

過ぎ去った恋の思い出をたどる旅なのでしょうか。

北川さんの深く温かい歌声が、天城の山々や寂しげな海岸線の風景と見事に溶け合い、聴く者の胸を締め付けます。

失恋の痛みを抱え、ひとり伊豆をさまよう主人公の姿に、自分を重ねてしまう方も多いのではないでしょうか?

みれんの花花咲ゆき美

花咲ゆき美「みれんの花」MUSIC VIDEO
みれんの花花咲ゆき美

胸の奥で咲き続ける、消せない思いを描いた1曲です。

この曲は2025年6月に発売された作品で、過ぎ去った恋への断ち切れぬ心情が、巡る季節の情景と共にひしひしと伝わってきます。

作詞伊藤美和さんによる情感あふれる言葉選び、作曲HANZOさんが手がけたどこか懐しくも新しいメロディー、そして佐藤和豊さんの編曲によるストリングスが、切ない物語を一層深くしているんです。

忘れられない恋の記憶を胸に秘めている時、本作がそっと心に寄り添ってくれるはずですよ。

わが町は緑なりき千昌夫

おだやかなメロディーが印象的な千昌夫さんの名曲『わが町は緑なりき』。

一応、ジャンルとしては演歌にあたる作品なのですが、ボーカルラインに関しては昭和歌謡のエッセンスが強く、演歌の特徴であるこぶしはほとんど登場しません。

少なからず登場するこぶしはほとんどが1音階の上下にとどまっているので、演歌の歌い回しが得意ではない方でも問題なく歌いこなせるでしょう。

昔ながらのムードのある楽曲が好きな方は、ぜひレパートリーに加えてみてください。

花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(21〜30)

花わずらい市川由紀乃

【㊗第65回 日本レコード大賞優秀作品賞受賞】市川由紀乃「花わずらい」Music Video
花わずらい市川由紀乃

色気と情熱を感じさせるメロディーが印象的な作品『花わずらい』。

演歌特有の艶やかさを感じる本作ですが、実は昭和歌謡のエッセンスも多分に含まれています。

実際、こぶしをはじめとした演歌の要素がボーカルラインではあまり登場せず、あくまで演歌らしさは雰囲気にとどまっているという印象です。

昭和歌謡がベースにあるため、ボーカルラインの難易度も必然的に下がっているので、しっかりと抑揚を意識しながら歌えば、プロっぽく聞こえるでしょう。