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【2025年版】冬のドライブにおすすめの洋楽。最新曲・往年のヒット曲

車を所有している人にとって、特権的な楽しみと言えばやはりドライブですよね。

春夏秋冬、どの季節のドライブであってもそれぞれの楽しみを味わえますが、今回は「冬のドライブで聴きたい洋楽」をテーマとした記事をお届けします。

心が温まるようなメロウな曲から、物悲しい哀愁が漂うバラード、冬の寒さを忘れさせてくれるようなノリノリのダンスポップまで、ジャンルはバラバラでも聴きやすさを重視したバラエティ豊かな楽曲が集まりました。

前半では最新のヒット曲や注目曲を、後半以降は往年の名曲が並ぶラインナップとなっておりますから、幅広い世代に楽しんで頂きたいです!

【2025年版】冬のドライブにおすすめの洋楽。最新曲・往年のヒット曲(1〜10)

WANTCHUNEW!keshi

keshi – WANTCHU (Official Visualizer)
WANTCHUNEW!keshi

自宅に新設したホームスタジオから生まれた2025年8月の楽曲は、ケシさんがベース、ギター、ピアノ、ヴィオラといった複数の楽器を自ら演奏しながら制作したという、まさに彼の音楽性が凝縮された作品です。

もともとは録音技術の練習として軽い気持ちで始めたものが、ポーター・ロビンソンさんをはじめとする共同クリエイターの協力を得ながら完成度の高い楽曲へと進化を遂げたというエピソードも興味深いですね。

親密さとディテールを大切にしたという歌声は、相手への切実な想いを繊細に表現しており、インディーポップやオルタナティブ、R&Bの要素が溶け合った内省的なサウンドは、冬の静かな夜道を走りながらじっくりと聴き入りたくなる魅力に溢れています。

恋人との関係を見つめ直すような、ちょっぴりセンチメンタルな気分のドライブにぴったりの一曲ですね。

HelixNEW!Night Tapes

Night Tapes – Helix (Official Video)
HelixNEW!Night Tapes

ロンドンを拠点に活動する3人組ドリームポップ・ユニット、ナイト・テイプスをご存知でしょうか。

エストニア出身のボーカリスト、イーリス・ヴェシクさんを中心に、プロデューサー兼ドラマーのマックス・ドゥーハンさん、ギタリスト兼プロデューサーのサム・リチャーズさんで構成され、2019年頃からシェアハウスでの夜間録音セッションを重ねてきました。

2025年6月にリリースされた本作は、同年9月にリリースされたデビュー・アルバム『portals // polarities』からの先行シングルで、運命の人なのか混乱をもたらす相手なのか分からない、そんな恋の始まりの不確かさをテーマにしています。

浮遊感あるシンセとひずんだギターが織りなす幻想的なサウンドは、冬の夜の高速道路を走らせながら、心の揺らぎに向き合うようなドライブにぴったりです。

間違った人が正しい場所へ導いてくれるかもしれない、そんな希望と不安が交錯する感情を抱えた方に聴いてほしい一曲ですね。

back to friendsNEW!sombr

sombr – back to friends (official video)
back to friendsNEW!sombr

ニューヨーク出身のシンガーソングライターで、現在最も注目を集める存在の一人でありソンバーさんが2024年12月にリリースしたこちらの楽曲は、友情から恋愛へと変わりゆく感情を繊細に描いた作品です。

友人同士の関係に戻ることはもうできないと知りながらも、あの頃の気楽な距離感を懐かしむ主人公の揺れ動く心理が、ピアノのイントロから始まるインディーロックとオルタナティブポップの融合したサウンドに乗せて切なく響きます。

本作はビルボードのHot Rock Songsチャートで10位を記録し、ソンバーさんにとって初のメジャーチャート入りを果たした記念すべき楽曲となりました。

モデルのシャーロット・ダレッシオさんを起用したミュージックビデオも話題を呼んでいます。

過去の関係性を振り返りながら、前に進もうとするやるせない感情に共感できる方であれば、冬の夜道を1人で走らせる時にぜひ聴いてほしい一曲です。

【2025年版】冬のドライブにおすすめの洋楽。最新曲・往年のヒット曲(11〜20)

Come Back DownNEW!Men I Trust

淡く幻想的なサウンドスケープで世界的な人気を誇るケベック州モントリオール出身のメン・アイ・トラストが、2025年5月にリリースしたアルバム『Equus Caballus』に収録された本作は、ドリームポップとインディーポップを融合させた心地良いサウンドで聴く者を包み込みます。

どこかに行ってしまった相手に戻ってきてほしいと願う切ない感情が、エマニュエル・プルーさんのアンニュイなボーカルと浮遊感のあるシンセサイザーによって繊細に描かれており、別れの寂しさと再会への淡い期待が交錯する心理描写は冬のドライブの物憂げな雰囲気とぴったりと重なります。

冷たい空気の中を走りながら、大切な人との思い出に浸りたい時に聴いてほしい1曲ですね。

choke enoughNEW!Oklou

Oklou – choke enough (Official Visualizer)
choke enoughNEW!Oklou

フランスの田舎町で古典音楽の教育を受けながらエレクトロニック・ポップの世界へと踏み出したオクルーさん。

2025年2月に待望のファースト・アルバム『choke enough』をリリースし、その繊細で浮遊感のあるサウンドが話題となっています。

タイトル曲は、トランス風のシンセとアンビエント的な響きが重なり合い、夢うつつのような音響空間を作り出しているのが魅力です。

約2年半をかけて制作されたアルバムには、母性や選択といったテーマが詩的に描かれており、音響の反復と循環が冬のドライブにぴったりの心地良さをもたらしてくれます。

凍てつく夜道をひとり走らせながら、デジタルな音の中に温もりを感じたいときにオススメしたい一曲です。

SorryNEW!Parcels

オーストラリアのバイロンベイで結成され、現在はベルリンを拠点に活動するエレクトロポップ・バンド、パーセルズ。

ディスコやファンク、ソウルを独自に昇華させた温かみのあるサウンドで、世界中に多くのファンを獲得してきました。

2025年9月にリリースされたサード・アルバム『LOVED』に収録されている本作は、ベルリンやシドニーなど複数のスタジオで録音され、ナイロンギターの柔らかな響きとラテン音楽の要素が融合した、メランコリックかつ躍動感のある楽曲です。

真摯な謝罪と距離感が入り混じる曖昧な歌詞が、冬の澄んだ空気の中で聴くとより一層胸に染み入ります。

静と動のコントラストが美しい本作は、雪景色を眺めながら1人で車を走らせる時にそっと寄り添ってくれるような、心にじんわりと響く一曲となっています。

Love Me NotNEW!Ravyn Lenae

Ravyn Lenae – Love Me Not (Official Music Video)
Love Me NotNEW!Ravyn Lenae

冬空の下のドライブをオシャレに彩りたい方へ、シカゴ出身の才能あふれるR&Bシンガーソングライター、レイヴン・レネーさんの楽曲をご紹介します。

2024年5月にリリースされたセカンド・アルバム『Bird’s Eye』のリード・シングルとなった本作は、60年代のガールズ・グループを思わせるレトロな雰囲気と現代的なR&Bが見事に融合した仕上がりですね。

恋人への複雑な感情を歌った歌詞は、必要としていないけれど恋しくなってしまう、自立と依存の間で揺れ動く繊細な心情を描いており、冬の景色を眺めながらひとりで聴くにはぴったりの1曲と言えそうです。

TikTokでのバイラル・ヒットをきっかけに2025年4月にはビルボード・ホット100で81位を記録するなど、世界中で注目を集めている本作で、心温まるドライブの時間を過ごしてみてはいかがでしょう。