恋を歌った演歌の名曲。大人の恋愛模様が描かれた曲まとめ
演歌の人気曲の中には、恋愛が描かれた楽曲って本当に多いですよね。
しかもその多くが大人の恋愛模様が描かれており、聴いていると胸が苦しくなるような熱い曲ばかりなんですよね。
そこでこの記事では、恋をテーマに描かれた演歌の名曲を一挙に紹介していきます。
この記事では誰もが知るような名曲も紹介しますが、あらためて歌詞を読んでみるとそこに込められた深い愛に胸を打たれることまちがいなし。
ぜひこれから紹介する曲は、歌詞を見ながら聴いてみてほしいと思います。
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恋を歌った演歌の名曲。大人の恋愛模様が描かれた曲まとめ(1〜10)
恋雨~KOISAME~NEW!石原詢子

詩吟で培われた確かな表現力で聴くひとを魅了する、石原詢子さん。
1999年に発売された『みれん酒』は40万枚を超えるヒットを記録しましたね。
そんな彼女による、通算48枚目のシングルが2025年9月にリリースされました。
本作は、報われないと知りつつも募る恋心を、冷たい雨が雪へと変わっていく冬の情景に重ねて描いた作品です。
作詞は石原さん自身が「いとう冨士子」名義で担当し、作曲は彼女がファンだと公言してきた三浦和人さん。
フォーク歌謡の香りがただよう叙情的な旋律が、切ない気持ちにそっと寄り添ってくれます。
あなたへの想い浅田ますみ

パワフルな歌唱力が魅力の浅田ますみさん。
2017年のデビューから約8年ぶりとなった、2025年8月に発売された本作は、師であるあらい玉英さんが作曲を手がけた作品です。
送り火や渡月橋といった京都の情景を背景に、時を経ても消えない一途な愛を描いています。
また、ストリングスの音色にひかれる美しいアンサンブルが、浅田さんの情感豊かな歌声を引き立てているんです。
昔の恋を思い出しながら聴いてみてください。
ゆるし川永井みゆき

永井みゆきさんが2025年8月にリリースした本作は、作詞に詩人の道山れいんさん、作曲に大谷明裕さんを迎えた、マイナー調の歌謡演歌です。
歌詞に一夜の恋に夢を見た女性が、許したいのに許せない葛藤を抱える姿を描写。
酔芙蓉の花にたとえられる主人公の心情が、美しくも切ない言葉でつづられており、聴く人の胸を打ちます。
恋の苦悩ややるせなさをじっくりと味わえる作品だと思います。
恋を歌った演歌の名曲。大人の恋愛模様が描かれた曲まとめ(11〜20)
仙台の女~第二章~立花しげる

本作は、別れた女性への未練を抱えながら思い出の地である仙台を一人で巡る男性のやるせない心がテーマ。
定禅寺や青葉城といった杜の都の名所が織り込まれているので、聴いていると主人公の旅路が目に浮かぶんですよね。
この曲は、2022年3月リリースのデビュー作『紅もくれん』から3年越しとなる、2025年8月に発売されたファン待望のシングル。
立花さんの持ち味であるダンディーな声色が、失恋の哀愁をしっかり表現しています。
物語にじっくりとひたりながら聴いてみてください。
秋萌え川野夏美

1998年のデビューから第一線で活躍し続ける演歌歌手、川野夏美さん。
2025年8月にリリースした『秋萌え』は、作詞に阿木燿子さん、作曲に弦哲也さんという大家を迎えた王道の抒情演歌です。
人生の再出発をへて止められない恋に落ちた女性の燃える心情が、可憐ながらも危うさを秘めた夾竹桃の花に重ねて描かれています。
いくつになってもときめいていたいという願いが、川野さんの円熟した歌声で表現されているんです。
ぜひじっくりと聴き入ってみてください。
ひとり酒伍代夏子

女性の色香が漂う妖艶さの中に、力強さを秘めた伍代夏子さんの歌声が心に響く1曲です。
独りでお酒を飲む女性の姿を描いていますが、その奥にあるのは単なる寂しさだけではないのでしょう。
孤独と向き合いながらりんとして立つ主人公の情景が、目の前に浮かんできます。
この楽曲は1994年1月に発売され、30万枚を超えるロングセラーを記録し、有線大賞を受賞しました。
本作は映像集『演歌の花道・伍代夏子』にも収録されるなど、当時の人気音楽番組を通じて広く親しまれました。
切なさの中に光る強さに、自身の経験を重ねて胸が熱くなる方もいらっしゃるかもしれませんね。
夜桜お七坂本冬美

坂本冬美さんの情熱的な歌唱が光る、1994年9月に発売された名曲です。
この楽曲は、江戸時代の悲恋物語「八百屋お七」に着想を得ており、燃え上がる恋心と、その終わりを告げる桜吹雪が鮮烈に描かれています。
坂本さんの圧倒的な表現力によって、主人公の激しい情念が歌い上げられ、聴く者の心を強くつかみました。
デビュー7年目に世に出た本作は、プログレッシヴ・ロックに近いテイストで、彼女の代表作として確固たる地位を築き、多くのアーティストによっても歌い継がれています。
どうしようもない恋の痛みを抱えている時、この歌の世界に身を委ねると、その切なさが胸に迫るのではないでしょうか。