昔であれば自作のカセットテープで、現代であればサブスクで作ったプレイリストで……ドライブ用のBGMを選ぶという楽しみは、音楽が好きでドライブも好きという方であれば、誰もが一度は経験しているものですよね。
いつもは大好きなアルバムや自分が作ったプレイリストを聴いているけど、少し飽きたかなと思われている方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回の記事は「ドライブにオススメの洋楽」という定番のテーマでも、あえて最新の楽曲を中心とした「オシャレ」を重視したラインアップでお届けします!
人気曲はもちろんまだ耳の早い音楽ファンしか知らないアーティストもチョイスしていますから、青田買いがお好きな方も要チェックです!
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Pon PónNEW!Khruangbin

テキサス州ヒューストンから世界へと音の旅を続けるトリオ、クルアンビンが2024年4月にリリースしたアルバム『A LA SALA』に収録されている本作は、タイ・ファンクやハイライフの影響を受けたトロピカルなダンス・グルーヴが魅力の楽曲です。
ベースとドラムが織りなすリズムの上を、サイケデリックなギターが漂うように響き、スペイン語や多言語のささやきが異国情緒を添えています。
バンドのローラ・リーさんが幼少期にメキシコで遊んだゲームから着想を得たというエピソードも、どこか懐かしさを感じさせる温かみにつながっているのかもしれませんね。
インストゥルメンタルを基調としながらも心地良いグルーヴに身を委ねられる本作は、アジアンテイストの夕食の時間を穏やかに彩るBGMにも最適です。
世界各地の音楽要素を取り入れた彼らならではの音世界を、ぜひディナータイムのお供にいかがでしょうか。
YougotmefeelingNEW!Parcels

オーストラリアのバイロンベイ出身で、現在はベルリンを拠点に活動するエレクトロポップバンド、パーセルズ。
2017年にはダフト・パンクとの共同制作でも話題を集めた彼らが、2025年5月に3枚目のアルバム『LOVED』からリリースした楽曲は、レトロなディスコとファンクの要素を見事に融合させた逸品です。
グルーヴィーなピアノループとシャッフル気味のドラムビート、5人全員で織りなすハーモニーが心地よく響きます。
リリックは関係の終わりや疎外感を描きながらも、サウンドは前向きな解放感に満ちており、内省的でありながら体が自然と動き出すような仕上がりです。
オーストラリアの海辺の自宅で制作されたという背景も、どこか涼やかな印象を添えています。
落ち着いた雰囲気のなかにも躍動感がほしいディナータイムに、ぜひチェックしてみてください。
Fast CarSyd

同名の曲でトレイシー・チャップマンさんの大ヒット曲を連想する方も多いかもしれませんが、全く別のオリジナル曲です!
ザ・ウィークエンドさんやフランク・オーシャンさんといった存在と並び、2010年代以降の新たなR&Bやソウルを提示、高い人気を誇るジ・インターネットのボーカルを務めるシドさんが2021年7月にリリースした楽曲で、2022年に発表されたソロ第2弾となるアルバム『Broken Hearts Club』にも収録されています。
シドさんの唯一無二の歌声と独特のアンニュイな雰囲気はそのままに、今まで以上にメロディを強調して80年代的な分かりやすいポップスの方法も取り入れ、後半にはメロディアスなギター・ソロも飛び出すサウンドが実に新鮮。
アルバム自体はタイトル通り失恋をテーマとした楽曲が多く、内省的な雰囲気ではあるのですが、この『Fast Car』については歌詞の内容も含めて恋人同士とのドライブであれば間違いなくハマるオシャレさとキャッチーさを兼ね備えた楽曲ですから、ここぞという場面でぜひBGMとして流してみてください!
Out of TimeThe Weeknd

ザ・ウィークエンドさんの音楽は初期のオルタナティブR&Bの走りとされるミステリアスで内省的な作風であれ、現代の80年代シンセポップやエレクトロポップの影響を受けた華やかなサウンドであれ、特に夜のドライブにはぴったりな楽曲が多くありますよね。
2022年1月にリリースされてヒットを記録中のニュー・アルバム『Dawn FM』も作品を通してドライブにオススメな名曲ばかりなのですが、今回は都会的なメロウ・グルーヴが最高に心地良い楽曲『Out of Time』を大推薦します!
海外における日本のシティポップの人気ぶりを象徴するかのように、1983年に亜蘭知子さんがリリースした名盤『浮遊空間』に収録されている、織田哲郎さん作曲の『MIDNIGHT PRETENDERS』の主軸となるフレーズをサンプリングしており、ウィークエンドさんの官能的な歌ごとメロディ、洗練されたオシャレなサウンドが最高のムードを演出してくれることでしょう。
viscusNEW!Oklou & FKA twigs

実験的なエレクトロニック・ポップの最前線を走るフランスのプロデューサー兼シンガーソングライター、オクルーさん。
クラシック音楽の素養とインターネット発のサウンドカルチャーを融合させた独自の音世界で国際的な評価を獲得している彼女が、イギリスの先鋭的なアーティストであるFKA twigsさんを迎えた新曲を、2025年10月にドロップしました。
2025年2月にリリースされたデビューアルバム『Choke Enough』のデラックス版に収録される本作は、グリッチ感のあるシンセと浮遊するようなボーカルが絡み合う幻想的なサウンドが魅力。
身体と内面の不安を巧みに重ね合わせたリリックも聴きどころで、繊細でありながら力強いメッセージが込められています。
実験的なポップミュージックを探求している方には、ぜひチェックしてほしい1曲です。
make up sex ft. blackbearMachine Gun Kelly

00年代ポップパンク復権の鍵を握る最重要人物、マシン・ガン・ケリーさん。
ポップパンク路線となってから2枚目となる2022年3月リリースのアルバム『Mainstream Sellout』も2作連続の全米1位を獲得、ますます勢いに乗る彼の現在の音はもちろんノリも良くドライブにぴったりではあるのですが、今回は「オシャレ」というテーマですから、ぜひアルバムの収録曲『make up sex』をチョイスしてみてください。
大人気音楽プロデューサーのブラックベアーさんをフィーチャー、ポップパンクよりもエモ色の強い切なげなメロディが特徴的なナンバーで、オシャレなR&Bのプレイリストに混ざっても良い具合のアクセントを加えてくれそうですね。
歌詞はナイーブな男心を歌ったいかにもケリーさんらしい楽曲ですから、目的地のない1人きりのドライブにもオススメですよ。
MysteryRaveena

ドライブのBGMとして癒しのR&Bやソウル・ミュージックを探しているけど、できれば最近の若手アーティストがいい……そんな方にオススメのシンガーソングライターが、インドをルーツとするニューヨーク拠点のシンガーソングライターであるラヴィーナさんです。
多くの才能あふれる若手R&Bシンガーソングライターがひしめく現代のシーンにおいて、ラヴィーナさんはソウルやジャズの素養を感じさせるオーガニックなメロウ・グルーヴを特異としており、さらに南アジア特有の雰囲気が随所に盛り込まれたサウンドは最高にオシャレで心地よいのですね。
2022年の2月にリリースされたセカンド・アルバム『Asha’s Awakening』においてもそのサウンドは健在ですが、今回はアルバムの中でもとくにキャッチーなメロディが際立つ『Mystery』を紹介します。
ラヴィーナさんらしいどこか神秘的なメロウさはそのままに、80年代ポップス風の分かりやすい8ビートのリズムが彼女の音楽としてはなかなか新鮮で、どんな時間帯のドライブでも聴く人をハッピーな気分にさせてくれますよ。