フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲
「フュージョン」とはジャズ・ミュージックから派生した音楽ジャンルですが、その言葉通りさまざまな要素を融合させた、まさにクロスオーバーなサウンドとして多くの名盤や名曲を世に送り出しています。
フュージョンに興味がある、とりあえず何曲か聴いてみたい……そんな初心な方々に向けて、本稿ではソフトでオシャレな曲から難解で革新的な楽曲まで存在するフュージョンの名曲をご紹介!
海外のアーティストを中心として、往年の人気曲や王道の1曲、定番曲に近年注目されているジャズフュージョンの要素を兼ね備えたアーティストの名曲までたっぷりお届けいたします。
当時を懐かしみたい方々も、現代のフュージョンをお探しの方もぜひご覧ください。
フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲(1〜20)
Brazilian Love AffairGeorge Duke

アメリカのキーボーディストであるジョージ・デュークさんの名盤『A Brazilian Love Affair』に収録されたタイトル曲が『A Brazilian Love Affair』です。
ジョージ・デュークさんの演奏している姿はとても楽しげで、見ているこちらも明るい気分にさせてくれるんですよね。
楽曲はどこかラテンの雰囲気があって、コード進行もオシャレで洗練されています。
キーボードの演奏もさることながらジョージ・デュークさんの歌も堪能できる楽曲なので、ぜひ聴いてみてください!
Survival ImperativeJustin Stanton

アメリカのミュージシャン、ジャスティンスタントンによるフュージョンナンバー『Survival Imperative』。
2019年のリリースであり、最新のフュージョンナンバーとして数えられそうです。
70年代のフュージョンブームよりさらに音はクリアに、電子楽器は幅広く、無限大の音の交わりを感じることができます。
Still WarmJohn Scofield

一聴するだけで誰の演奏かわかるほど個性的な音色を持つジャズギタリストといえばジョン・スコフィールドさんです。
そんな彼が個性を爆発させる前の1986年にリリースしたアルバムが『Still Warm』なんですよね。
タイトル曲である『Still Warm』は浮遊感のある和音とスムースなサウンドが特徴のゆったりとした楽曲で、当時から顕在だったジョンさんの独特のリズム感に裏打ちされたフレーズがかっこいいんです。
Race With Devil On Spanish HighwayAl Di Meola

ハードロックやメタル好きにオススメしたいフュージョン・ギタリストがアル・ディ・メオラさんです。
正確無比なピッキングで繰り出される高速のフレーズは、フュージョン界でも異彩を放っています。
そんな彼のプレイが存分に楽しめるのが、1977年リリースのアルバム『Elegant Gypsy』に収録されている『Race With Devil On Spanish Highway』なんです。
ハードなサウンドのリフと高速フレーズの応酬は、聴いていて気持ちがいいですよ!
THE LOW SPARK OF HIGH HEELED BOYSTraffic

イギリスのブルースロック系ミュージシャンであるスティーヴ・ウィンウッドさんが在籍していたことでも知られるフュージョン・バンドがトラフィックです。
『THE LOW SPARK OF HIGH-HEELED BOYS』は1971年にリリースされたアルバムのタイトル曲で、フュージョンには珍しく歌モノの楽曲なんですよね。
しかしながらグルーヴィな演奏とそれぞれのプレイヤーたちによるアドリブがあるところなどは、まさにフュージョンのサウンドといえます。