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フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲

「フュージョン」とはジャズ・ミュージックから派生した音楽ジャンルですが、その言葉通りさまざまな要素を融合させた、まさにクロスオーバーなサウンドとして多くの名盤や名曲を世に送り出しています。

フュージョンに興味がある、とりあえず何曲か聴いてみたい……そんな初心な方々に向けて、本稿ではソフトでオシャレな曲から難解で革新的な楽曲まで存在するフュージョンの名曲をご紹介!

海外のアーティストを中心として、往年の人気曲や王道の1曲、定番曲に近年注目されているジャズフュージョンの要素を兼ね備えたアーティストの名曲までたっぷりお届けいたします。

当時を懐かしみたい方々も、現代のフュージョンをお探しの方もぜひご覧ください。

フュージョン音楽の名曲。おすすめの定番曲(71〜80)

ウーマン・オブ・アイルランドBob James

スローで切ないサウンドが本作で、しかしながら曲の中間あたりからはけっこうゴージャスなアレンジを確認できるのがおもしろいです。

フュージョンの祖の一人にも数えられる彼の作品の中でも特異な部類に入る曲といえます。

エレガント・ピープルJaco Pastorius

かつてウェザーリポートに在籍していたジャコによる同バンドのカバー曲。

このカリビアンな雰囲気は当然スティールドラムによるものですが、収録アルバム「ホリデイ・フォー・パンズ」は全編にわたってそれをフィーチャーしています。

プラスティック・バンブー坂本龍一

教授がまだ20代、YMOに参加する前の曲です。

打ち込み機材などほとんど流通していない時代にここまで美しくシンセサイザーを録音するだけでも大変なのですが、すでに巨匠と言われていただけあって切れ味鋭いサウンドに仕上がっています。

Boogie WaltzWeather Report

1973年4月にリリースされたアルバム『Sweetnighter』の冒頭を飾るこの楽曲は、当時ウェザー・リポートが新たな音楽的方向性へと踏み出したことを示す、約13分にも及ぶインストゥルメンタルです。

本作は、冒頭のドラムとパーカッションが刻むリズムから、キーボードやサックスが織りなす断片的なモチーフが徐々に重なり合い、聴く者をグルーヴの渦へと引き込みます。

フリー・インプロヴィゼーションから、より構成的でファンキーなサウンドへと移行するバンドの意欲が凝縮されており、即興性と構築美が見事に融合していますよね。

1979年のライヴ盤『8:30』では、別曲とのメドレー形式で、さらに磨きのかかった強烈な演奏を披露し、多くのファンを魅了したのですよ。

じっくりと音楽の世界に浸りたい時や、革新的なサウンドに触れたい方にもってこいの1曲ですよ。

Spanish MossBilly Cobham

Billy Cobhamは、1968年から活動するパナマ系アメリカ人のジャズ・ドラマーです。

彼はモダン・ドラマーとクラシック・ドラマーの殿堂入りを果たしています。

このトラックは1974年にリリースされたアルバム「Crosswinds」に収録されています。

このアルバムはアメリカのチャートでNo.2を記録しました。

Symphony For The DevilBlood, Sweat & Tears

Blood, Sweat & Tears “Symphony For The Devil / Sympathy For The Devil”
Symphony For The DevilBlood, Sweat & Tears

もともとThe Rolling Stonesによって1968年にリリースされたトラック。

ニューヨークのジャズ・ロック・グループのBlood, Sweat & Tearsによるこのバージョンは、1970年にリリースされました。

Necroの2003年のトラック「Wreck the Rectum」でサンプリングされています。

Aruban NightsBobby Lyle

アメリカのピアニストBobby Lyleの南米のリゾート地、アルバの夜を描いた一曲。

そのピアノの流れるような演奏がフュージョンのリズムに気持ちよく絡み合い、あたかもアルバの夜がありありと目の前に浮かぶようです。

リズムの取り方も、ダイナミクスのつけ方も一段とおしゃれな、お酒を飲みながら目を閉じて浸って聴きたい大人のための一曲です。