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雅楽・神楽の名曲。日本の伝統音楽

日本を代表する雅楽・神楽の中から、スタジオスタッフがおすすめする名曲、人気曲のご紹介です。

日本の伝統を今に伝える珠玉のプレイリストです。

雅楽・神楽の名曲。日本の伝統音楽(1〜20)

伊勢神宮 歌舞「東遊」

東遊(あずまあそび)は雅楽の一種目で、そこで歌われる歌を「東遊歌」と言います。

元は東国地方の歌舞だったが、奈良時代から平安時代にかけて近畿地方でも行われるようになりました。

句頭の打つ笏拍子、篳篥、高麗笛(元は東遊笛)、和琴を用いて演奏します。

舞楽 陪臚斑朗徳

陪臚(ばいろ)は唐楽、平調、中曲、早只八拍子、拍子十二、古楽で舞(舞人4人)もあります。

天平8年に婆羅門僧正と林邑(現在の南ベトナム)の僧の仏哲が、日本に伝えたと言われています。

管絃の合奏では只拍子で演奏しますが、舞楽では夜多羅拍子で演奏します。

管絃 平調「想夫恋」小督局

管絃 平調「想夫恋」 Kangen Hyodyo Sofuren
管絃 平調「想夫恋」小督局

相府蓮(そうふれん)は唐楽、平調、中曲、延八拍子、拍子十、新楽で舞はありません。

相夫恋・想夫憐、相夫憐、相府連とも記述します。

高倉天皇の寵姫である小督局が嵯峨野で箏を弾いていた時の曲だという言い伝えがあり、枕草子の中でも紹介されています。

太食調音取~傾盃楽 急

萬葉雅楽会2012 太食調音取~傾盃楽 急
太食調音取~傾盃楽 急

傾盃酔郷楽(けいばいすいきょうらく)は復元された角調の曲です。

中国甘粛省北西部のオアシス都市敦煌の壁の中から経典が発見され、経典の裏に「傾盃楽」という琵琶譜が記されていました。

中国では雅楽の伝承が絶えてしまっていたので、日本の雅楽を基に復元しました。

「傾盃楽」という同じ曲名の雅楽曲が日本に存在したため傾盃酔郷楽としました。

舞楽蘭陵王 龍笛独奏

【雅楽】舞楽蘭陵王 龍笛独奏.wmv
舞楽蘭陵王 龍笛独奏

蘭陵王(らんりょうおう)は唐楽、壱越調、中曲、破、早八拍子、拍子十六、古楽で舞(舞人1人、走舞)もあります。

番舞は納曾利です。

中国北斉の蘭陵王長恭(らんりょうおうちょうきょう)が恐ろしい面をつけて戦い、周軍を破る姿を舞にしたものと言われています。

太食調 太平楽急 龍笛独奏

太平楽(たいへいらく)は唐楽、太食調、中曲、道行、破、急、新楽で舞(舞人4人、武舞)もあります。

独立した3つの楽曲「朝小子(ちょうごし)」「武昌楽(ぶしょうらく)」「合歓塩(がっかえん)」を組曲にした大規模な舞楽曲です。

朝小子は延四拍子、拍子十二、武昌楽は延八拍子、拍子十二、合歓塩は早四拍子、拍子十六です。