【2025年版】冬のドライブにおすすめの洋楽。最新曲・往年のヒット曲
車を所有している人にとって、特権的な楽しみと言えばやはりドライブですよね。
春夏秋冬、どの季節のドライブであってもそれぞれの楽しみを味わえますが、今回は「冬のドライブで聴きたい洋楽」をテーマとした記事をお届けします。
心が温まるようなメロウな曲から、物悲しい哀愁が漂うバラード、冬の寒さを忘れさせてくれるようなノリノリのダンスポップまで、ジャンルはバラバラでも聴きやすさを重視したバラエティ豊かな楽曲が集まりました。
前半では最新のヒット曲や注目曲を、後半以降は往年の名曲が並ぶラインナップとなっておりますから、幅広い世代に楽しんで頂きたいです!
【2025年版】冬のドライブにおすすめの洋楽。最新曲・往年のヒット曲(1〜10)
Take Me Dancing (ft. SZA)NEW!Doja Cat

ドージャ・キャットさんが2025年9月にリリースした5枚目のアルバム『Vie』から、シザさんをフィーチャーした本作をピックアップ。
フランスのミラヴァル・スタジオで3年かけて制作されたこのアルバムは80年代サウンドへの回帰が特徴的で、本作はその中でも際立ってロマンティックな1曲として仕上がっています。
揺らめくシンセ・ファンクのグルーヴに乗せて、親密な関係性をセクシャルかつ情熱的に歌い上げるドージャさんと、温かみのある声で応えるシザさんの掛け合いが絶妙で、冬の夜道を走りながら大切な人と過ごす特別な時間を演出してくれそうです。
過去の名曲『Kiss Me More』で見せた二人の相性の良さが際立つ、ドライブにおすすめの名曲です!
So Easy (To Fall In Love)NEW!Olivia Dean

イギリス出身のシンガーソングライター、オリヴィア・ディーンさんが2025年9月にリリースしたセカンド・アルバム『The Art of Loving』に収録されているこの楽曲は、シンプルで自然な恋の心情を描いたネオソウル・ナンバーです。
フリートウッド・マックやバート・バカラックさんを想起させる滑らかなサウンドに、派手さを抑えた落ち着きのあるメロディが心地よく響きます。
週末の刺激と日常の安心感が共存する恋愛のあり方を歌い上げた本作は、心が温まるようなメロウさが魅力ですね。
冬の夜、大切な人を隣に乗せてゆっくりと車を走らせる時間にぴったりの一曲で、静かに深まっていく愛情をかみ締めながらドライブを楽しみたい方にオススメです。
IllegalNEW!PinkPantheress

90年代のドラムンベースやUKガレージを現代的にアップデートしたサウンドで注目を集めるPinkPantheressさんが、2025年5月にリリースしたミックステープ『Fancy That』のオープニングを飾る本作は、禁断の恋に対するスリルと罪悪感を描いた楽曲です。
アンダーワールドの名曲をサンプリングしたノスタルジックでありながら洗練されたサウンドと、柔らかくも芯のあるボーカルが織りなす独特の世界観は、冬の夜のドライブにもぴったりの雰囲気を醸し出しています。
道徳的な境界を越える恋愛の葛藤を描いた歌詞は、車内という密室空間でこそ心に響くものがありますね。
寒い季節だからこそ感じられる、甘くほろ苦いひとときを味わってみてはいかがでしょうか。
Is It a CrimeNEW!Mariah the Scientist, Kali Uchis

情感豊かなR&Bヴォーカリストとして注目を集めるマライア・ザ・サイエンティストさんと、グラミー賞受賞アーティストのカリ・ウチスさんがコラボした2025年7月リリースの楽曲は、愛することに罪悪感を抱く複雑な心情を対話形式で描き出しています。
「愛することが罪なら、あなたは私の囚人」という問いかけを軸に、社会の目や過去の傷を抱えながらも恋に落ちてしまう切なさが、ラテンの要素を取り込んだメロウなサウンドに乗せて語られていくのですね。
マライアさんの4作目となるアルバム『Hearts Sold Separately』からの先行シングルで、ふたりの甘美でソウルフルな歌声が絡み合う様子はまるで冬の夜のドライブにそっと寄り添ってくれるかのよう。
温かい車内で、愛の葛藤をじっくりと味わいたい方にぴったりな一曲です。
Lover GirlNEW!Laufey

2025年6月にリリースされたラウフェイさんの楽曲は、遠く離れた愛しい人を想う切なさをジャズ・ポップに乗せて歌い上げる、冬のドライブにぴったりの一曲です。
アイスランドと中国にルーツを持ち、クラシック音楽の英才教育を受けて育ったラウフェイさんは、バークリー音楽大学を卒業後、ジャズとポップスを融合させた独自のスタイルで注目を集め、2023年には第66回グラミー賞を受賞しました。
ボサノヴァのようなリズムと豊かなストリングス、ピアノのアレンジが織りなす本作は、感情の昂ぶりを抑えた落ち着いた歌声で、会えない人への想いを静かに描いています。
寒い季節に大切な人を想いながら車を走らせる、そんなしっとりとした時間を過ごしたい方にオススメの楽曲ですね。
Useless (Without You)NEW!Elmiene

英国ソウルの新たな才能として注目を集めているエルミーンさんをご存知でしょうか。
スーダン系のルーツを持ちオックスフォードで育った彼は、2024年のBBC「Sound of 2024」で第5位に選ばれ、2025年にはBRIT Awardsの「Rising Star」部門にもノミネートされた逸材です。
そんなエルミーンさんが2025年9月にリリースしたミックステープ『Heat The Streets』の幕開けを飾るこの楽曲は、あなたなしでは無力だと繰り返し告白する、関係性における依存と脆さを描いたスロウ・アンセムとなっています。
ゴスペル由来の繊細なビブラートと息遣いを生かした歌声が、ミニマルなプロダクションの中で際立ち、聴く者の心にじんわりと染み入るのですね。
冬の夜、大切な人への想いをかみしめながら車を走らせるひとときに、この切なくも美しいバラードはぴったりと寄り添ってくれることでしょう。
I Wish I Didn’t Waste Your TimeNEW!Thundercat

ロサンゼルスのベーシスト、サンダーキャットさんが名プロデューサーのグレッグ・カースティンさんとタッグを組んで作り上げた本作は、繊細なシンセレイヤーと柔らかなファルセット・ヴォーカルが絶妙に絡み合う、ドリーミーな質感に満ちた楽曲です。
2025年9月にリリースされたこの曲は、過ぎ去った愛への後悔と反省をテーマに、相手の時間を無駄にしてしまったという切ない自責の念が歌われており、冬の静かな夜のドライブにしっとりと寄り添ってくれるでしょう。
2020年のアルバム『It Is What It Is』でグラミー賞を受賞した彼の音楽性はそのままに、ゆったりとしたベースグルーヴと内省的なムードが心を温めてくれる1曲です。
過去を振り返りながら、じっくりと自分と向き合いたい、そんな時にぜひ聴いてほしい作品ですね。






