【2025年版】ドライブで聴きたいオシャレな洋楽~最新の人気曲
昔であれば自作のカセットテープで、現代であればサブスクで作ったプレイリストで……ドライブ用のBGMを選ぶという楽しみは、音楽が好きでドライブも好きという方であれば、誰もが一度は経験しているものですよね。
いつもは大好きなアルバムや自分が作ったプレイリストを聴いているけど、少し飽きたかなと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回の記事は「ドライブにオススメの洋楽」という定番のテーマでも、あえて最新の楽曲を中心とした「オシャレ」を重視したラインアップでお届けします!
人気曲はもちろんまだ耳の早い音楽ファンしか知らないアーティストもチョイスしていますから、青田買いがお好きな方も要チェックです!
【2025年版】ドライブで聴きたいオシャレな洋楽~最新の人気曲(1〜10)
PUSH 2 STARTNEW!Tyla

2024年のグラミー賞受賞で世界的な注目を集める、南アフリカ出身のタイラさんの楽曲です。
名盤『Tyla』のデラックス版『Tyla+』に収録されたこの楽曲は、恋愛における対等な関係性を歌っています。
「関係を始めるなら、行動で価値を示して」と相手に求める歌詞からは、自信に満ちた主人公の姿がはっきりと想像できます。
アマピアノを取り入れたクールで滑らかなサウンドは、夏の夕暮れのドライブにピッタリ!
お互いを高め合うことが、最高の関係を築く秘訣(ひけつ)なのかもしれませんね。
本作を聴きながら、自分の価値を信じて前向きな一歩を踏み出してみませんか?
Fast CarSyd

同名の曲でトレイシー・チャップマンさんの大ヒット曲を連想する方も多いかもしれませんが、全く別のオリジナル曲です!
ザ・ウィークエンドさんやフランク・オーシャンさんといった存在と並び、2010年代以降の新たなR&Bやソウルを提示、高い人気を誇るジ・インターネットのボーカルを務めるシドさんが2021年7月にリリースした楽曲で、2022年に発表されたソロ第2弾となるアルバム『Broken Hearts Club』にも収録されています。
シドさんの唯一無二の歌声と独特のアンニュイな雰囲気はそのままに、今まで以上にメロディを強調して80年代的な分かりやすいポップスの方法も取り入れ、後半にはメロディアスなギター・ソロも飛び出すサウンドが実に新鮮。
アルバム自体はタイトル通り失恋をテーマとした楽曲が多く、内省的な雰囲気ではあるのですが、この『Fast Car』については歌詞の内容も含めて恋人同士とのドライブであれば間違いなくハマるオシャレさとキャッチーさを兼ね備えた楽曲ですから、ここぞという場面でぜひBGMとして流してみてください!
Out of TimeThe Weeknd

ザ・ウィークエンドさんの音楽は初期のオルタナティブR&Bの走りとされるミステリアスで内省的な作風であれ、現代の80年代シンセポップやエレクトロポップの影響を受けた華やかなサウンドであれ、特に夜のドライブにはぴったりな楽曲が多くありますよね。
2022年1月にリリースされてヒットを記録中のニュー・アルバム『Dawn FM』も作品を通してドライブにオススメな名曲ばかりなのですが、今回は都会的なメロウ・グルーヴが最高に心地良い楽曲『Out of Time』を大推薦します!
海外における日本のシティポップの人気ぶりを象徴するかのように、1983年に亜蘭知子さんがリリースした名盤『浮遊空間』に収録されている、織田哲郎さん作曲の『MIDNIGHT PRETENDERS』の主軸となるフレーズをサンプリングしており、ウィークエンドさんの官能的な歌ごとメロディ、洗練されたオシャレなサウンドが最高のムードを演出してくれることでしょう。
make up sex ft. blackbearMachine Gun Kelly

00年代ポップパンク復権の鍵を握る最重要人物、マシン・ガン・ケリーさん。
ポップパンク路線となってから2枚目となる2022年3月リリースのアルバム『Mainstream Sellout』も2作連続の全米1位を獲得、ますます勢いに乗る彼の現在の音はもちろんノリも良くドライブにぴったりではあるのですが、今回は「オシャレ」というテーマですから、ぜひアルバムの収録曲『make up sex』をチョイスしてみてください。
大人気音楽プロデューサーのブラックベアーさんをフィーチャー、ポップパンクよりもエモ色の強い切なげなメロディが特徴的なナンバーで、オシャレなR&Bのプレイリストに混ざっても良い具合のアクセントを加えてくれそうですね。
歌詞はナイーブな男心を歌ったいかにもケリーさんらしい楽曲ですから、目的地のない1人きりのドライブにもオススメですよ。
MysteryRaveena

ドライブのBGMとして癒しのR&Bやソウル・ミュージックを探しているけど、できれば最近の若手アーティストがいい……そんな方にオススメのシンガーソングライターが、インドをルーツとするニューヨーク拠点のシンガーソングライターであるラヴィーナさんです。
多くの才能あふれる若手R&Bシンガーソングライターがひしめく現代のシーンにおいて、ラヴィーナさんはソウルやジャズの素養を感じさせるオーガニックなメロウ・グルーヴを特異としており、さらに南アジア特有の雰囲気が随所に盛り込まれたサウンドは最高にオシャレで心地よいのですね。
2022年の2月にリリースされたセカンド・アルバム『Asha’s Awakening』においてもそのサウンドは健在ですが、今回はアルバムの中でもとくにキャッチーなメロディが際立つ『Mystery』を紹介します。
ラヴィーナさんらしいどこか神秘的なメロウさはそのままに、80年代ポップス風の分かりやすい8ビートのリズムが彼女の音楽としてはなかなか新鮮で、どんな時間帯のドライブでも聴く人をハッピーな気分にさせてくれますよ。
HushVRSTY

日ごろは激しいヘビーな音楽を聴いているけど、そういうジャンルでもオシャレさのあるサウンドを鳴らすバンドを探されている、そんなあなたに大推薦のバンドと楽曲を紹介します!
ニューヨークを拠点とするVRSTYは4人組のポストハードコア・バンドで、サウンドはテクニカルかつヘビーながら、R&Bの影響を感じさせるボーカルの高い歌唱力と表現力が繰り出すメロディは実にオシャレでクールなのですね。
イシューズなどのメタルコアやニューメタルにR&Bの要素を取り入れたバンドの流れをくむ存在であり、2022年1月にリリースされたデビュー・アルバム『Welcome Home』にはそういった要素が詰まった楽曲が多く収録されています。
今回取り上げた『Hush』はアルバムの中でもオシャレ度が特に高い絶品の楽曲であり、きっちりアグレッシブながら素晴らしい歌唱で魅せるボーカルによるメロディは間違いなくドライブのBGMにばっちりはまってくれることでしょう!
DFMUElla Mai

2022年5月、大ヒットしたデビュー・アルバム『Ella Mai』からおよそ3年半ぶりとなるセカンド・アルバム『Heart on My Sleeve』をリリースした、イギリスの若手人気R&Bシンガーソングライターのエラ・メイさん。
グラミー賞受賞歴を持つ実力派の彼女によるこちらの『DFMU』は、アルバムの先行シングル第2弾として2022年1月に発表された楽曲で、アンニュイかつ憂いを帯びたエラさんの歌声はサウンドも含めてよりディープに、より成熟な大人の姿を想起させるものとなりました。
真夜中のドライブでこの楽曲をBGMとすれば間違いなくどっぷりと世界観にひたれそうですから、運転に集中することは忘れないようにしましょう!
彼女のパーソナルな面をこれまで以上に赤裸々に描いた歌詞、90年代R&Bへの愛情を示したという演出や映像も印象的な、恋人との旅路や車の中でのやり取りを映し出すMVも合わせてチェックしてみてください。