【おしゃれなBGM】日常を彩るスタイリッシュな名曲を厳選
「いつもと違った雰囲気を味わいたい」そんなときは、日常を彩るステキなBGMをかけて、リラックスしながら過ごしてみませんか?
この記事では、食事をしながら、お酒を飲みながら、ベッドでゆったり過ごしながらなど、さまざまなシーンで楽しめるチルいナンバーをピックアップ!
評判の良い名曲や注目曲など、生活に音楽を取り入れているおしゃれなクリエイターたちから大人気の曲など、幅広い視野でセレクトしましたので、ぜひ参考にしてくださいね!
【おしゃれなBGM】日常を彩るスタイリッシュな名曲を厳選(21〜30)
Spring Is HereBill Evans

淡い光を織りなすように、アメリカのピアニスト、ビル・エヴァンスさんがピアノで紡ぎ出す繊細な音色が心に染み入ります。
1959年12月にニューヨークで録音されたアルバム『Portrait in Jazz』に収められた本作は、春の訪れを喜ぶ気持ちと、なぜかその喜びを素直に受け入れられない繊細な感情を見事に表現しています。
スコット・ラファロさんのベースとポール・モチアンさんのドラムスが織りなす対話的な演奏は、孤独や失恋の痛みをより深く描き出しています。
春の光と影が交錯する季節の変わり目に、静かな部屋でゆっくりと耳を傾けたい一曲です。
人生の機微に触れたい方におすすめしたい珠玉の演奏となっています。
Cheek To CheekElla Fitzgerald & Louis Armstrong

優雅なメロディーと甘美なハーモニーが織りなす、春の訪れを感じさせる名曲が生まれました。
アメリカを代表するジャズ界のレジェンド、エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングによる1956年のデュエット作品は、ダンスを通じて感じる恋の喜びと高揚感を見事に表現しています。
名盤『Ella and Louis』に収録された本作は、エラさんの滑らかで繊細なボーカルと、ルイさんの温かみのあるしゃがれ声が絶妙なバランスで融合し、恋する二人の幸福感が溢れ出ています。
2018年の映画『グリーンブック』でも使用された本作は、大切な人と過ごす春の午後のティータイムや、穏やかな休日のドライブのお供にぴったりです。
Little ThingsJorja Smith

軽快なリズムとソウルフルな歌声が特徴的な一曲です。
ジョルジャ・スミスさんの魅力が存分に発揮された本作は、クラブでの出会いや恋愛の駆け引きを描いています。
エネルギッシュなビートに乗せて、週末のナイトライフや一瞬の高揚感が表現されており、聴く人を自然とリズムに乗せてくれます。
2023年5月にリリースされた本作は、アルバム『falling or flying』にも収録されています。
カフェでくつろぐ時間にぴったりな曲で、心地よいグルーヴ感を楽しみたい方におすすめです。
ジョルジャ・スミスさんの成長を感じられる一曲をぜひお楽しみください。
Eple (Edit)Röyksopp

ロイクソップといえば、とくに2000年代のエレクトロニカ・シーンに思い入れがある方には、よく知られている存在です。
ノルウェー出身の2人組が作り出すサウンドは、北欧らしいどこかひんやりとした質感のエレクトロニカ~アンビエントに、デペッシュ・モードやニュー・オーダーといったシンセ・ポップ的な要素も感じさせるのが特徴です。
今回紹介している楽曲は、2001年にリリースされた名盤『Melody A.M.』に収録されたシングル曲にして、初期の代表的なナンバーです。
カラフルな電子音楽と印象的なエレピの音色が、抜群にキャッチーな名曲!
興味のある方は、まずはこの1曲を聴いてみてくださいね。
New FictionLittle Dragon

日系スウェーデン人、ユキミ・ナガノさんをボーカリストに擁するスウェーデンの4人組バンド。
その活動は本国のみならず、グラミー賞のノミネートや多くの大物アーティストたちとのコラボレーションなど、ワールドワイドな人気および知名度を得ています。
この楽曲は、今やスウェーデンを代表するバンドの1つとしてシーンに君臨する彼女たちが、2020年3月にリリースしたアルバム『New Me, Same Us』に収録されているナンバーです。
一聴してそれと分かる、ミステリアスな魅力を持つユキミさんの歌声が空間を浮遊し、生楽器によるジャンルレスに構築された音世界は、リスナーを夢のような世界へと誘います。
歌詞に込められたメッセージも、ぜひ和訳などでチェックしてみてくださいね。
Midnight In A Perfect WorldDj Shadow

いわゆるトリップホップ、アブストラクト・ヒップホップと呼ばれるジャンルの先駆的な存在にして、重度のレコード・コレクターとしても著名なDJシャドウさん。
ターンテーブルやサンプラーを駆使した彼の音楽的手法は、後のミュージシャンに多大なる影響を与え続けています。
この楽曲は、DJシャドウさんにとって初のソロ・アルバムとなる、1996年にリリースされた歴史的な傑作『エンドトロデューシング』に収録されています。
どこか哀愁を帯びたヴォーカル・サンプル、ハードなドラムスによるビート、重厚なストリングスが絶妙なバランスで1つの音楽として成立しており、限りなくメランコリックで美しい楽曲となっています。
何年経っても色あせない、いつ聴いても新鮮な発見のある不朽の名曲です。
The SeaMorcheeba

「モーチーバ」という奇妙で変わった響きを持つ、紅一点ボーカリストのスカイ・エドワーズさん擁するイギリス出身のバンドです。
1996年にリリースされたデビュー・アルバム『Who Can You Trust?』は、あのポーティスヘッドらと並び称され、生バンドによるトリップホップ・サウンドが高い評価を受けました。
2000年代以降は、トリップホップの枠内をこえたサウンドを展開することになるのですが、今回は1998年リリースのセカンド・アルバム『Big Calm』のオープニングを飾る楽曲を紹介します。
初期の彼女たちらしい、浮遊感漂うトリップホップを軸として、生楽器をたくみに配したアンサンブルはどこかサイケデリックでもあり、気だるげなボーカルがリスナーを違う世界へと誘います。