福岡を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ
その土地をテーマにした楽曲はいろいろとありますが福岡をテーマにした楽曲は多いと感じたこと、ありませんか?
福岡出身の有名なアーティストはたくさんいらっしゃいますよね。
みなさん、郷土愛をたっぷりと楽曲に込めて世に送り出してらっしゃいます。
そんなたくさんの福岡をテーマにした楽曲の中からオススメする名曲、人気曲のご紹介です。
郷土愛にあふれる、素晴らしいアーティストたちによる珠玉のプレイリストをお楽しみください!
福岡を歌った名曲。歌い継がれる故郷のこころ(21〜30)
愛の棲む街ALWAYS

福岡県八女市のイメージソングです。
元チューリップの安部俊幸さん作詞、姫野達也さん作曲のこの曲。
自然美豊かで人間味のある、街のイメージにふさわしい曲です。
耳心地が良くて優しく大きく包み込まれるようです。
この曲を歌っているALWAYSは元チューリップのメンバーを含めたグループです。
母に捧げるバラード海援隊

武田鉄矢さんが在籍していたフォークソングバンド、海援隊が1973年にリリースしたアルバム『望郷篇』に収録されているこの曲。
この曲は武田鉄矢さんがお母さんへ向けて作られた楽曲でストーリー仕立て、歌唱部分はとても短く、ほとんどが語り、朗読のような形で進んでいきます。
最初は今の自分から母へ宛てた手紙のような気持ち、その後のパートは母の愛のある小言のような、博多弁での何気ないような母からの言葉でつづられています。
大人になってから思うと、その小言のような言葉は大切なものだったんだ、と気付かされる、母の偉大さや大切さに心が震える1曲です。
博多みれん野口五郎

1971年に野口五郎さんのデビューシングルとしてリリースされた『博多みれん』。
ギターが好きでポップス系のご本人には15歳で演歌のデビューは不本意だったかもしれません。
その当時のキャッチコピーは『かわいらしい演歌ホープ』。
しかし今歌っているのを聴くととっても味があり、恋に破れ続ける女性の悲しみが博多の街の情景とともに浮かび上がるようです。
ぜひまた演歌も歌ってほしいですよね。
飛梅さだまさし

1977年にリリースされたさだまさしさんのアルバム『風見鶏』に収録されているこの曲『飛梅』。
この曲は九州にある太宰府天満宮を舞台にしてつづられている過去の恋愛を振り返っている1曲。
タイトルの『飛梅』とはこの太宰府天満宮にある梅の木、御神木の名前から付けられています。
恋愛中は楽しく、幸せしかない!という風ですがだんだんと気持ちのすれ違い、何かがおかしいと気付き始めた気持ちがせつなく伝わってきます。
太宰府天満宮をご存じの方ならきっとその風景が浮かんでくるような1曲ではないでしょうか。
筑豊の子守唄ハル

筑豊での子供の頃の思い出をつづっています。
方言で進む歌詞に筑豊の景色や思い出の数々が流れていきます。
やさしいギターとフルートのコンビネーションは穏やかな筑豊の美しさを増し、なつかしい情景が目に浮かぶような優しい気持ちにさせてくれます。
久留米そろばん踊り花童

そろばん踊りは久留米絣の機織りの作業唄から始まったそうです。
現在は8月の水の祭典で一万人の総踊りで盛り上がっています。
ここでは子供たちが踊っていますが、歌詞の内容はモテモテのお年頃の機織り娘のようです。
あばれ太鼓坂本冬美

雄々しい太鼓がよく効いた力強い歌です。
無法松といういかにも九州男児といった男を無理なく歌える女性は坂本冬美さんしかいないでしょう。
荒々しい玄界灘の波と情にもろくて心優しいシャイな九州の男が小気味よく表れていました。