RAG MusicJazz
素敵なジャズ
search

【魅惑の即興演奏】フリー・ジャズの代表作・人気のアルバム

たとえば既存のクラシック音楽から全く違った様式や手法を試みたものが現代音楽と呼ばれるようになり、通常のスタイルのロックとは違ったアプローチを展開したポスト・ロックと呼ばれるジャンルがあったり、一定のジャンルにおけるサブジャンルは多く存在していますよね。

「フリー・ジャズも、まさに言葉通り前衛的な方法論やフリーキーな即興演奏が特徴的な、ジャズという括りの中で新たに生まれたジャンルです。

今回はそんなフリー・ジャズと呼ばれる作品の代表的な1枚や人気作を選出してみました。

決して万人受けするような音楽ではありませんが、興味を持たれた方はぜひこの機会に挑戦してみてください!

もくじ

【魅惑の即興演奏】フリー・ジャズの代表作・人気のアルバム(41〜60)

Extraction高柳昌行

高柳昌行 (Masayuki Takayanagi) & New Direction – Extraction
Extraction高柳昌行

富樫雅彦とともに、黎明期(れいめいき)の日本のフリージャズで指導的立場にいたのが、ギターの高柳昌行でした。

ジャズ、ボッサ、タンゴなど、世界のギター音楽の日本輸入の段階で教師的役割を果たした彼は、フリージャズのグループを自分の音楽の中心においていました。

2 Days In AprilFred Anderson

Fred again.. & Anderson .Paak – places to be (Eagle Rock, 16th April 2024) feat Chika
2 Days In AprilFred Anderson

アンソニー・ブラクストンが教鞭(きょうべん)をとるシカゴでは、2000年代になってもフリージャズの熱はおさまりませんでした。

フレッド・アンダーソンはシカゴでフリー・ジャズ系のライブハウスを営みながら、名盤「2 Days in April」を発表。

WIRE誌でジャズ部門の年間グランプリをフリージャズで獲得しました。

ExplosionsBob James

Bob James Trio – Explosions (1965)
ExplosionsBob James

アメリカミズーリ州生まれのピアニスト、Bob James Trioのアルバム「Explosions」です。

ジャズ・フュージョン、アダルト・コンテンポラリー界を代表するミュージシャンの1人と言われています。

収録曲は次の通りです。

1. Peasant Boy 2. Untitled Mixes 3. Explosions 4. And On 5. Wolfman

Unit StructuresCecil Taylor

Cecil Taylor – Unit Structures (Full Album)
Unit StructuresCecil Taylor

アメリカ合衆国ニューヨーク州出身のジャズ・ピアニスト、Cecil Taylorのアルバム「Unit Structures」です。

フリージャズの先駆者として認められていますが、クラシック音楽の教育も受けています。

収録曲は次の通りです。

1. Steps 2. Enter, Evening 3. Enter, Evening 4. Unit Structure/As Of A Now/Section 5. Tales

exitHoward Riley

howard riley trio – exit (1969)
exitHoward Riley

キース・ティペットに近いキャリアを持つピアニストが、ハワード・ライリーです。

60年代末にジャズとロックの間のような所から音楽をはじめ、70年代初頭には現代音楽色が強まり、75年の名作「オーバーグラウンド」にまで来るとそのすべてを混ぜたフリー・インプロヴィゼーションを演奏するようになりました。

The Heliocentric Worlds of Sun Ra, Volume OneSun Ra

ジャズ作曲家、ピアノ、シンセサイザー奏者で詩人、思想家でもあるSun Raのアルバム「The Heliocentric Worlds of Sun Ra Volume One」です。

独自の哲学が詰め込まれたアルバムの収録曲は次の通りです。

Side A 1. Heliocentric 2. Outer Nothingnenn 3. Other Worlds / Side B 1. The Cosmos 2. Oh Heavenly Things 3. Nebulae 4. Dancing In The Sun 4)Samba G(Roberto Tarenzi – Roberto Pistolesi)