【2025】冬に聴きたい演歌。雪や寒さを描いた演歌の名曲まとめ
懐かしき昭和の時代から令和の今にいたるまで、いつの時代にも変わらない日本人の心の故郷といえる演歌の魅力は、優れた情景描写や男女の心の機微を時に繊細に、時に大胆に描く歌詞が重要な役割を果たしています。
中でも真冬の北国の情景や海に生きる人々の日々、雪景色の中で恋愛模様を描くといったように、演歌には冬をテーマとした名曲が本当に多いですよね。
こちらの記事では「冬に聴きたい演歌」というテーマで、時代を問わず演歌の名曲たちをまとめています。
どこかで耳にしたことがある往年の名曲から最新曲まで、ぜひお楽しみください!
- 【2025】冬景色を描いた演歌の名曲まとめ
- 【冬の歌】昭和の名曲。冬に聴きたい人気ソング
- 日本の心・演歌のかっこいい名曲
- 【2025】演歌の代表的な有名曲。定番の人気曲まとめ【初心者向け】
- カラオケで歌いたい演歌の名曲、おすすめの人気曲
- 【12月】懐かしい!高齢者にオススメな冬の歌
- 【2025】カラオケでおすすめの簡単な演歌~男性歌手編
- 大月みやこの人気曲ランキング【2025】
- 70年代の偉大な演歌の名曲・ヒット曲
- 【2025】カラオケでおすすめの簡単な演歌~女性歌手編
- 【コミックソングから演歌まで】吉幾三の歌いやすい曲【2025】
- 【2025】歌いやすい演歌~往年の名曲から最近のヒット曲まで【女性歌手編】
- 【2025】演歌・ムード歌謡の名曲まとめ
【2025】冬に聴きたい演歌。雪や寒さを描いた演歌の名曲まとめ(21〜30)
吹雪の宿松原のぶえ

北国の厳しい冬を舞台に、人々の強さと絆を描いた心揺さぶる演歌の名曲です。
松原のぶえさんの35周年記念作として2013年7月にリリースされ、弦哲也さんの作曲、喜多條忠さんの作詞による珠玉の一曲。
津軽や能登の雪深い地域を背景に、吹雪の中で運命を共にする2人の絆を力強く歌い上げています。
松原さんの情感あふれる歌唱と雄大なメロディが、北国の厳しさと美しさを見事に表現しており、聴く人の心に深く響きます。
冬の夜、暖かい部屋で静かに耳を傾けたい、そんな大人の魅力にあふれた楽曲です。
細雪五木ひろし

正統派演歌の冬の曲といえばこちら。
五木ひろしさんの『細雪』です。
こちらの曲は1983年にリリースされ、五木さんのシングルとしては4位にランクインするヒット曲となりました。
はかなく消える雪と歌の主人公の女性のイメージが重なり合うような切ない曲は、寒い冬にピッタリです。
五木さんの熟練の歌唱もさすがです。
谷崎潤一郎さんの『細雪』とは無関係なのですが、その作品タイトルを思いおこさせ、印象深くなるという効果はあるかもしれませんね。
雪中花伍代夏子

故郷の厳しい冬の風景やそこで頑張る母親の姿に思いをはせる、伍代夏子さんの代表的な曲の一つです。
演歌のおだやかで力強いサウンドが、厳しい寒さを乗り越えようとする力強い姿をしっかりとイメージさせますね。
雪の中でも強く咲く花と故郷で生きる母の姿を対比して描かれており、母の強さと優しさが強調されたような内容です。
全体をとおして母親の姿が描かれている点で、強い母への憧れの感情が伝わってきますね。
海雪ジェロ

ジェロさんのデビューシングル『海雪』は、2008年2月20日にリリースされ、秋元康さんによる切ない歌詞が心に響く名曲です。
出雲崎の冬の海を背景に、遥かなる恋の結末に思いをはせる女性の深い感情が描かれています。
彼女の姿が冷たい雪と海とともに、寂しさや切望の情感をかきたてます。
とくに、海に消える雪の情景は届かない思いと重ね合わせて描かれ、リスナーの心に深く残るでしょう。
ジェロさんの柔らかくも力強い歌声と、豊かな感情表現がこの曲の魅力をいっそう増しています。
北の漁場北島三郎

冬の厳しさと男の生きざまを描いた北島三郎さんの『北の漁場』は、心に染みる名曲です。
本作がリリースされたのは1986年。
その時代を象徴する大ヒットとなりながら、今も変わらぬ人気を誇ります。
作詞は新條カオルさん、作曲は桜田誠一さんが手がけ、北島さんの堂々たる歌声が聴くものの感情を揺さぶります。
まるで海鳴りのように深く重い、そんな哀愁が漂うメロディーと戦う彼らの強い心を感じられる歌詞が印象的。
風雪に耐える漁師たちの世界を、北島三郎さんの歌声が鮮やかに描き出していて、聴くたびに冬の北国の情緒に心が誘われます。
さざんかの宿大川栄策

大川栄策さんの名曲『さざんかの宿』は、1982年のリリース以来、演歌ファンを虜にしてきました。
本作に込められた切実な愛の叫びは、冬の季節感と相まってリスナーの心を揺さぶります。
歌詞では他人の妻との恋、いわゆる禁断の愛とそれに伴う悲哀が見事に描かれていて、その情景はさざんかの花にたとえられています。
寒い季節に聴くと心に染みる本作は、愛と別れの切なさを痛いほどの感じさせるでしょう。
雪椿小林幸子
冬の寒さに負けない力強さを与えてくれる小林幸子さんの『雪椿』。
頑張る人に寄り添い、聴くたびに温かな気持ちになります。
歌詞の中には、家族を支えるために一生懸命に働く女性の姿がつづられており、雪の中で作咲く椿にたとえられているのも趣があります。
リリースされて長い時間がたつも、今も変わらずに多くの方々に愛される名曲です。