ポルトガルの民族音楽ファド。
ファドはポルトガル語で「運命」や「宿命」という意味があるそうです。
ガットギターの郷愁漂う爪弾きと、むせび泣くような切ない歌メロのコントラストがドラマチックです。
まさに「運命」の音楽!
ファドの名曲。おすすめの人気曲(1〜10)
Não Queiras Saber de MimRui Veloso e Mariza

ポルトガルの魂が交差する、珠玉のデュエットをご紹介します。
「ポルトガル・ロックの父」ルイ・ヴェローゾさんと、世界的なファド歌手マリザさんという、異なるジャンルの才能が織りなすこの楽曲は、アコースティックギターの温かな音色に乗せて、切なくも力強い感情を描き出します。
曲名が示す「私のことを知ろうとしないで」という秘めた想いが、聴く者の心の琴線に触れるでしょう。
本作の感動的なライブパフォーマンスは、2009年12月に発表されたルイ・ヴェローゾさんのライブアルバム『Ao Vivo no Pavilhão Atlântico』に収録されています。
ポルトガル音楽の奥深さに触れたい方や、静かに情感豊かな音楽に浸りたい夜にぴったりの一曲です。
Sei De Um Rio [Official Music Video]Camané
![Sei De Um Rio [Official Music Video]Camané](https://i.ytimg.com/vi/pJouVU0jlH0/sddefault.jpg)
正統派慕情系ファドシンガーとして現役活躍中のシブメンは、カマネさん。
1967年オエイラス生まれのヴォーカリストです。
1979年のファドコンクールで優勝後から、プロとして活動をスタートしアルバム制作を始めています。
Uma casa portuguesaAmália Rodrigues

ポルトガルが誇る「ファドの女王」、アマリア・ロドリゲスさん。
彼女が歌う珠玉の一曲は、ポルトガルの家庭に流れる温かな空気や日々の暮らしを優しく描き出し、聴く人の心に懐かしい情景を呼び起こします。
ファド特有の哀愁を帯びつつも、慈しむような温かいメロディが特徴的です。
アマリアさんの透き通るような歌声と、ポルトガルギターの典雅な調べが美しく溶け合い、聴く者をノスタルジックな世界へと誘います。
本作は1953年にシングルとして発表され、翌1954年にはアルバム『Amália Rodrigues Sings Fado From Portugal, Flamenco From Spain』に収録されました。
1956年のパリ・オランピア劇場での公演を収めたライブ盤『Amália à l’Olympia』にもその歌唱が収められています。
心安らぐひとときを過ごしたい時や、遠い異国の文化に思いを馳せたい夜におすすめです。
Vieste do Fim do MundoGisela João

この楽曲は哀愁漂う切ない名曲で多くのファドシンガーに歌い継がれてきました。
ポルトガル・ギターやヴィオラの響きにジゼーラ・ジョアンさんの情感たっぷりのボーカルがマッチしています。
映像に出て来るスケーターカップルの演出もいい感じです。
Povo que lavas no RioAmália

ファドの神髄と言えばやはり、演歌調に切なく歌い上げる女性ボーカルものではないでしょうか。
アマリア・ロドリゲスさん、かつて”ファドの女王”と呼ばれたポルトガルを代表するシンガー、女優さんです。
本人はすでに亡くなられていますが、今でも人々からの人気は途絶えません。
Oiça Lá ó Senhor VinhoMariza

アフリカのモザンピーク出身の歌手、マリーザさんです。
長身で小顔の風貌も印象的で、一度見たら忘れられません。
モザンピークはかつてポルトガルの植民地だった時代があります。
現在もその名残で、多くの人々がアフリカとポルトガルを行き来しています。
Os BúziosAna Moura

ポルトガルの音楽シーンを彩るアナ・モーラさんは、伝統ファドにジャズやポップスを巧みに融合させるシンガーです。
その深く官能的な歌声は、国境を越えて聴衆を魅了します。
ご紹介する作品は、さざ波のように優しく響くポルトガルギターの音色と、彼女の情感豊かな歌唱が織りなす、胸に迫るファドの一曲。
海辺の情景や切なる祈り、郷愁が溶け合い、聴く者の琴線に触れます。
本作は2007年8月リリースのアルバム『Para Além da Saudade』に収められ、音楽番組「Family Contact」でも紹介。
アルバムはトリプル・プラチナを記録しました。
哀愁を帯びた美しい旋律に浸りたい夜、心を落ち着けたい時に最適です。


