花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ
演歌は哀愁が感じられるメロディと人々のさまざまな感情を込めた歌詞が魅力的ですよね。
そして風情を感じる描写が多いことも演歌の特徴で、演歌と花の組み合わせは鉄板です。
この記事では、花をテーマに歌った演歌の名曲を一挙に紹介していきますね。
四季折々の咲き誇る花はもちろん、散りゆく桜のようなはかない歌詞の曲までさまざまです。
ぜひ歌詞を見ながらじっくりと聴いていただき、それぞれの曲に込められた情景に思いを巡らせてみてください。
花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(21〜30)
花筏高橋キヨ子

『花筏』は高橋キヨ子さんが2025年3月にリリースした楽曲で、作曲は原譲二こと北島三郎さんが手がけています。
川の流れに逆らうように生きる女性の姿が、情緒豊かなメロディーと高橋さんの艶のある歌声で見事に表現されています。
「傷跡を抱えながらも生きる」「人から受けた恩を忘れずに生きる」そんな人生観が投影された歌詞に、心が震えるんですね。
生き方の道標になってくれる演歌です。
恋の終止符大月みやこ

揺れ動く恋心と別れのはかなさを見事に描き出した、大月みやこさんによる珠玉のバラードです。
2025年3月にリリースされた楽曲で、作詞を田久保真見さん、作曲を徳久広司さん、編曲を南郷達也さんが手がけています。
夕暮れの駅ホームを舞台に、すれ違う旅人たちの物語を静かに紡ぎだした作品。
歌詞につづられた切ない別れの場面は、誰もが一度は経験したことのある情景かもしれません。
静かに心を整理したいときにオススメの1曲です。
花をテーマにした演歌。咲き誇る花、散りゆく花を描いた曲まとめ(31〜40)
下北半島哀愁路松原のぶえ

陸奥の地に伝わる魂の詩を歌い上げた松原のぶえさんの名演。
北国の厳しい海風や灯台、寒立馬といった情景描写を織り交ぜながら、切ない恋心と強い決意を見事に表現しています。
2025年1月にリリースされた本作は、作詞の石原信一さん、作曲の弦哲也さんによって紡がれた珠玉の演歌です。
人生の別れを経験した方や、自分の気持ちと向き合いたい時に心に染み入る一曲。
デビュー45周年を迎えた松原のぶえさんの歌声が、下北半島の風土とともに深い感動を届けてくれます。
令和哀歌(エレジー)清水節子

懸命に生きる人々の姿を描いた哀愁漂う演歌が、清水節子さんの力強い歌声で響き渡ります。
家族への愛情、将来への不安、故郷への郷愁など、都会で働く人々の心情を丁寧に描き出した歌詞は、誰もの胸に染み入るはずです。
2023年11月に発表された本作は、昭和の名曲『山谷ブルース』の魂を受け継ぎ、令和の時代に生きる人々へのエールとなっています。
夕暮れの工場、路地裏の赤ちょうちん、小雨降る夜道…情景描写の細やかさも見事な一曲です。
都会の騒がしさに疲れた心を癒やしたい時、故郷を思い出した時、明日への活力が欲しい時に聴きたい楽曲となっています。
いくさで咲くは花の慶次小林幸子

ニューギンの最高傑作とも名高い『花の慶次』シリーズのテーマ曲の1つ。
同シリーズ最高のヒット曲、角田信朗さんの『よっしゃあ漢唄』にも負けずとも劣らぬノリの良さにシビれている方も多いと思います。
「男は戦ってこそ輝く、戦場は男の花舞台」と景気の良い言葉が連続した歌詞も必聴もの。
それを演歌界のラスボスこと小林幸子さんが歌っているのですから興奮しないわけがないです。
パチンコやパチスロをしない方にもオススメしたいです!
薄幸花藤あや子

『薄幸花』というタイトルの通り、失恋した女性の幸薄い人生を切々歌い上げる藤あや子さんの歌唱が印象的な1998年のシングル曲です。
日本の歌謡曲史において多くの名曲を生み出した浜圭介さんが作曲を手掛け、メジャー調ながら上品でいてどこか物悲しいメロディが実に素晴らしいですし、路上の花と主人公の人生を対比させた石本美由起さんの歌詞も味わい深いです。
サビで伸びやかな高音は登場しますが、全体的には強烈なこぶしやビブラートなども登場しませんし、演歌曲としては比較的簡単で歌いやすいですから初心者の方にもおすすめですね。
じゃがいもの花小山雄大

母への感謝の思いが胸に迫ってくる1曲です。
北海道出身の演歌歌手、小山雄大さんによる2025年3月のリリース作。
民謡大会での優勝経験を持つ実力派の力強い歌声が、北の大地の広大な情景と母への思いを鮮やかに描き出します。
作詞にさわだすずこさん、作曲に弦哲也さんを迎えた本作は、親を思う誰もの心に寄り添う、愛の物語を紡ぎ出します。