【2025】冬に聴きたい演歌。雪や寒さを描いた演歌の名曲まとめ
懐かしき昭和の時代から令和の今にいたるまで、いつの時代にも変わらない日本人の心の故郷といえる演歌の魅力は、優れた情景描写や男女の心の機微を時に繊細に、時に大胆に描く歌詞が重要な役割を果たしています。
中でも真冬の北国の情景や海に生きる人々の日々、雪景色の中で恋愛模様を描くといったように、演歌には冬をテーマとした名曲が本当に多いですよね。
こちらの記事では「冬に聴きたい演歌」というテーマで、時代を問わず演歌の名曲たちをまとめています。
どこかで耳にしたことがある往年の名曲から最新曲まで、ぜひお楽しみください!
【2025】冬に聴きたい演歌。雪や寒さを描いた演歌の名曲まとめ(11〜20)
白い海あすかみさこ

幻想的な日本海の景色が目に浮かぶ、あすかみさこさんの心に沁みる楽曲です。
本作は2025年2月にリリースされ、クラウンレコード移籍第1弾シングルとして注目を集めました。
北国の厳しい冬の風景と失恋の痛みを重ね合わせた歌詞が印象的。
利尻富士や礼文島といった地名を織り交ぜることで、リアルな情景描写を実現しています。
失恋の痛みを癒やしたい人、静かに自分と向き合いたい人にオススメです。
襟裳岬森進一

1974年1月に発売されたこの楽曲は、国民的な演歌シンガーとして知られる森進一さんのキャリアにおける大ヒット曲です。
フォーク全盛期を代表する岡本おさみさんの作詞と吉田拓郎さんの作曲によるもので、約100万枚から130万枚のレコード売上を記録。
第16回日本レコード大賞と第5回日本歌謡大賞の大賞をダブル受賞するという快挙を成し遂げました。
北海道の襟裳岬を舞台に、そこに暮らす若者たちの日常と心情を繊細に描いた歌詞が印象的ですね。
コーヒーカップを差し出し合う場面や、ハマナスの花が印象的に描かれており、地元の限られた生活に対する閉塞感や将来への不安が見事に表現されています。
森進一さんの独特なハスキーボイスで歌われる本作は、冬の寒さや孤独を感じる時に聴くと、心に染み入るものがありますよ。
ゆう子松尾雄史

日本の心を歌い上げる演歌界の注目株、松尾雄史さんが、ひとりの女性の人生を優しく包み込む心温まる新曲を披露してくれましたね。
表題曲は、人生の苦難に立ち向かう「ゆう子」さんへの思いを込めた、しっとりとした演歌バラード。
松尾さんの巻き舌をいかした艶のある歌声が胸に染みわたります。
本作には、カップリング曲として『悔し涙』も収録。
2024年12月4日に発売される本シングルは、限定で直筆サイン入り特典も用意されているそうですよ。
人生に疲れを感じたときや、大切な人への思いを募らせたいときにぴったりの1曲。
きっと皆さんの心に寄り添ってくれるはずです。
冬椿こおり健太

2020年9月にリリースされたこの楽曲は、「おんな唄の伝道師」とも称される演歌歌手、こおり健太さんの高音の響きと繊細な表現力が際立つ女唄で、冬椿の花に想いを重ねる女性の心情を美しく描き出しています。
自然描写と人間の感情を見事に織り交ぜた歌詞は、世代を問わず聴く者の心に深い印象を与えますね。
寒い冬の夜、しっとりとした演歌を楽しみたい方にぴったりの1曲。
ぜひ、雪景色を眺めながら聴いてみてはいかがでしょうか。
函館本線山川豊

冬の北国を舞台に、失恋の悲しみと旅立ちの決意を描いた演歌の名曲です。
山川豊さんのデビュー曲として1981年2月にリリースされ、タレント発掘番組への出演がきっかけとなりました。
函館本線を象徴に使い、別れの切なさと前を向く勇気を歌い上げる歌詞が胸に響きます。
山川さんの力強くも繊細な歌声が、雪景色の中を北へ向かう主人公の心情を見事に表現しています。
冬の夜、温かい部屋で一杯やりながら聴くのにぴったりな一曲。
恋に傷ついた人の心に寄り添い、慰めと希望を与えてくれることでしょう。