【福島の歌】故郷に思いをはせる|美しき「福島」を歌った心温まる名曲集
福島の豊かな大地と、そこに暮らす人々の温かな心が紡ぎ出す歌の数々。
GReeeeNの応援ソングから、フラガールズを元気づけた歌、相馬の港町を思う演歌まで、地域に根差した名曲の調べが今も響き渡ります。
本記事では、そんな福島への愛情が込められた心温まる名曲を集めました。
福島の地に思いをはせながら、あるいは各々の故郷や遠く離れて暮らす家族を思い浮かべながら、ふるさと愛の詰まった歌の世界に耳を傾けてみてください。
【福島の歌】故郷に思いをはせる|美しき「福島」を歌った心温まる名曲集(11〜20)
ただいま白鳥吏南×ave

心に響く「おかえり」と「ただいま」の優しい呼応が特徴的な、故郷を思う心が詰まった白鳥吏南さんとaveさんのコラボ楽曲です。
東日本大震災後の福島への思いを込めて制作された本作には、離れていても心はいつも故郷とともにあるというメッセージが込められています。
2013年10月にシングルCDとしてリリースされ、同月20日に福島県猪苗代町で開催されたチャリティイベント「バレーボールエイド2013」の公式テーマソングに起用されました。
故郷を離れて暮らす方や、大切な人との再会を待ち望む方の心に寄り添う1曲です。
Green boysGReeeeN

全員が歯科医の免許を持つGReeeeNのメンバーは福島県の大学へ通っていました。
そんな福島県への恩返しとして作られたミュージックミデオです。
あの3.11の震災はメンバーにとっても心が痛むつらい出来事で、メンバーのリーダーHIDEさんは身元確認をするために、福島第一原子力発電所から20km圏内で発見された遺体の検死作業員に自ら志願したのだそうです。
身体を張った行動に頭が下がります。
君の手と僕の手いろは

東日本大震災の悲劇を乗り越えるための希望と絆を歌い上げた、いろはさんの心温まる復興応援ソングです。
アコースティックギターとピアノの穏やかな伴奏に乗せて、2人の男性ボーカルが奏でる優しいハーモニーが胸を打ちます。
2011年に自主制作でリリースされた本作は、福島県の復興を願う「ふくしま応援歌」として生まれました。
震災の混乱や悲しみのなかで、善治さんが「音楽で少しでも人々を勇気づけたい」という思いを込めて制作。
滋賀県の「スタジオ癒音の森」でレコーディングされ、互いに支え合う大切さを伝える珠玉のバラードとなりました。
虹を架けよう~福島バージョン~一般社団法人みやぎびっきの会

東北復興への願いと希望が込められた心温まるバラードです。
福島県浜通りの地名を織り込んだ歌詞が郷愁を誘い、ゆったりとしたテンポのなかに力強さを感じる前向きなメロディが響きます。
本作は2013年3月に発表された復興支援ソングで、震災後故郷を離れた子どもたちに向けた「故郷への誇りを忘れないで」という思いが込められています。
故郷を思うとき、離れて暮らす家族を思うとき、そして明るい未来への希望を胸に抱きたいときにぜひ聴いていただきたい楽曲です。
すばらしき福島作詞:令和一郎/作曲:古関祐而

福島市出身の作曲家、古関裕而さんのメロディに、現代の詞が吹き込まれた心温まるご当地ソングです。
福島の阿武隈川や飯坂温泉、吾妻連峰などの名所が織り込まれた歌詞が、郷土への深い愛情を表現しています。
2021年に公開されたこの曲は、NHK連続テレビ小説『エール』で古関夫妻がモデルとなり注目を集めた流れのなかで誕生。
震災からの復興に取り組む福島県民の方々や、遠く離れて暮らす福島出身者、そして美しい福島の魅力に触れたいすべての方々に聴いていただきたい、郷土愛あふれる応援歌です。