エスニック音楽とは伝統的な民族音楽のことで、その土地の伝統的で珍しい楽器が使われていることも多く、楽器を演奏される方には特におすすめなジャンルです。
それぞれの地域の文化が表れる異国情緒あふれるプレイリストです!
気に入った楽曲があれば、ぜひ本場の生演奏を聴きに行ってみてください。
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おすすめのエスニック音楽の名曲、人気曲(1〜10)
Kalimba Manケピン・スピアース

アフリカの民族楽器であるカリンバを用いた、現代の楽曲です。
カリンバは”親指ピアノ”とも呼ばれ、オルゴールの元祖といわれています。
この頃は雑貨店などでも手に入ることもあり、日本でも愛好家が増えています。
You Raise Me Upケルティック・ウーマン

ケルトの伝統音楽の流れをポップスに盛り込んだバンドは数々ありますが、このケルティック・ウーマンもその一つです。
紹介の楽曲「レイズ・ミー・アップ」は、フィギュア・スケートやCMなどで使われ、日本で広く知られるようになりました。
シヤハンバ

南アフリカの歌声が紡ぐ、自由と希望への賛歌。
1984年にアルバム『Freedom is Coming: Songs of Protest and Praise from South Africa』で世に広まった本作は、反アパルトヘイト運動のシンボルとして支持を集めました。
力強いアフリカのリズムと明るいメロディーが織りなす楽曲は、世界各地の教会や学校で親しまれています。
スウェーデンのフィエドゥールが南アフリカの女子校で出会い、音楽監督のアンダース・ニューベリさんの編曲により、ズールー語の魅力がグローバルに広がりました。
シンプルで心に響くメロディーは、コミュニティの絆を深める場面や、平和を願うイベントで演奏されることが多く、その普遍的なメッセージは今も色あせることがありません。
Pilentze Singsブルガリアン・ヴォイス

ブルガリアの女声合唱団による、一度聴いたら忘れられない音楽です。
日本の民謡にも似た地声を張る発声と、隣り合わせの音を多数使った不協和音の美しさが独特です。
不安を掻き立てられるような、不思議な響きです。
十五夜ネルグイ・ナランバトゥラフ

モンゴルの伝統歌唱法である「ホーミー」の楽曲です。
ホーミーは、低い音と高い音を同時に出して歌うといわれています。
歌詞はなく、哀切漂う旋律や、ホーミー独特の響きを楽しむのでしょう。
どこまでも広がる草原と青空によくマッチした曲です。
Coconut Liqueur

南国の風を感じる爽やかなサウンドが魅力のPAN NOTE MAGICによる本格的な民族音楽をご紹介します。
日本のスティールパンオーケストラとして活動する彼らの作品は、カリブ海地域の音楽スタイルを見事に表現。
7人編成のスティールパン・オーケストラによる躍動感溢れるアンサンブルと、ドラムセットやパーカッションが作り出すラテンのリズムで、南国の開放感を見事に描き出しています。
本作はアルバム『MAGIC HOUR』に収録され、2012年8月に公開された作品です。
日本テレビ系列の人気バラエティ番組『世界の果てまでイッテQ!』でもBGMとして使用され、南国ロケやリゾートを扱う場面を彩っています。
まるでビーチで涼やかなカクテルを飲みながら海を眺めているような気分に浸れる本作は、リラックスタイムのお供にぴったりです。
コロブチカ

ロシアの伝統が息づく民謡の傑作です。
19世紀に詩として生まれ、農村で愛され歌い継がれた珠玉のメロディは、誰もが一度は耳にしたことがあるはず。
軽快な三拍子のリズムと印象的なフレーズが心地よく響き、どこか懐かしさを感じさせる温かみのある曲調が魅力です。
1861年、詩人のニコライ・ネクラーソフさんによって行商人と農村の娘の恋物語として描かれ、その後民謡として広く親しまれるようになりました。
1989年には任天堂の『テトリス』のBGMとして採用され、ゲーム音楽としても世界的な知名度を獲得。
バレエやフォークダンスの演目としても人気があり、ジャズやロックなど様々なジャンルでアレンジされています。
民族音楽に興味のある方はもちろん、心温まる恋物語や伝統的な舞曲のリズムを楽しみたい方にもおすすめの一曲です。





