フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲
「フュージョン」とはジャズ・ミュージックから派生した音楽ジャンルですが、その言葉通りさまざまな要素を融合させた、まさにクロスオーバーなサウンドとして多くの名盤や名曲を世に送り出しています。
フュージョンに興味がある、とりあえず何曲か聴いてみたい……そんな初心な方々に向けて、本稿ではソフトでオシャレな曲から難解で革新的な楽曲まで存在するフュージョンの名曲をご紹介!
海外のアーティストを中心として、往年の人気曲や王道の1曲、定番曲に近年注目されているジャズフュージョンの要素を兼ね備えたアーティストの名曲までたっぷりお届けいたします。
当時を懐かしみたい方々も、現代のフュージョンをお探しの方もぜひご覧ください。
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フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲(21〜30)
リオ・サンバLarry Carlton

切れ味鋭いギターサウンドにアメリカンポップスらしい整理整頓されたパーカッションが絡みついて、耳心地よいサウンドになっています。
またシンセサイザーソロの抜けの良さもポイントで、泥臭さとは無縁のプラスティックなフレイバーが特徴です。
Street BeatTom Scott

79年発表のアルバム「Street Beat」収録。
45年生まれ、ロサンゼルス出身のウエストコーストフュージョン界を代表するサックス奏者で、過去にグラミー賞も3度受賞しています。
非常にポップでノリの良い明るいサウンドが心を高揚させてくれる、そんな一曲です。
フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲(31〜40)
101 EastboundFourplay

91年発表のアルバム「Fourplay」収録。
90年結成。
Bob James、Nathan East、Lee Ritenour、Harvey Masonというフュージョン界のスターが集まったスーパーバンドと呼ぶべき存在です。
スターが集まっただけあって、サウンドのアンサンブルが最高ですね。
Incident At NeshaburSantana

メキシコ出身のギタリスト、カルロス・サンタナさん率いるアメリカのバンド、サンタナ。
1970年に登場した名盤『Abraxas』に収められた、インストゥルメンタルの傑作です。
ジャズ、ロック、ラテン音楽が情熱的に融合し、目まぐるしく展開する構成と即興演奏は圧巻のひと言なのですね。
この楽曲は、ホレス・シルバーさんの楽曲の一部を引用しつつ、後半ではアレサ・フランクリンさんの楽曲を思わせる美しい旋律へと移り変わるドラマティックな構成が魅力。
タイトルには革命や解放といった強いメッセージが込められているとも言われ、その背景を知ると一層深く味わえることでしょう。
映画『Fillmore』(1972年公開)のサウンドトラックにも起用された本作は、バンドの音楽的進化を体感したい方や、魂を揺さぶる熱演に浸りたい夜にぴったりの一曲ではないでしょうか。
Just The Two Of UsGrover Washington Jr.

前面に押し出されたバスドラムとパーカッションと高音域で揺れるように重ねられたシンセサイザーの音色のイントロが独特の雰囲気をかもし出している一曲。
アメリカニューヨーク出身のサックス奏者Grover Washington, Jr.の名曲です。
さまざまな楽器や奏法が前面に押し出されているので、サックス好き以外でも楽しめる一曲です。
Boogie WaltzWeather Report

1973年4月にリリースされたアルバム『Sweetnighter』の冒頭を飾るこの楽曲は、当時ウェザー・リポートが新たな音楽的方向性へと踏み出したことを示す、約13分にも及ぶインストゥルメンタルです。
本作は、冒頭のドラムとパーカッションが刻むリズムから、キーボードやサックスが織りなす断片的なモチーフが徐々に重なり合い、聴く者をグルーヴの渦へと引き込みます。
フリー・インプロヴィゼーションから、より構成的でファンキーなサウンドへと移行するバンドの意欲が凝縮されており、即興性と構築美が見事に融合していますよね。
1979年のライヴ盤『8:30』では、別曲とのメドレー形式で、さらに磨きのかかった強烈な演奏を披露し、多くのファンを魅了したのですよ。
じっくりと音楽の世界に浸りたい時や、革新的なサウンドに触れたい方にもってこいの1曲ですよ。
Bright Size LifePat Metheny

76年発表のアルバム「Bright Size Life」収録。
54年生まれ、ミズーリ州出身のギタリストで、Pat Metheny Groupのリーダーです。
しっとりと落ち着いたサウンドの中、うねるように奏でられるギターがかっこいい一曲です。





